「助けられ力」を武器にする

転職活動で

「助けられ力があります!職務経歴書上のめっちゃいい売上成績は周りのおかげです!」

と言い切り、役員に「営業だとみんな面接で『プレゼン力が〜』とか似たり寄ったりなのに異色すぎる笑」と採用してもらい、いい感じに転職先でも助けられキャラ歩んでるので、気をつけてること連投してく
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同性と仲良くなる

正直、大人数苦手なので飲み会は苦手でいきません。
朝の挨拶も申し訳程度です(もっと元気よく言いたいなと思いつつしんどいむり)
その中で最初にやったのは「トイレで話しかける」
まず女性から仲良くなった方が絶対にいい
女性というか同性。

服装可愛い髪切った髪型変わった?今日寒いですね、相手が鼻をすすったら風邪ですか?
とにかく仲良くなりたいことが伝わればok

わりと可愛いひとにテンション上がるタイプなのでバンバン思ったこと伝える
ちなみに、髪切ったの「ん?切ってないよ?」と言われても問題ない
相手に話しかけたいことが伝わればいいので、雑でも許される、
というか許されるキャラ作りをする

「え?!あれー?!!」
「切ったの1ヶ月前w」
「うわ、1ヶ月遅れて気づきましたわ〜」

とかで大丈夫

私の場合、メイクの違和感で髪について言及しちゃったりするので、そこは気にせず話しかける回数で勝負
という上記方法も、実は最初話した人に

「転職不安で…新しい職場に早く慣れるために、何したらいいですかね?」
🙆‍♂️

「とにかく社内で話しかけまくれ!」と言われたことを実践しただけ。
正確には、1回目に聞いてアドバイス実行しようとして1週間たって
「こないだの話やってみようとしてるんですけど、話しかけるタイミングなくて無理です😭」と同じ人に聞いたら
🙆‍♂️「最初はトイレでいいんだ!雑談できる人女の人から増やせ!」
といわれ、らじゃー!となった。

先人の知恵まじ偉大

「助言を実行する素直なヤツ」になる

雑談ベースのアドバイスって、そのまま実践しようしても出来ないことが多い。
たぶん、発達ならなおさら。

だからこそ
「やってみてここ上手くいかないんですけど、どうしたら…😭」と2回目に話しかけるの大事。

相手にとっては自分の話をキッチリ実行する素直なヤツ、さらに助けを求めてくるので相手も悪い気はしない。
ベストは
「こう実行したけど、ここが上手くいかないっぽい、次はこう改善したいけどどう思いますか」と言えると尚良し。

このコミュニケーションのなかで「コイツはこういうタイプなんだな」と掴んで貰えるので、次はより精度の高いアドバイスがふってくる

「やる気」は小道具で示す

やってること書いていこうと思ったけど、よく考えたら、

①アドバイスもらう
②実行する
③実行後の報告をする


のそれだけだな。

心の中で(それは私の短期記憶じゃムリです)と思うことも、
じゃあなんか道具使ってやれないかなってやってみて、
それでも出来ないなら無理報告すると相手も考えてくれる
「売上たてられるようになるには、自分の案件パッと言われてパッと答えられるようにならんといけない!」というアドバイスがあったら、

私は不可能なので、会社に100均ホワイトボード持っていって案件書いて置いとくようになった。

それみて無茶なアドバイスした側も、「やろうとはしてるな」と思うはず
短期記憶ないと、「やる気ない」とみられてしまうので「やる気はあるけど忘れん坊だもんね〜」とフォローを受けやすくする、かつ目的を達成するために小道具使うのもアリ
バイブ式ストップウォッチ(バイブなので会社でも使える)買って持っていって「それなに笑」と突っ込まれたり、
「まじで時間管理できないので、パソコン上に常に時計出したいんですけど、なんかソフト知りませんか」と聞いて回ったりしてた
バイブは音が意外と大きくて会社では無理だった。
音が鳴る恐怖でリミット感じようと使ってたら止め忘れてめちゃデカイ音を響き渡らせて笑われたり、ソフトを入れたはいいけど英語表記で操作しきれず放置されてたり、別に上手くいってはない。
だけど、助けられやすくなるし、1ミリずつマシにはなってる
そういう1ミリの努力を周りが知っててくれる(知ってもらえるようにちょこっとアピールもしつつ笑)と、結果は同じ「出来てない」でも1見られ方や、助けられ方がかなり変わってくる

苦手な事は笑いに変えて「イジりアドバイス」を引き出す

個人的には、「ADHDのせいだ」と思うことも「だって出来ないんです」という言い方は絶対にしない
「めっちゃ記憶喪失なんで、出来ないんですよね〜こうメモってるんですけど、どうしてます?」と言う。

メンタル体力いるけど、単に出来ないことを伝えるより、笑いを取りながら伝える
相手も「ものさん記憶喪失だもんね笑リマインドこうやったら?」とニコニコしてくれるので、

