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憧れの存在が活力になるのは本来良いことなんだけど、
今の日本の場合、

長時間労働や厳しい職場環境や低賃金や互いの尊重のなさからくるあらゆる生活の痛みを、「萌え」や「推し」という麻薬で誤魔化し誤魔化しながら生きることをやり過ごす国になってないか……?

という気はする
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合法だし、良いものを真面目に作ってる人も沢山いるし、それを通した交流が人生を救うこともあるという意味ではお酒みたいなものだけど、

「楽しみのため適度に嗜む」を超えて

「ストロングゼロを毎日注入しないと痛みでもう現実を乗り切れない」

みたいなことになってる場合もあるのでそれは心配にはなる
あとはほんのり無宗教な国だから「推し」が宗教的な救いの役割を担ってる側面もあるとは思う。
「神」や「信者」って言葉が多用されるのもそんな文化的背景があるような。

それを支えに心身ともに生活が充実してる人は良いと思うけど、神と自分以外のことを全く見なくなってしまう人も中にはいる。
しんどい時に目の前に救いが現れたら手を伸ばさない方が難しいし、
それを生きる拠り所にする事は全然悪くないけど、
なんというかそういう社会構造の問題もあるのかなという感じがする。

自分の生活や老後の不安が酷くない状態で安心して好きな人にお布施や投資できたらもっと最高だよなと思う。
これだ…日本はまさにこれである…
推しを推すことが、現実から目を逸らせる唯一の息抜きになってる。本当に麻薬だ…
これめっちゃある。仕事の愚痴の後「気分悪いからとりあえず推し!!」って動画見たり絵を見たりしてるし、なんの為に仕事してるのか。「推しの為」ってなってる。
娯楽のために働いてるんじゃなく
働くために娯楽を活用してるのは確かだな
これ、すごく分かる。
職場だけでなく家庭の辛いことからの逃げ場所になってる人が多いかも。
わかりみが深すぎる
少し悪く言うと癌を患ってる中でモルヒネ打ち続けてるような感じ?
強いストレスには強い娯楽、なんだと思ってた。
給与の割には次々と新製品や新しいエンタメを出すし、外国から来た友人も不思議がってた。
黒楯さん辺りは気づいているだろうけど、

結局今のオタクコンテンツは、弱者にとっての「(偽りの)希望」としては程良く機能しているんですよね。

もっとも、それに関するピンハネビジネスで利益を得ている連中には、我々も含めたオタクは「養分」でしかありませんが。
呑まなきゃ、やってらんねえ
吸わなきゃ、やってらんねえ
推さなきゃ、やってらんねえ
せやな~~~(深い溜め息
辛くても耐えて生きる術なんやろなぁ
「依存症社会」(依存的なものが広く薄く瀰漫している社会)

というものをまじめに考えるべきだと思っている。

自分自身は推し的なものがよくわからない人間なのでアイドル等々については何も言えないが。
「推し」や「萌え」について呟いていたタイミングで
ちょうどカレー沢先生の「中年の危機に推しを持てば無用な争いをしなくて済む」というコラムが流れてきて、成程確かにその作用もあるなーと納得しつつ、つまり良い意味でもそうでない意味でも「エネルギーの発散」になりうるんだな、と思った。
他人と無用な争いを起こさないためにエネルギーを発散させるのはとても有効な趣味の活用法で、
同時に、

理不尽に立ち向かったり状況を変える自分にとって有用な戦いのために必要なエネルギーもそちらで解消してしまうといわゆるガス抜きになってしまい本末転倒という。

付き合い方の問題なんだろうな。
不安や痛みや現実を直視しないための依存や逃避、延命療法としての推し方や趣味でなく、時折そこに逃げこんだとしてもそこからヒントや活力をもらって、人生や現実社会を良くしていけるような、ある意味自立した応援の仕方が理想的なんだろうと思う。
この方の一連のツイ、まさに4月からの壊れた私を書いてるようで、泣きそう。

みんな壊れる前に、
きちんとご飯食べて、
お風呂浸かって、
大切な人と話して、
体も心もふくふく幸せにしてくださいね。

健康でいてこそ推せるんだよ。本当に。
引用元
aa それは趣味ではなく「鎮痛」では?と自分でも思う時がある

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