性自認や性的指向とはまた別の、「異性装」という概念。
男の子がかわいいものを好きなのは、変なことでもなんでもない。
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【作品内での女装の描写について】

僕は男性のファッションも女性のファッションも好きなので、たまにイベントなどで異性装をすることがあります。

また、ヴィジュアル系好きの友だちと仲良くなり、バンドの女形に憧れてロリータブランドにハマっていた時期もありました。
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これはエッセイの中で図説しているように「異性装」もしくは「ドラァグ」であり、ゲイというセクシュアリティとはまた異なった領域の話になります。

しかし女装エピソードを読まれた方から、「ゲイ=女装と誤解されるような話を描かないでほしい!」というご意見をいただいてしまいました。
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そのような誤解を避けたいと思えばこそ、冒頭に図説を入れ、さらにはあとがきで「ゲイ=女装ではない」と念押しもしているのですが、やはりセンシティブなテーマであることを実感しています。
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ただ、このエッセイは作り話をせず、実体験を描くことにこだわっているため、自分の中にある異性装というファクターをカットする選択肢はありえませんでした。

カットするということは、異性装を「恥ずべきもの・隠すべきもの」と判断することであり、多様性を謳うテーマに反するからです。
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もちろん、なんでも許されたい!というわけではありません。社会に生きる以上〝常識〟に折り合いをつける必要性は否めないでしょう。

そうやって心の奥底に封印してきたことは、誰にでもあるはずなのです。このエッセイを通して、そんな気持ちも思い出していただけたら嬉しいと思っています。
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個人の考えをして「ゲイかくあり」という作品にせぬよう、気を配っているつもりなのですが、この件に限らず「主語が大きい」とお叱りを受けることが多々あり、勉強の日々でございます。

より一層の配慮をしていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
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引用元
すごくわかります。
私自身は、服とか趣味とかおおよそ「男の子っぽいもの」が好きですが、性自認は女。
この二つは全く独立だと思います。
分かります分かります。
ᒪGBTQを自称している方の中にも「それただの服の嗜好で性自認とは違うんじゃない?」と思われる方がいました。
服と性別も軽々しく結び付けて欲しくないですね。ファッションは自由なものです。型に嵌めるなんて邪道というもの。お洒落で魅力的であれば何でもアリです。
当方ゲイですが、おっしゃるとおり、女装願望はあまりありませんでした。
昔は女子になりたかったのですが、服装にこだわりがなかったので、男に恋する理由を求めてただけなのかもですね。
LGBTQでもそれ以外でも、「こうだからこう」ってのは当てはまらないことが世の中にはたくさんありますよね。
まあコレは「変身願望」の延長線上の話で、言ったら「コスプレ・着ぐるみ・V系・等」の一部にもあるごく自然な感情だから不思議はない
さらに言うならモンハン等で異性キャラにしたがるのもこれに含まれるだろう。
女子は男装(服だけ)しても問題視されないから一部の男子が悪目立ちするのだろうと思う
女性の男装が最初どれくらい社会的に叩かれたか。
それはいい希望になりますね
いずれ女装も、男装と同じように
ひとつのジャンルとして
確立できるかも
ゲイだろうとなかろうと、メイクやファッションを性別に関係なく誰でも楽しめる世の中になればいいですね。りゅうちぇるが門戸を開いたかな。美しいもの可愛いものを誰もが楽しめるといいな。
本当にそうですね!
実際のところ、メイクやヒールなどを「押し付けられたくない」と考える女性が多くいる一方で、それらをむしろ「特権として楽しみたい」「男性に踏み入って欲しくない」と考える女性も存在し……複雑なテーマですね💦
まさに過渡期に生きている気がします!
ある男性が「女性は着る服が多くて羨ましい」と言う言葉を聞いたことがある
歴史的に男性→女性はあっても女性→男性の例は少ない
よって男性の服のバリエーションは少なくなる
実は男性が女性文化に憧れるのは土佐日記の紀貫之もやったことなんだよね
女がパンツスーツを着た時も相当な社会的軋轢があった末に別におかしくなくて今にいたるんだから、男がフリルやかわいいもの好きでもいいし解放されたらいいのになあとは思います。
似合う似合わないは男女ともに別の話ですもんね(私は女だけれどフリル似合いませんし)
みんなどんな格好をしてもいいから
ゆくゆくはフリルやドレスが「女装」と言われなくなる世界がいい
引用元
あさな君はノンケじゃない! (ピクシブエッセイ)
あさなさくま
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