現代女性の”ライフサイクル”を可視化した図、しんどすぎると話題に…
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出典:エピソードでつかむ生涯発達心理学
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反応&感想

この本を私も持っています。

この図は「女性のライフサイクルと中年期」の章に掲載されています。

女性のライフサイクルの多様性と、どのライフサイクルを選択しても光と影があること、方向選択の岐路には常にアイデンティティに直接関わる問題がはらんでいることが書かれています。
これが1994年っていうのが一番エグい、なんも変わってねえw
1994年のものなのか。
1994年から なんにも変わってない、、、
ツラ、、
30年前の図だから大分違うかも
1994年って書いてありますね。また今は違うかも。
この頃は女性は補助的仕事しかさせてもらえなくて今より生涯賃金少なかったですし、育休もほぼなかった。男性は家事は全くしなかった。
1994年の次に出た2002年『新 女性のためのライフサイクル心理学』では、図は少し変わっているようですが、厳しさは変わらず?

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女性の人生は細かく枝分かれしている

岡本教授の著書『新 女性のためのライフサイクル心理学』(福村出版)に登場する「現代女性のライフサイクルの木」を見てみましょう。これは、女性の人生の分岐を木の枝に見立てたもの。一見するだけで、細かく枝分かれしていることが分かります。
社会に出た女性の生き方は、大きく3つに分けられます。

1.専業主婦型(結婚・出産を機に退職)
2.両立型(結婚・出産をしても仕事を継続)
3.非婚型(結婚しないで仕事を継続)


出産や再就職などを機に、ライフコースはさらに細分化します。この細かい枝分かれの分だけ、女性は「いつ、どの人生を選ぶのか」といった選択を突きつけられています。自分にとってベストな答えは何なのか。複数の選択肢を行ったり来たりしながら考えることになるのです。(中略)

現在のアラサー女性を取り巻く環境は、彼女たちの母親世代のころと比べて、生き方や価値観が多様化し、選択肢も増えています。自由度は高まっている一方で、選択肢が多いからこそのモヤモヤも多いのです。

「女性の多くは、母や妻、仕事人など、さまざまな役割を担い、しかもどの役割にも主体的に関わらなければなりません。ですが、そのたびに葛藤や危機に直面して、必然的に危機対応能力を養っているとも言えるでしょう。いろいろな顔を持つことは、アイデンティティの発達を促進させてくれる可能性が高いのです。ですから、選ばなかった人生を悔やむのではなく、とことんモヤモヤして自分と向き合ってみてください」
出典:https://doda.jp/woman/guide/100moya/001.html
どう見てもDINKSがラクかつメンタルも安定してて1番楽しそうと思ってしまうのは私の個人的な性格と好みの問題なんだろうか
図の上のほうには 介護が待っています
この木わたしの木じゃないな……
パートナーを持つけど婚姻制度のアンチ、反出生主義、踊って楽しく暮らしてる

でも、たくさんの人がこの木のあちこちで身をよじって苦しんでいるのを感じるし、そんな中でできる限り相手を尊重しようとか自分を大事にしようとかしている。手を繋ぎたい
いくらテキストといえども、ここまで「人生の良い面」を省いて羅列するのは危険すぎる。良い事もしんどい事もどっちもあるんやって…
こういうのを『真に受ける』っていうと聞こえが悪いけど、
これが全てだと思っちゃう人がいるとしたら生きることが大変そうだなぁ
情報に右往左往させられてそう
選択にはメリデメが必ずあって、
デメリットが強調された図だから苦悩が待ってるように思うだけ。
選択のメリットを強調した図なら幸福が待ってるように見えるよ。
これ、全部ポジティブに変換したの作りたい

・出産しても働けて自分の世界もてる
・出産しなくても昔と違い自己実現できる場所がたくさんある
・出産したら世界が広がる
・出産しなかったら好きなことをずっと楽しめる
これ94年の図なのね

「結婚延期」「出産延期」って表記が大昔ー!
結婚して子供を持たない(持てない)分岐が事実上無いのも凄い!

「両立型にはかなわない」とか微塵も思わないし、「宙づり感覚」に至っては意味すら分からないので
嫌なことも沢山あるけど、世の中変わってきてるなー!と思えた
これ「女は生きづらい」という意味ではなく、現代女性の大半には、トレードオフ関係にあり両立できない選択肢を吟味し、自分の意思で選択し、その選択の結果を自分で引き受けるアカウンタビリティがない、ということしか意味してないのよね
これだけ単体で見たら怖いんだけど、男性も仕事だけしてればオッケーなわけないし、何より自分が自分の人生の主役なんだから苦労しなきゃね
自分の選んだ人生を後悔しがちなワイ、コレ見て気が軽くなる
どの人生選んでも苦悩が待ってたんだな
なら正々堂々選んだ今の人生を最善にしようではないか
20年前と変わったのは、もはや選択の自由は減ってて、低賃金のため結婚せざるを得ない、働き続けざるを得ない、が増えてて。唯一選べる出産だけは減り続けてるけど。

後20年したら、選択する自由がどれだけ豊かだったかと多くの人に共有されるのではないだろうか。
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