1: ななしさん@発達中 2021/07/10(土) 15:57:25.06 ID:6A6fe5XX9
92歳、同性愛の男性が告白 「ずっと独りで生きてきた」

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長谷忠さん=6月3日、大阪市西成区(撮影・共同通信=武隈周防)

「差別が怖くて周囲に言えず、人と関わらずに独りで生きてきた。ずっとずっと孤独だった」。大阪市西成区に住む詩人の長谷忠さん(92)は90歳になる直前の2018年8月、初めて周囲に自分が同性愛者だと打ち明けた。LGBTなど性的少数者への理解増進を図る法案は6月、東京五輪前の通常国会での審議に期待がかかっていたが、提出見送りになった。だが長谷さんは「誰もが生きやすい差別のない世界に一歩でも進んでほしい」と今後の展開に期待を寄せる。(共同通信=江浜丈裕)

かつて「犯罪」「病気」だった同性愛…無理解が招いた負の歴史

 ▽同性愛は「病気」

 1929年、香川県高松市で、医師の父と看護師見習いだった母の間に生まれた。父には正式な妻がおり、いわゆる非摘出子だった。父と会ったのは記憶にある限り、数回程度しかない。

 小学校低学年の時、男性の先生を好きになった。この頃には「ほかの男の子たちとは違い、自分は男性が好きなのかもしれない」と自分が同性愛者だと感じ始めていたが、当時は「同性愛は病気」として扱われていた時代。しばらくして確信に変わった後も、家族には悩みを打ち明けることができず、ずっと心に秘めて生きてきた。

 高等小学校を経た後は、モールス信号で電報を打つ訓練のための学校に通い、独り満州に渡って通信士や少年軍属として働き、そこで敗戦を迎えた。

 玉音放送を聞いてうなだれたり、泣きだしたりする人がいる中、長谷さんは湧き上がる喜びで打ち震えていた。自身の性格からして、軍隊のように規則でがんじがらめに縛られ、自分で何も決められない生活が大嫌いだった。「やっと自由になれる!これで日本に帰れる!」と思った。

 しかし、日本に戻るまでは苦難の連続だった。満州では中国国民党と共産党による内戦が始まっており、激しい市街戦に遭遇することも。近くで銃声がしたかと思うと、目の前で男性が倒れていたこともあった。「自分も撃たれるのでは」と怖くて、とっさに身を隠し、何時間も身動きすらしなかった記憶。満州にはロシア兵もいて、モールス信号の道具など全てを略奪された。職を失い、食べ物もままならない生活が続き、がりがりに痩せ、いつも下痢ばかりしていた。

 ようやく引き揚げ船に乗ることができ、1946年9月、香川県に戻った。その後は倉庫作業や工場内で氷を運ぶなどのさまざまな肉体労働に従事してきた。同性愛者である自分に自信がなく、周囲に知られるのを恐れていた。仕事仲間との込み入った会話はなるべく避け、恋人はおろか、気を許せる友人もいなかった。

 ▽孤独を癒やした詩や小説

 「自分は同性愛者だ」と堂々と宣言できたのは文学の中だけだった。職場でも、独り暮らしの狭い部屋でも、小学校時代からずっと好きだった詩を、頭の中でぐるぐると考え続けていた。

 投稿がきっかけで詩人としての活動を始め、64年に詩集「母系家族」を出版。2000年には自身の半生を赤裸々に描いた小説「私生子」などこれまで数冊の本も出してきた。詩や小説を考えている間だけは、目の前のつらい現実を忘れることができた。

 だが、それらの活動や告白はペンネームだったからできたこと。現実の世界では、何をするにも殻に閉じこもって生きてきた感覚だ。「自分がいると、普通に暮らしている兄弟姉妹に迷惑がかかる」。いつしか家族とも疎遠になっていた。

 ▽自然にカミングアウトしていた

 89歳になって人生の転機が訪れた。18年8月の暑い夏の日だった。当時住んでいた大阪府東大阪市で、大阪市西成区のボランティア団体「紙芝居劇むすび」の公演を目にした。

 むすびは「人と人とを結ぶこと」を目的に設立され、さまざま事情で孤独に暮らす高齢者同士が助け合いながら活動している。見る者を楽しませるだけでなく、演じる者も、活動を通して生きがいを見いだしていく。

