人間は基本的に「男」のことが嫌いである
「女性は全体的にほんのりと男性のことが嫌い」
「なぜなら日常的に性的な『嫌な行為』を多かれ少なかれ経験しているから」
というツイートが数年おきくらいに回ってくるけれど、これは半分正しい。
が、まだちょっと浅い。
より正確に言うと、
男でもデフォルトでは見ず知らずの男を警戒する傾向がある。
「なぜなら日常的に性的な『嫌な行為』を多かれ少なかれ経験しているから」
というツイートが数年おきくらいに回ってくるけれど、これは半分正しい。
が、まだちょっと浅い。
より正確に言うと、
男でもデフォルトでは見ず知らずの男を警戒する傾向がある。
「怒った人の顔を思い浮かべて」と問うと、大抵のヒトはなぜか男の顔を思い浮かべる…という実験がある。
これ以外にも、様々な研究から
「見ず知らずの男には警戒心を抱く傾向がある」
というのが私たちのヒトのデフォルト設定らしいと分かっている。
すごく面白いよね。
これ以外にも、様々な研究から
「見ず知らずの男には警戒心を抱く傾向がある」
というのが私たちのヒトのデフォルト設定らしいと分かっている。
すごく面白いよね。
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ヒトが「見ず知らずの男」に警戒心を抱くのは、私たちの心が進化した数万~数十万年前のアフリカのサバンナでは、それが危険な存在だったからだ。
相手は飢えているかもしれないし、
こちらを縄張りから追い出そうとしているかもしれない。
あなたが女性なら、子供を殺されてレイプされるかもしれない。
相手は飢えているかもしれないし、
こちらを縄張りから追い出そうとしているかもしれない。
あなたが女性なら、子供を殺されてレイプされるかもしれない。
その日初めて会った男と握手を交わして一緒に仕事を始められるのは、
じつはすごい文明的な行動だし、人類が進歩した証なのだ。
ホモ・サピエンスにはざっくり20万年の歴史があり、
現在と同様の認知能力を得たのは3~7万年前だと言われている。
私たちはここまで来た。
そして、私たちはもっと進歩できる。
じつはすごい文明的な行動だし、人類が進歩した証なのだ。
ホモ・サピエンスにはざっくり20万年の歴史があり、
現在と同様の認知能力を得たのは3~7万年前だと言われている。
私たちはここまで来た。
そして、私たちはもっと進歩できる。
生得的なもの=本能を否定する「空白の石板」仮説
「女性が全体的にほんのりと男性が嫌い」
な理由は、経験によるものだけではない。
もちろん経験も無視できない影響を与えているし、それを否定するつもりもない。
そこに「ヒトの生まれ持った性質(human nature)」への理解が加われば、
よりよい世の中へと、より素早くたどり着けるはずだ。
な理由は、経験によるものだけではない。
もちろん経験も無視できない影響を与えているし、それを否定するつもりもない。
そこに「ヒトの生まれ持った性質(human nature)」への理解が加われば、
よりよい世の中へと、より素早くたどり着けるはずだ。
紫式部は偉大な心理学者だ。シェイクスピアもペローもディケンズもユーゴーもそうだ。
現代に至るまで、物語作家は「ヒトの生まれ持った感情」を熟知し、それを使いこなすことでドラマを組み立ててきた。
ところが20世紀の社会学者に言わせると、彼らは偏見を助長してきた悪者ということになってしまう。
現代に至るまで、物語作家は「ヒトの生まれ持った感情」を熟知し、それを使いこなすことでドラマを組み立ててきた。
ところが20世紀の社会学者に言わせると、彼らは偏見を助長してきた悪者ということになってしまう。
なぜなら20世紀の社会学では
「ヒトには生まれ持った感情や行動などない」
「すべての感情や行動は後天的に学習したものである」
というドグマが前提になっていたからだ。
このような人間観を「空白の石板」仮説と呼ぶ。
これは、すごく雑な言い方をすればジョン・ロックの功罪だ。
「ヒトには生まれ持った感情や行動などない」
「すべての感情や行動は後天的に学習したものである」
というドグマが前提になっていたからだ。
このような人間観を「空白の石板」仮説と呼ぶ。
これは、すごく雑な言い方をすればジョン・ロックの功罪だ。
ロックは王権神授説を否定し人民主権を説いた偉大な哲学者だ。
