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『なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか』を研究した本、内容が憂鬱
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反応&感想

ななしさん@発達中
昔みた『ミステリアス・スキン』という映画で、主人公の1人が"エイリアンに誘拐された"と主張する子が、謎を紐解いていくと幼少期に性虐待を受けたショックとトラウマによる記憶障害だったヲチだったんだけど展開が衝撃的でしばらく憂鬱になったの思い出した....まさにこれ....
ななしさん@発達中
やっぱり人間、正しいか否かは別に「理由」欲しいんだろうな
ななしさん@発達中
自分の悩みに対する理由や原因がハッキリすれば安心するものだけど、その理由や原因が自分の納得のいく物だと逆に不安になるから、UFO誘拐と断言しつつも、人間にとって未解明で、自分の思ったように形を変えられる物に脳内変換するのか。
自己防衛の一環か。なるほど。
ななしさん@発達中
UFOに誘拐された記憶を語る人々については、昔「何かが空を飛んでいる」という本で読んだことがある。
米国の場合、地元の輪に馴染めず孤立感を抱えていたり、人種差別に遭って抑圧を感じている人が多いという分析だった。要は現実逃避なんだろうけど、妄想解除の難しいケースが多いんだろうね。
ななしさん@発達中
この話新興宗教の信者や霊感商法の被害者に通じる所ある。外では普通に社会人として振る舞っている人が、大真面目に祖先だの前世の業だの口にする。悪霊に憑かれてるのだと言う。大体、あまりにも不公平な人生に対して何か原因を見つけたいんだよね。揺らがない心の支え、不遇な人と話す場所が欲しい。
ななしさん@発達中
この書籍が、なんとなく憂鬱なのは、引き寄せられた先がたまたまUFOだっただけで、それ以外のモノに引き寄せられる可能性も高いよね…な所だよねぇ。
ななしさん@発達中
陰謀論やカルトよりはUFO信じてる方がいいように思えるけど、全部盛りの人もいるだろうからな
ななしさん@発達中
こういうタイプの合理的解決をするのは、別に間違いとは言わないけれど、そもそも

陰謀論の親玉は宗教

であって、いくつもの形式の死生観がしぶとく生き延びているのは、宗教的対応(陰謀論)が人間の生物的仕組みにパッチリ合うから

じゃないかと思うんですね。
ななしさん@発達中
旧統一教会みたいに他人に害をなさなきゃ、コミュニティつくってそういう生き方するのもいいんじゃないかと思ったりする。オタ活に熱狂する俺らと違わんって。
ななしさん@発達中
世界の不条理を許容する為に人は色々と創り出しては信じていたりするから――神とか愛とか狐憑きとか進化論とか――そのひとつにエイリアンがあっても全然おかしくなくて、あとは、程度問題というか「信じつつ、どれ位距離を置くか」だけなんじゃないかなあ。
ななしさん@発達中
情報化社会になり、UFOはいない、宇宙人は妄言扱いの社会にアップデートされたから、どこにも逃げ場を失った人たちが無敵になったり社不になったりという時代が今なのねえ
ななしさん@発達中
ふと思った
旧来の宗教や社会が担っていた人々の緩やかな繋がりが失われて大きな物語に所属する自分が揺らいで
陰謀論、UFO等にはまる人が増えているのだとすれば
いま世界的にオタクが増えてきてるのもその文脈の可能性もあるのかな
ななしさん@発達中
トランスも無縁ではなさそう…
ななしさん@発達中
間違いなく、僕たちにはストーリーが必要だけど、ストーリーがもたらす功罪に世界が定期で押しつぶされそうになってる。
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