 長谷さんの目には、80歳近い老人たちが試行錯誤しながら役になりきり、物語を進める様子が本当に楽しそうに映り、「自分も参加してみたい」と思い立った。素のままの自分が受け入れられる気がした。

 「私はゲイですが、参加できますか」。紙芝居が終わった後、その場で参加を申し込んだ。これがカミングアウトだということは、後になって会のメンバーに指摘されるまで気付かなかった。…

続きはソース参照

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210710-00000002-yonnana-soci

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8: ななしさん@発達中 2021/07/10(土) 16:01:53.03 ID:Zpslyulz0
昔だったら国が国なら死刑だもんなあ

74: ななしさん@発達中 2021/07/10(土) 16:35:41.62 ID:E9ufUC8V0
九十歳越えのカミングアウト。
なんの得もないだろうに、なにゆえに。
私なんか、すっかり枯れ果ててアイワズゲイ状態だよ。
友達も恋人も性処理相手もいらねーわ。

107: ななしさん@発達中 2021/07/10(土) 16:55:46.26 ID:gn8uX+pw0
わざわざ言うなって言うけど
自分を偽って生きてる人が「本来の」在り方で認めて欲しい気持ちを持つのは理解できるでしょ?

148: ななしさん@発達中 2021/07/10(土) 17:27:28.27 ID:IdttZli+0
時代が遅くて早かったんだな

江戸まで戻れば普通

113: ななしさん@発達中 2021/07/10(土) 16:59:02.28 ID:ASitqy6C0
昔のほうが男色に寛容だったんだよね
この爺さんも、もっと前に生まれていれば…
江戸川乱歩が旧制中学校時代、先輩達に追いかけ回されて辟易したという話を聞いた
同性愛的校風がまかり通っていたらしい

125: ななしさん@発達中 2021/07/10(土) 17:05:28.07 ID:2eDt5I+J0
>>113
この人も折口信夫先生(1887-1953)に弟子入りしたら可愛がってもらえたかもしれん

163: ななしさん@発達中 2021/07/10(土) 17:51:58.09 ID:dT92FHOm0
>>125
折口先生は好みが五月蝿そうじゃね?

165: ななしさん@発達中 2021/07/10(土) 17:57:55.11 ID:Ez/5g9nf0
日本で犯罪だったことは一度も無いだろ

182: ななしさん@発達中 2021/07/10(土) 19:04:57.71 ID:gHQ2wmGX0
>>165
うん、日本で同性愛が犯罪だったたことは一度もないね

明治6年に鶏姦罪というものが出来たんだけど、鶏姦というのは肛門性交の意味ではあるんだけど、
この場合は暴力な意味での犯罪で、事件になったのは「主人が丁稚をレ○プしたので丁稚が金を持って逃げた」とか
「警官が男に酒を飲ませてレ○プしようとした」とか「男が役所の給仕に差し入れなどをして仲良くなったが
男が給仕の尻を掘ろうとした」とか「男が綺麗な顔をした男の子に菓子をやる等して家に呼びいれてレ○プをし
男の子が親に痛みを訴えたので親が事件を届け出た」とか「店を訪れた客を後からいきなり襲おうとした」とか
同性愛罪というよりは肛門性交の「性犯罪」だったりする

そしてこの鶏姦罪は9年後には無くなってしまった

218: ななしさん@発達中 2021/07/11(日) 14:32:25.81 ID:y891UWrg0
ロリコンの男性が告白
“犯罪”、“病気”として扱われ「差別怖く周囲に言えず、ずっと独りで生きている」

216: ななしさん@発達中 2021/07/11(日) 14:28:18.50 ID:mNMqr6iX0
俺が90歳になるまでには小児性愛者も犯罪者・病人扱いされることが
無くなって欲しい。

205: ななしさん@発達中 2021/07/11(日) 08:14:03.08 ID:k+A52C3p0
92歳のおじいちゃんが孤独で可哀想に…
というイメージをつい持ってしまうが、
オカマの大スター東郷健が生きてたら同い年だわ、解散

189: ななしさん@発達中 2021/07/10(土) 19:54:48.21 ID:F9n9X4sF0
三島由紀夫もそうだし
ただ苦労はしたろう

238: ななしさん@発達中 2021/07/11(日) 16:20:40.42 ID:xcfhsezF0
ゲイやレズビアンの人達が豊かに幸せに生きやすくなる日本にしようね

https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1625900245/

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