が、論理的な思考力には優れるものの、科学的な視点を持つのは苦手だったようだ。
「ヒトの感情や行動はすべて経験によるもので、生まれつきのものは一切ない」
という、観察できる事実からは明らかに反した考えを世に広めてしまった。
が、論理的な思考力には優れるものの、科学的な視点を持つのは苦手だったようだ。
「ヒトの感情や行動はすべて経験によるもので、生まれつきのものは一切ない」
という、観察できる事実からは明らかに反した考えを世に広めてしまった。
だぶん20世紀の社会学者たちは、怖かったのだ。
ヒトの心に「悪しきもの」「忌まわしいもの」が生まれながらに宿っていると認めてしまうことが、恐ろしかったのだ。
21世紀になった今でも、多くの社会学者・人文学者が、同じ恐怖から逃れられずにいる。
ヒトの心に「悪しきもの」「忌まわしいもの」が生まれながらに宿っていると認めてしまうことが、恐ろしかったのだ。
21世紀になった今でも、多くの社会学者・人文学者が、同じ恐怖から逃れられずにいる。
空白の石板を捨て「本能」を認めよう
「ヒトには生まれつきの感情も行動もない」
「すべては後天的に学習したものである」
という人間観は、進化心理学者からは「標準的社会科学モデル」と名づけられて激しく批判されている。
よりイメージしやすい「空白の石版(タブラ・ラサ)」仮説という呼び名もある。
ヒトの心は白紙だという仮説だ。
「すべては後天的に学習したものである」
という人間観は、進化心理学者からは「標準的社会科学モデル」と名づけられて激しく批判されている。
よりイメージしやすい「空白の石版(タブラ・ラサ)」仮説という呼び名もある。
ヒトの心は白紙だという仮説だ。
「空白の石版」仮説は、端的に言って非科学的だ。
客観的に観察できる事実とは一致しないからだ。
ベテランの保育士なら誰でも、ヒトには生まれつきの個性があることを知っている。
生まれたての赤ん坊でさえ、よく泣く子とそうでない子がいる。
空白の石版は、研究室に閉じこもった学者の机上の空論だ。
客観的に観察できる事実とは一致しないからだ。
ベテランの保育士なら誰でも、ヒトには生まれつきの個性があることを知っている。
生まれたての赤ん坊でさえ、よく泣く子とそうでない子がいる。
空白の石版は、研究室に閉じこもった学者の机上の空論だ。
人文社会学を学んだ人は「ヒトに本能がある」と聞くだけで眉を顰める。
なぜなら「本能」という言葉には、変更不可能で決定論的な響きがあるからだ。
しかし、ヒトは本能的な行動を、
文化によって変えることもできる。
でなければ、満員電車で通勤することも、1日8時間を机の前で過ごすこともできない。
なぜなら「本能」という言葉には、変更不可能で決定論的な響きがあるからだ。
しかし、ヒトは本能的な行動を、
文化によって変えることもできる。
でなければ、満員電車で通勤することも、1日8時間を机の前で過ごすこともできない。
重要なのは、「空白の石版」仮説を捨てることだ。
ヒトには本能があると認めたうえで、
それを文化によって変えられるというヒトの驚異的な能力に目を向けることだ。
生物学は本能までは解明できる。
しかし文化を解明するのは、本来、人文社会学が得意とする分野であるはずだ。
ヒトには本能があると認めたうえで、
それを文化によって変えられるというヒトの驚異的な能力に目を向けることだ。
生物学は本能までは解明できる。
しかし文化を解明するのは、本来、人文社会学が得意とする分野であるはずだ。
たとえば女は全体的にほんのりと男が嫌いなのは、
日常的にセクハラを多かれ少なかれ経験しているからという「だけ」が原因だと考えてしまう。
これはよくない。
なぜなら男側から「そんなの女が我慢すればいいだけじゃん」という反論を許してしまうからだ。
性別を問わず、セクハラは許せるものではない。
日常的にセクハラを多かれ少なかれ経験しているからという「だけ」が原因だと考えてしまう。
これはよくない。
なぜなら男側から「そんなの女が我慢すればいいだけじゃん」という反論を許してしまうからだ。
性別を問わず、セクハラは許せるものではない。
男女を問わず、ヒトには「見知らぬ男に警戒心を抱く」という傾向がある。
この生まれつきの傾向を認めれば、話は変わる。
男は見知らぬ相手に対して警戒心を解く方法を考えなければならず、
