「障害の社会モデル」のわかりやすい解説、見つかる
「絶対音感がある人」からすれば「ない人」は五感の重要な機能をひとつ失ってるわけだけど、これが障害者にならないのは、ない人のほうが多く、ない人むけに社会が設計されているからである
— 柞刈湯葉(いすかり・ゆば) (@yubais) March 12, 2024
障害の社会モデル
「障害=バリア」は、社会(モノ、環境、人的環境等) と心身機能の障害があいまってつくりだされているも のであることを、『障害の社会モデル』といいます。
※「障害の社会モデル」に対して、障害は個人の心身 機能の障害によるものであるという考えを「医学 モデル」といいます。
出典:首相官邸HP(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/udsuisin/pdf/kyo02.pdf)
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もし人口の99%に絶対音感があったら、「ドは進め、レは止まれ」のような信号機ができて、音感がない人は「なんでレが出てるのに進むんだ? 危ないだろ!」といった非難をされることになる
— 柞刈湯葉(いすかり・ゆば) (@yubais) March 12, 2024
反応&感想
すっっっっっごく分かりやすい、「障害の社会モデル」の説明。
障害の社会モデルの考え方なんよ〜〜
障害とは、機能の欠損という意味にあらず、それが原因で「この社会で生きてゆくのに困難がある」ということである。
インペアメントとディサビリティの話だ。「能力そのものがない」ことと「その能力がないことによって不適用が起こること」は異なるのよなぁ
健常者って、マジョリティのことなんやな。
障害を説明する素晴らしい例え。
障害は、優劣の問題ではなくて、その特性を持つ人の数の問題。
何でも数の多い側に合わせてできているので、数の少ない側が常に不便を強いられ、「できない人」にされてしまっている。
障害は、優劣の問題ではなくて、その特性を持つ人の数の問題。
何でも数の多い側に合わせてできているので、数の少ない側が常に不便を強いられ、「できない人」にされてしまっている。
音波の波長(音程)の違いが分からなくても障害とは呼ばれないが、光の波長(色)の違いが分からないと色覚障害と呼ばれる。
この違いは一重に社会の設計によるものである。
色覚障害を"色覚多様性"と改訂したのも、この考え方によるのだろう。
この違いは一重に社会の設計によるものである。
色覚障害を"色覚多様性"と改訂したのも、この考え方によるのだろう。
絶対音感が無い人が障害者とされる世界。音楽が言語になっていて、アイドルやバンドが華やかに歌ったり踊ったり演奏したりして社会的地位を確立している。一方、抑圧されていた音感障害者はコンピュータ上で視覚的に音譜を表すことで音感を手にする。DTMが福祉になっている―というようなSFを書けそう
視力検査みたいな感覚で、音量の小ささや高音・低音のどこまでで絶対音感できるのか検査される世界
絶対音感がない人には、音がわかるイヤホンやスマートウォッチがありそうだね
この方の言いたいことは理解した上で、うんちくを披露するのだ。
絶対音感って音の認識の仕方が違うってだけで別にプラスワンの特殊能力って訳ではないのだ。
絶対音感は音を一つ一つの音程で認識しているのだ。みんなが持ってる相対音感は基準となる音に対する音の距離で音の高さを認識してるのだ。
絶対音感って音の認識の仕方が違うってだけで別にプラスワンの特殊能力って訳ではないのだ。
絶対音感は音を一つ一つの音程で認識しているのだ。みんなが持ってる相対音感は基準となる音に対する音の距離で音の高さを認識してるのだ。
だから相対音感が自然とできるカラオケのキー変更が、絶対音感には難しかったり、変に聴こえたりするのだ。絶対音感の方が音楽的に優れているとは必ずしも限らないのだ。お互い一長一短なのだ。
そして相対音感も訓練すれば、絶対音感に近いことができるようになるのだ。
そして相対音感も訓練すれば、絶対音感に近いことができるようになるのだ。
歌や管楽器の人間から見ると、絶対音感保有者はダイレクトには抽象化した意味(音程配列や旋律概形、スケールにマッピングした配列)として聴こえないということなので、むしろ「聴覚的ディスレクシア」とも呼べそうな気がする。
日本語を全部片仮名として聴いているようなもんではなかろうか。
日本語を全部片仮名として聴いているようなもんではなかろうか。
実際、絶対音感がある方が障害みたいなところはある
集中したい時に限って雑音がカタカナの音階で脳内を横切る
集中したい時に限って雑音がカタカナの音階で脳内を横切る
絶対音感は多くの人が区別していない音を区別出来るということだが、逆にいうと多くの人が同じ音と見做している音が違うように聞こえるということなのでは無いか。
絶対色覚がある人にとって信号機の色がどれもバラバラなのが不便なのかも。
つまり、どちらの能力が社会に適しているのかが重要なのか。
絶対色覚がある人にとって信号機の色がどれもバラバラなのが不便なのかも。
つまり、どちらの能力が社会に適しているのかが重要なのか。
ハンディキャップが社会と個人のギャップにあることの喩えだが、絶対音感はむしろ「相対音感の発達の抑制」であるとも考えられるので例としてどうか
…と思ったのだが、「『能力』も『能力の欠如』も社会との相対で決まる、というとこまで含意してるなら確かにそうだ (cf. ウェルズ『盲人国』)
…と思ったのだが、「『能力』も『能力の欠如』も社会との相対で決まる、というとこまで含意してるなら確かにそうだ (cf. ウェルズ『盲人国』)
逆に絶対音感の人ばかりだとカラオケで「キーを変える」という概念が無かったり、半音あげただけで全く別の曲として認識される世界になってただろうな
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コメント一覧
コメント一覧 (228)
おふとん