苦手なことは笑いに変えて、相手がいじりつつアドバイスしやすい雰囲気づくりを心がけております。。

これは受容がないと難しいけど。

社内の人間の性格を把握し「関係性の素地」を構築する

これはキモいけど、会社の人の性格傾向ノートつけてる📓

なにが好きで、どんなことで喜ぶタイプなのか。
いじりたいのか、いじられたいのか、
生意気な後輩が好きなのか、どうたてられるのが良いのか……

前職の先輩に営業力のためにやれって言われたことがそのまま社内営業力になってる
助けられ力向上には得意なことを「教えて」って聞けばよくって、

そのためには何が得意なのか、
何故それが得意になったのか(何に喜びを感じるのかも含め)知る必要がある


ので、この褒め方は本気で嬉しそうだったな、とかスルーされたな、とかメモっとく
本気で嬉しいときは、しどろもどろで、社交辞令的なことがでてこない。
美人に「美人だね!」といっても「ありがとう😊」としか言われない。
何を相手が大切にしてるのかわかった上で、わかるために、話す。
最近きづいたのは、仕事ができる先輩、立ち位置的には「すごい!」と言われる側だけど、
本来はいじられキャラ寄りなのでは??と偉い人と話してる姿と反応をみて思い、
それまでの素直な賞賛から「よっ!できる男!」みたいな生意気な後輩ムーブしたら大当たりっぽい
相手からも絡んでくるようになった
上記の先輩いじりが出来るのは、
アドバイス→実行→報告のサイクルを週に2.3回は継続中で、
なんなら立場的に私に教えるべき人でもないけど、
やたら聞きまくっていつの間にかOJT状態。
という関係性の素地があるからこそ。

私が相手を尊敬してるのを周りも知ってるのでちょっとの失礼に笑いが起きる

「助言を求める」が失礼にならないためのポイント

そもそもアドバイス求めるの相手が嫌にならないかな…と不安だった

①相手と「聞いてもいい」基準を擦り合わせる

だけでも全然精神的負担ちがう!

あとは

②アドバイス求め方
③時間の取り方


これは一般的な気の遣い方かも。
①相手と「聞いてもいい」基準を擦り合わせる
社内イントラ10分探しても分からなかったら聞いていい、
とか、前職は「なんでもいつでも聞け!(いつでもとは言ってない)」だった
相手が(そんくらい調べろよ…)とうんざりしないように
「調べ方分かってないかもしれないんですけど…」と枕詞いれる
枕詞あると相手から「いやこの調べ方でいいよ」とか
「これも調べられるかも」と言ってくれる
もしくは、聞いたあとに
「今回はこういう流れでしたけど、他の時も同じように調べたらいいですか?誰に聞いた方がいいとかありますか?」
相手に手間を取らせたくない感を伝える
アドバイス求める時は、相手の思考パターンをコピーして、
違う案件の時も「その人ならどう対応するのか」が出来るように考える&質問する
(なんでこの対応って分かったんですか?とか
そうすると、一回のアドバイスで理解する深さが違うし、相手も「自分で考えるの面倒だから聞いてきたんだな」ではなく
「ああ、成長したいのね」と思うし、実際学んだ感がでるので教えがいがある。
それがたとえ社内の事務作業でも。
というかむしろ事務の人はこういうことして負担を減らすように気遣う営業のことは好きなので、「こないだも聞いたのにごめんなさい…!!」って結果ミスしても甘くなる
抜け漏れヤバヤバ大魔王なので、だいたい書類ミスってるんだけど、
社内で怖いと噂のお姉さまも、私は全然キツく言われたことない
それは、指摘の前に自らアドバイスを求めているからなのもあると思う

逆に、別の人に対しての言い方に「え?!この事務さんってこんな冷たいの?!」と驚いたりする
聞いてる側としては分からないことの全体像は把握できないので(分かったら聞く必要ないw)、それが適切な問いなのか分からずびくびくするし、
聞かれる側は(まずは自己対処してよ…)となりがちなので、
その自己対処具合を擦り合わせる
15分調べるなのか、調べ先はどこで単語は何、誰に聞く、など
擦り合わせを繰り返すことで、自分の対処の幅も広がるし、聞かれる側も気持ちよく教えられる(確かにここまで調べても分からないよね〜)とか。
(これ聞いてもいいのかな…)と悩んでる時間ほど無駄なことないので、聞いていいかどうかは相手と調整して同意をとっとくと本当に楽

ノースキルなADHDにとっての貢献とは

助けられ力の根底には、新卒研修で1番心に残った「全体最適」の意識がある。
ノースキルな私が、出来るように、売上あがるようになることが、
会社全体のためであるっていう前提。


ただ、教えてくれる人も人間なので時間とられんのやだよね、じゃあ気持ちよく時間貰おうってとこがスタート
人より当たり前のことが出来なくて(1年目でこんなに遅刻するの有り得ない、と評価表にかかれた)迷惑かけることも多いので「迷惑かけないようにしよう…」
ではなくて「かけた分返そう」にした

迷惑や自分ひとりじゃ何も出来ないこと前提で仕事するのが、
評価や結果に繋がってるのでよかった
すごく為になる。
社内に発達かな?っていう子いて、うまく立ち回れなくて怒られてるけど、その子に見せたい。自分対策の参考になる。
助けられ力という概念、バリバリ働くとかそういう前に個人としての自立にとっても非常にいい概念なんだよな。
「ひとりでなやまない」ってよくあることばだけどマジで重要。
特に自閉症にできない人が多い「努力してる私プレゼン」の具体的な例。
超ためになる。
ただし、ここに書かれていることの意義やエッセンスが読みとれるようになるまで十数年~数十年掛かるのが自閉症だけど。
僕はこういうの苦手だけど、大事な力だとおもう。
回りのリソース使える人が強い
引用元
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