そのためには「女にセクハラを働くやつ」を撲滅しなければならない。
セクハラマンが男女共通の敵になるのだ。
この生まれつきの傾向を認めれば、話は変わる。
男は見知らぬ相手に対して警戒心を解く方法を考えなければならず、
そのためには「女にセクハラを働くやつ」を撲滅しなければならない。
セクハラマンが男女共通の敵になるのだ。
この宇宙に善悪はない。
それを決めているのは人間だ。
宇宙の法則である以上、生物の進化にも善悪はない。
そして、進化の過程で私たちが発達させた脳と、そこに宿った心にも善悪はない。
私たちは社会契約に基づいて、それを善悪に振り分けているだけだ。
ヒトの心に善があるように、そこには悪もある。
それを決めているのは人間だ。
宇宙の法則である以上、生物の進化にも善悪はない。
そして、進化の過程で私たちが発達させた脳と、そこに宿った心にも善悪はない。
私たちは社会契約に基づいて、それを善悪に振り分けているだけだ。
ヒトの心に善があるように、そこには悪もある。
「生得的であること」は免罪符にはならない
大切なことは「である」ことと「あるべき」ことを混同しないことだ。
ヒトの心には、生まれ持った悪が「ある」
けれど、だからといって悪である「べき」とは言えない
伝説によれば、サッカーは敵将の首を蹴って遊んだことで生まれたスポーツ「である」。
でも、生首を蹴る「べき」とは言えない。
ヒトの心には、生まれ持った悪が「ある」
けれど、だからといって悪である「べき」とは言えない
伝説によれば、サッカーは敵将の首を蹴って遊んだことで生まれたスポーツ「である」。
でも、生首を蹴る「べき」とは言えない。
コンピューターは弾道ミサイルの起動を計算するために発達したもの「である」。
だからと言って弾道ミサイルを発射す「べき」とは言えない。
ヒトの心がどんな過程を経て進化してきたものであろうと、
その過去を理由に「ヒトはこうあるべき」とは言えない。
生得的であることは免罪符にはならないのだ。
だからと言って弾道ミサイルを発射す「べき」とは言えない。
ヒトの心がどんな過程を経て進化してきたものであろうと、
その過去を理由に「ヒトはこうあるべき」とは言えない。
生得的であることは免罪符にはならないのだ。
したがって、竹内久美子氏の
「チンパンジーでもセクハラをする。セクハラは男の生まれ持った感情だ(だから許される」
という主張は、噴飯もののトンデモである。
生まれ持った欲望であることと
それが社会的に許されるかどうかには何一つ関係がない。
問題のカテゴリーがまったく違う。
お話にならない。
「チンパンジーでもセクハラをする。セクハラは男の生まれ持った感情だ(だから許される」
という主張は、噴飯もののトンデモである。
生まれ持った欲望であることと
それが社会的に許されるかどうかには何一つ関係がない。
問題のカテゴリーがまったく違う。
お話にならない。
女には生まれつき、カネや地位のある男を好む傾向がある。
だからといって、カネや地位ばかりを見て男を対等な個人として見なさないのは褒められた行為ではない。
男には生まれつき、女よりも乱婚的な性的欲望がある。
だからといって、セクハラが許されるわけがない。
当たり前の話だ。アホか。
だからといって、カネや地位ばかりを見て男を対等な個人として見なさないのは褒められた行為ではない。
男には生まれつき、女よりも乱婚的な性的欲望がある。
だからといって、セクハラが許されるわけがない。
当たり前の話だ。アホか。
あまり汚い言葉は使いたくないけれど、
これが「当たり前である」ことが
――つまり、問題のカテゴリーが違うということが――
理解できないとしたら、その人はバカである。
知能指数がどんなに高かろうと、
どれほど専門的知識を持っていようと、
論理的思考能力に致命的な欠陥があるバカだ。
これが「当たり前である」ことが
――つまり、問題のカテゴリーが違うということが――
理解できないとしたら、その人はバカである。
知能指数がどんなに高かろうと、
どれほど専門的知識を持っていようと、
論理的思考能力に致命的な欠陥があるバカだ。
「無防備な女性は痴漢に遭いやすい」ということから
「無防備な女性は痴漢に遭ってもしかたない」とは言えないし、言ってはいけないが、
後者の立場から前者の事実までをも否定してしまうのは間違いってのと似てますね。
