【訃報】『鉄の肺』と呼ばれる人工呼吸器の中で70年以上過ごしながら大学を卒業して弁護士になった男性、偉大な生涯に幕を閉じる
Paul Alexander (78) dies after being in an iron lung for 70 years after a Polio infection. pic.twitter.com/sdJCRQaKVa
— Creepy.org (@creepydotorg) March 13, 2024小児麻痺にかかった後、70年以上も「鉄の肺」の中で過ごしてきた米国人男性【訃報】小児麻痺で70年間「鉄の肺」の中で過ごしたポール・アレクサンダーさん死去 78歳https://t.co/vWKLNiMOWT
— ライブドアニュース (@livedoornews) March 14, 2024
6歳の時に小児麻痺にかかり全身が麻痺。人工呼吸器の一種である、鉄の肺の中で過ごしながらも、大学を卒業して弁護士になり、口にペンをくわえて8年にわたって自伝を出版した。 pic.twitter.com/57pOegC2WM
新型コロナの陽性判定を受け、11日に病院にて78歳で息を引き取った
大学を卒業して弁護士になり、自伝を書くなど輝かしい人生を送った
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アレクサンダーさんは1952年、6歳の時に小児麻痺にかかり全身が麻痺した。この年は、米国でポリオウイルスが流行し、6万件を超えるポリオ患者が発生した年だった。呼吸が難しいほど状態が悪化すると、アレクサンダーさんは人工呼吸器の一種である「鉄の肺(iron lung)」に入って治療を受けることになった。この機械は首の下の身体を鉄製容器に入れ、音圧を断続的にかけて肺を膨らませる人工呼吸装置だ。
状態が悪化し、鉄の肺の外では自己呼吸ができなくなったが、少年時代、彼は学業に対する情熱を決してあきらめなかった。口に筆やペンをくわえて絵を描いて文章を書き、鉄製の肺の外にいる時間を少しずつ増やす訓練をし、ついに車椅子に乗って学校に通った。
4~6時間を鉄の肺の外で過ごせるようになった彼は1978年テキサス大学で経済学学士号を、1984年法学学士号を取得し、弁護士試験まで合格した。アレクサンダーさんは麻痺した体を支える特殊車椅子に乗って法廷に出席し、事務室や家では撤廃に入る方式で弁護士活動を続けた。
年を取るにつれて次第に呼吸が苦しくなった彼は、再び鉄の肺に戻った。アレクサンダーさんは口に道具をくわえてキーボードを叩きながら、8年にわたって自伝を出版し、自分の話を伝えた。最近は、TikTokのアカウントを作り、自分の日常を共有したりもした。また、TikTokで「私はもっと多くのことをしたい目標と夢がある」として「小児麻痺とこれから守られない数百万人の子どもについて書きたい」という抱負を明らかにした。
ポリオウイルスに感染した後も不屈の人生を送ってきたアレクサンダーさんは、人生の終わりにまた別のウイルスに直面した。先月末、新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)の陽性判定を受け、病院に緊急搬送され、退院後も飲んだり食べたりするのが困難だったという。結局、アレクサンダーさんは11日、ダラスのある病院で息を引き取った。
アレクサンダーさんの長年の友人ダニエル・スフィンクスさんは「彼は笑うことが好きだった」とし「この世の明るい星の一つだった」とAPに話した。クリストファー・ウルマーさんは「ポールさんは人々に霊感を与え、彼らに偉大な仕事ができるということを知らせることが本当に好きだった」として「彼は周りを伝わるほど活気があり、楽しいエネルギーを持っていた」と話した。
出典:https://news.livedoor.com/article/detail/26042752/
反応&感想
ななしさん@発達中
凄い方でした。ご冥福をお祈りします。
ななしさん@発達中
わーまじか……
たまにこの人の人生紹介する動画とか見てたから驚きだ
たまにこの人の人生紹介する動画とか見てたから驚きだ
ななしさん@発達中
YouTubeで知ったけどこの方亡くなったんだ...
めっちゃ大きいハンディキャップを背負いながらも呼吸法を見出したり弁護士になったりすごかった
めっちゃ大きいハンディキャップを背負いながらも呼吸法を見出したり弁護士になったりすごかった
ななしさん@発達中
この人すごい印象的だった。
昔蔓延したポリオに感染すると呼吸が麻痺してこういう呼吸器に入るらしいね。
現在の人口呼吸器の元になったらしい。
世界には自分には想像も及ばない人生を送っている人がたくさんいるね。安らかに。
昔蔓延したポリオに感染すると呼吸が麻痺してこういう呼吸器に入るらしいね。
現在の人口呼吸器の元になったらしい。
世界には自分には想像も及ばない人生を送っている人がたくさんいるね。安らかに。
ななしさん@発達中
鉄の肺って、チラ見した呼吸器の本では出てくるんだけど、今も本当に使われているんだ…そして、78歳まで生きる人もいるんだ。
ななしさん@発達中
鉄の肺ってのはK2で見たことがあるな…
全身を包んで、周囲の圧力を変えることで肺を動かし酸素吸入とかと同じような作用を与える装置だっけか
全身を包んで、周囲の圧力を変えることで肺を動かし酸素吸入とかと同じような作用を与える装置だっけか
ななしさん@発達中
首から上に接続部を取り付けて気管側の圧力変化で肺に空気を出し入れする現代的な設計のレスピレータが実用化するより前の時代には、首から下全体をこのようなタンクに入れて内圧を変化させ肺に空気を引き込んだり押し出したりすることで、麻痺した横隔膜の動きを肩代わりして呼吸を維持していた。
ななしさん@発達中
ななしさん@発達中
若い時は、起きている間は鉄の肺から出ることはできたんだよね
カエル呼吸という横隔膜を使わない呼吸で空気を送る
睡眠は鉄の肺で寝る
でも晩年は24時間鉄の肺に戻っちゃったみたいだ
カエル呼吸という横隔膜を使わない呼吸で空気を送る
睡眠は鉄の肺で寝る
でも晩年は24時間鉄の肺に戻っちゃったみたいだ
ななしさん@発達中
弁護士って人のため、社会のために働く職業だぞ… この状況で他人のために働くとか
ななしさん@発達中
ポリオの悲惨さを知るとポール氏の姿が如何に希望だったかを理解できる。我々が5体満足であることに日々感謝し、彼が弁護士として社会へ多大な貢献をされた事へ敬意を。心から尊敬しておりました。ご冥福をお祈りします
ななしさん@発達中
こう言うのを見るとフィジカルよりメンタルの方が上位なんだなと思うのよね。
いくらでもやりようがあるのよ、自分も頑張ろう。
いくらでもやりようがあるのよ、自分も頑張ろう。
ななしさん@発達中
きっと旅立たれた先では思いのままに動いておられるのだろう。
ご冥福をお祈りします。
ご冥福をお祈りします。
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コメント一覧
コメント一覧 (5)
ご冥福をお祈りします
おふとん
がしました
それにしても、凄まじいメンタルの方だ。
おふとん
がしました
おふとん
がしました
おふとん
がしました
症状考えたら長生きした方だよね。RIP
おふとん
がしました
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