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どなたかのツイートで

『「小説」が庶民に流行すると、殺人事件が減ったという。
驚くべき事に、小説を読んで初めて「自分以外の人間に感情がある」と知った人間が多く存在したのだ』

と読んだ事がある。
小説・映画・漫画・アニメは100%分かり合えない人類を30%くらいは分かり合えるようにできるのだ。
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大体、100%分かり合えたら別の肉体で別の精神を持って生きてる意味がないんだよ。自分が何者か分からず、他人が何を思うのかも理解できず、世界の仕組みを知る事もなく……そうでないと人生が『冒険』にはならないのだ。(この辺は『神との対話』って本に書かれている。コミック版がオススメ)
引用元
『暴力の人類史』ですね
印刷技術の発達のくだりかな
暴力の人類史 上
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@kkrrmmttssuu @telesco4649 スティーブン・ピンカーの『暴力の人類史』にも同様のことが書かれていました。
@kkrrmmttssuu 情報源忘れましたけれど、
小説ではなく印刷技術が発達or伝播すると殺人や死刑が減るという内容だった気が....
あやふやですみません
@IAIZAWASIAI @kkrrmmttssuu 識字率が上がると革命がおこる、らしいですよ。
なお日本は識字率が元々高いので、革命が起こった事がない。
@kkrrmmttssuu @rum_choco 識字率向上はあらゆる変化の元。
エマニュエル・トッドによれば、識字化によって革命と、あと出産率の低下も起きるそうです。
これわかる。私の場合も他人と自分を理解する事の意味を教えてくれたのが創作物で、10代の自分にとっては一番大切な親友だった。
@kkrrmmttssuu 小説を通して他人になる事で、自分と他人(主人公)の境目が一時的に薄くなるから、現実世界の他人にも自分を投影しやすくなるからかな?と思いました。
「相手を殺す=同時に投影された自分も同じように殺される」想像ができるように、他者目線が得やすくなる効果がある…かもしれない…
小説・映画・漫画・アニメ以外の媒体が存在しないと思ってそうでかなり良い
小説に限らないとは思うけど、やはり想像力を育むという点では小説、というか非映像メディアかな。
これは感覚的にすごくわかる。あらゆるフィクションのうちで、小説が最も一人称の視点に適していると思う。映画でも主観で撮れなくはないけど、その場合も内面性を表現するのは難しそう。
1.自分以外の人間に感情がある事を知らない人間が存在するかどうか
2.小説が庶民に流行して殺人事件が減ったのが事実かどうかを、誰か適切に検証して欲しい。適切に検証する、の意味が分かる人に(とても他力本願)
殺人云々の根拠は曖昧ではないかと思うが、
「他者に内面がある」ことを知るための重要なメディアだと思う。
文芸が廃れた今は他のメディアがその役割をしているが、個人的に注目しているのはVチューバー系、
外面をパスして個人の内面同士を仮想条件のもとでつなぐ方法が成功しているようだ
これ、よく分かる。
普通に生きてると、他の人間が自分と同じように悩み、考え、生きてるってことが分からなくなる。

この広い世界で腐るほど人間がいて、まともに思考して悩んでるのは自分一人なんじゃないかって感じてしまうのは、普通の感覚だと思うな。
高校くらいの時に「自分以外の人間も感情があって、しかもそれは私に見えない」ってことに気づいた…今目の前の人が「うんこしてえ」って思ってるかもしれないけどわかんないんだなって
「自分以外の人間に感情がある」と知る事ができるツイッターおよびSNSの流行が実は殺人事件を減らしてる可能性が微レ存?
だから人間の命が今より軽くて、戦争が頻発したのかなぁ…
会社勤めの頃「人の気持ちが分からないんです」って言う部下に
「私小説を読め、他人の人生を疑似体験しろ」って伝えて、
「人の弱さ、儚さを知るには手始めに松本清張読んどけ」って読ませたら
「人間なんて所詮血と肉の塊ですよ」って斜め上の感想引っさげてきた奴がいたのを思い出した。
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