「無防備な女性は痴漢に遭ってもしかたない」とは言えないし、言ってはいけないが、
後者の立場から前者の事実までをも否定してしまうのは間違いってのと似てますね。
「生まれつきのもの」を否定する表現規制の誤り
「ヒトには生まれつきの感情も行動もない」
「すべては後天的に学習したものである」
という発想がマズいのは、
「えっちなものをすべて規制すれば男の性欲を無くせる」
「暴力的なコンテンツをなくせば殺人事件を無くせる」
といった誤った結論になってしまうこと。
前提が間違っているから、答えも間違う。
「すべては後天的に学習したものである」
という発想がマズいのは、
「えっちなものをすべて規制すれば男の性欲を無くせる」
「暴力的なコンテンツをなくせば殺人事件を無くせる」
といった誤った結論になってしまうこと。
前提が間違っているから、答えも間違う。
性を「エロい」と思わせないのはある種の精神的破壊行為であり、直接的表現をするならばハッキリ虐待だと思います。
— 籠原スナヲ (@suna_kago) 2018年12月22日
RT
5歳に「エロい」と思わせないために 幼児からの性教育:朝日新聞デジタル https://t.co/YF4VGDIEVy
フィクションに人間の行動を変える力はあるか?
私は「ある」と断言したい。
進化心理学者ピンカーによれば、ヨーロッパでは15世紀半ばに活版印刷が発明されて以来、殺人件数が一貫して減少してきた。
読書によって他人の痛みを理解できるようになったからではないかとピンカーは指摘している。ならば、
私は「ある」と断言したい。
進化心理学者ピンカーによれば、ヨーロッパでは15世紀半ばに活版印刷が発明されて以来、殺人件数が一貫して減少してきた。
読書によって他人の痛みを理解できるようになったからではないかとピンカーは指摘している。ならば、
性的なコンテンツや暴力的なコンテンツを規制すべきだと言えるだろうか?
もちろん、言えない。
科学的に効果が検証されていないからだ。
性的なコンテンツを見せなければヒトの性欲を抑えられるのか。
暴力的なコンテンツを見せなければヒトの暴力性を緩和できるのか。
私は、まったくそうは思えない。
もちろん、言えない。
科学的に効果が検証されていないからだ。
性的なコンテンツを見せなければヒトの性欲を抑えられるのか。
暴力的なコンテンツを見せなければヒトの暴力性を緩和できるのか。
私は、まったくそうは思えない。
14世紀、自国にペストの脅威が迫っていることに気づいたイングランド国王は、
大司教に泣きついた。
祈祷によって病魔を退けようとしたのだ。
要するに表現規制とは、お祈りだけで病気を治そうとするようなものである。
手洗い・うがいも試していないのに。
大司教に泣きついた。
祈祷によって病魔を退けようとしたのだ。
要するに表現規制とは、お祈りだけで病気を治そうとするようなものである。
手洗い・うがいも試していないのに。
表現規制は「武器軟膏」に似ている。
これは近世ヨーロッパで存在した治療法で、武器による傷を「武器に軟膏を塗ることで直す」という方法だった。
驚くべきことに、この治療法は当時の標準的な医療行為よりも効果があった。
武器軟膏で傷を治そうとした兵士は、そうでない兵士よりも生存率が高かった。
これは近世ヨーロッパで存在した治療法で、武器による傷を「武器に軟膏を塗ることで直す」という方法だった。
驚くべきことに、この治療法は当時の標準的な医療行為よりも効果があった。
武器軟膏で傷を治そうとした兵士は、そうでない兵士よりも生存率が高かった。
武器軟膏では、傷口には何の治療行為もしない。
それではなぜ効果があったかというと、当時の標準的な医療行為のほうが致命的だったからだ。
動物のフンを混ぜた没薬を傷口にすり込んだりするのに比べれば、
武器軟膏を使って(つまりは何もせずに)自然の治癒力に頼るほうが生存率は高かったのだ。
それではなぜ効果があったかというと、当時の標準的な医療行為のほうが致命的だったからだ。
動物のフンを混ぜた没薬を傷口にすり込んだりするのに比べれば、
武器軟膏を使って(つまりは何もせずに)自然の治癒力に頼るほうが生存率は高かったのだ。
性的コンテンツや暴力的コンテンツを隠すことで、ヒトの性欲や暴力性が低くなるかもしれない。
効果がほとんど検証されていないのだから、可能性はある。