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その基本的な生活に支障が出てるから障害者なんで
おふとん
がしました
この人たちが多数派だったら障害ではなくそっちが普通になるという話だろうが、そうすると社会が崩壊する
優劣ではないなんて詭弁だよ
群れの全員が歩けなくなったら餓死するだけ
おふとん
がしました
おふとん
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お前がなった時のことを考えているのか?と脅したところで
高齢者の問題と同じく、有限のコストと有限のリソースの使い方や
それは持続可能か否か?実現可能か否か?と言う現実問題を議論しないと意味ないよ
バリアフリー増税、チケット代などのサービス料金上乗せ、労働者の無償奉仕で解決するのか?と言った事や
都道府県に専用バリアフリー都市を作り、そこに優先で済める権利や家賃補助で
まとまって住んでもらうみたいな双方の妥協案でコストを圧縮するとかさ
おふとん
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自分はある曲の最初の音を丸覚えするやりかたで覚えた
Cの音はあの曲の最初の音って感じで覚えるの
おふとん
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おふとん
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効き洩らした終わりだから視覚での判断になるだろう、音による識別は不合理。
音感は音を覚えれば良いだけだから普通の人でも何とでもなる
それほど意味のない能力だしね
おふとん
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それ音楽家以外には不必要なぜんぜん重要な機能じゃないんで
自惚れんなよ
おふとん
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おふとん
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おふとん
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多数派がこの認識を改めない限り多数派と少数派が仲良くなることはない
お前は世の中の役に立ってる訳じゃない
むしろ自分に都合のいいルールに固執して世の中の発展を妨げてる
その自覚を持て
おふとん
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輩やクレーマーはどの集団にも発生するってこと
そしてその一部が集団のイメージを損ない
積み上げてきた物を破壊してしまうと言う悪循環
聖人じゃなければ、その振る舞いをしなければ
生きられない感じの息が詰まる状況から
いろいろな人が居ると言う状態まで積み上げてきていたのに
そそのかされたのか、ストレスからか
あるいはそれらの混合か、やっちまった感
おふとん
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例えに絶対音感とかいう微妙に役に立たない機能を選んだのが失敗
おふとん
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つか絶対音感の意味勘違いしてるし
おふとん
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耳が良くても頭がガイ
おふとん
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目が見える、色がわかる、耳が聞こえる等は普通の人が生まれつき持ってる能力だからそれを前提とした社会デザインが許容されているだけ
おふとん
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おふとん
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「100メートル走るのに12秒もかかるの? 障害者なんだね気の毒に」
みたいな話か
おふとん
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絵が下手なら障害者か?ゲームが下手なら障害者か?そういうレベルの話
おふとん
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雑音の中で会話とか、電話してる時に直接話しかけられたりまともに対応できるわけねーだろ
おふとん
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苦労せずに取得したのね
ただそれだけで何かを得られるものでもない
後付けが必要
どの世界も一緒だよ
おふとん
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そこでは色盲は障害とは思われてないだろうね
おふとん
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大音響で半半音を出す音響兵器が開発されるだろう
おふとん
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こういうくっそしょうもないお人形遊びで過熱するんやろなぁ…(ゲス顔
おふとん
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的ななろう小説見たいな話やね
それ考えると絶対音感の人は理解される人が少なくて孤独だろうな
おふとん
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