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特殊清掃員、「独身は孤独死が怖い」に回答「結婚しても孤独死します」
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反応&感想

もうそろそろ『孤独死』という言い方を変えられへんかなあと思う。
なんでか知らんけど、こう家族に見守られながら亡くなるとか、
朝になっても起きてこなくて家族が「!」って気づくのとか、
あんな方が珍しかろうというのになあ
結婚してても、独身でも、いつかはおひとり様になるんだって、 独身時代に聞いたこと、いまでも忘れられません。
孤独死と結婚はまったく別ものだと思います。
前にシルベスター・スタローンの息子が薬物中毒で豪邸で孤独死していた、というニュースを聞いたとき、実家が太かろうが家族に囲まれていようが社会的孤立は起こりうるんだな、と思った。
配偶者だからなんとかしてくれる、子供にあれだけ手をかけたから世話してくれる、等は、ただの自分の都合の良い思い込みに過ぎず、誰にでも等しく見捨てられる可能性があることは心に留めておかねば。
これ医療系の仕事してるとマジで実感するんだけどどんなに説明しても信じようとしない既婚者めちゃくちゃ多い。
親の死を連絡しても「適当にそっちで処理しといて」って言う息子や娘の存在も信じてもらえないけどそこそこいる。
孤独死したくないからと好きでもない相手と結婚して、欲しくもないのに子供を作っても孤独死するっていう、皮肉なケースもありえそう。
伯母は成人した子2人+当時小4の孫1人と暮らしてたけど、ひとりで留守番中に心筋梗塞で倒れて亡くなった。
近所の女性もそう、長男夫婦と孫2人と同居してたのに日中ひとりの時に倒れて亡くなった。
家族に見守られて息を引き取るとは限らないし、それができるのは寧ろ恵まれた一握りにすぎないと思う。
「死ぬときはみんな1人」ってのはその通りですが、ここで言われている避けたい孤独死というのは、翌日に家族かヘルパーさんに発見される孤独死ではなくて、
1週間後に腐敗臭で通報されて警察と管理会社に発見される孤独死だけをさしているんじゃないかと思いました。
さらに言えば、ネット言論に浸かっている中年が死後の迷惑を真剣に考えている可能性は低くて、避けたいのは孤独死そのものというより孤独な老後ではないかと思われます。
一人で死んだ後に腐乱して迷惑をかけたくないということが主旨ならば、定期的に連絡を取りあう相手を複数つくることですね。
コミュ障は宅食やヤクルト、牛乳などの配達もいいですよ。
我が家のお隣に住んでいた独居高齢マダムは自宅で倒れて亡くなったんだけど、窓が開きっぱなしな事を不審に思った隣近所がみんなで凸して発見した。死後2-3日だったはず。
そのマダム、こういうことを想定して近所の高齢同士で鍵を預け合ってたんだよね。
マダムも気づくご近所さんもすごいなぁと。
うちの義母も、斜め向かいの独居高齢者の見守りをずっとやっていた。何回か倒れて救急車を呼んだり、入院中は郵便受けの整理をしたり。
最終的に、介護付きのホームに入居して見送った。
今までは、そういうご近所付き合いでなんとかなってきた社会というのはあるんだろうなぁと。
独居高齢者でも、訪看やヘルパーが必要な人ばかりではなく。
生活は自分でできていても、ある日突然パタっと倒れることはあって。
そういう人の見守りというのは、隣近所の善意だけでは成り立たなくなってきているし、そういうつながりを持ちにくいタイプの人の孤独死をどうするのかは社会課題よね。
それこそ、結婚したらいいとか子供をもてばいいとか、そういう単純な自助では孤独死の問題は解決せーへんよって話。
孤独死が問題化してから、みんなの嫌うあの濃いご近所付き合いって意味があるんだなぁ、と感じるこの頃です。
せめて町内会費は払っときましょう、と職場の独り暮らしの人とも話してます。
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