けれど、それは武器軟膏に頼るのと同じだ。
もしかしたら、もっと効果的な「治療法」があるかもしれないのに、それを発見する道を閉ざしてしまう。
効果がほとんど検証されていないのだから、可能性はある。
けれど、それは武器軟膏に頼るのと同じだ。
もしかしたら、もっと効果的な「治療法」があるかもしれないのに、それを発見する道を閉ざしてしまう。
フィクションには、ヒトの行動を変える力がある。
生きたまま腸を引きずり出すような残虐刑が廃止され、
殺人発生率が低下したのは、読書の効果だとピンカーは言う。
フィクションを上手く使いこなせば、私たちはよりよい社会を実現できる。
それを切断処理するだけでは到達できない社会を創り出せる。
生きたまま腸を引きずり出すような残虐刑が廃止され、
殺人発生率が低下したのは、読書の効果だとピンカーは言う。
フィクションを上手く使いこなせば、私たちはよりよい社会を実現できる。
それを切断処理するだけでは到達できない社会を創り出せる。
必要なことは2つ。
「ヒトの心のメカニズムの解明」と「科学的な効果検証」である。
人類は免疫のメカニズムが理解できたから、ワクチンを使いこなせるようになった。
科学的な実験手法を覚えたから、新薬に効果があるのかどうかを検証できるようになった。
同じことを、フィクションに対してやればいい。
「ヒトの心のメカニズムの解明」と「科学的な効果検証」である。
人類は免疫のメカニズムが理解できたから、ワクチンを使いこなせるようになった。
科学的な実験手法を覚えたから、新薬に効果があるのかどうかを検証できるようになった。
同じことを、フィクションに対してやればいい。
生物学者ドブジャンスキーは
「あらゆる生物学的知識は、進化の視点がなければ意味をなさない」と述べている。
そしてヒトの脳と心も、生物学的な現象である。
心理学は長い遠回りをして、ようやく進化論を取り入れるようになった。
ヒトの心のメカニズムの解明は、やっと入り口に立ったところだ。
「あらゆる生物学的知識は、進化の視点がなければ意味をなさない」と述べている。
そしてヒトの脳と心も、生物学的な現象である。
心理学は長い遠回りをして、ようやく進化論を取り入れるようになった。
ヒトの心のメカニズムの解明は、やっと入り口に立ったところだ。
フィクションがヒトの心に与える影響は、まだほとんど分かっていない。
けれど、
「ただ隠せばいいというものではない」
「それは武器軟膏と同じだ」
と分かる程度には、ヒトの心についての理解は進んだ。
私たちは最初の一歩を踏み出したところだ。
この先の100年が楽しみである。
けれど、
「ただ隠せばいいというものではない」
「それは武器軟膏と同じだ」
と分かる程度には、ヒトの心についての理解は進んだ。
私たちは最初の一歩を踏み出したところだ。
この先の100年が楽しみである。
引用元
1月30日に『会計が動かす世界の歴史』という本が出ます。「高校生でも楽しく読めるお金の歴史。大人も唸るお金の真実」というコンセプトで書きました。Amazonを始め、ネット書店や一般書店ですでに予約開始されているようです。よろしくお願いします!https://t.co/UDZC4Ga6Wo pic.twitter.com/3nT7B5GbHb
— Rootport (@rootport) 2018年12月24日
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・上記に該当しない個性的な書き込みに対する著しい中傷/嫌悪の表明
・その他明確に荒らし目的と判断された行為/ユーザー
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コメント一覧
コメント一覧 (216)
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
男嫌いの本能を凌駕するほどに、後天的に女嫌いを拗らせてしまった
男が本能的に好きな訳ではなく、そっちしか処理方法が無いという逃げの性愛
こういう結論なの?
それともゲイは本能からして人間ではないの?
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
基本的信頼か基本的不信感かの違い。タイトルのような考え方が強い人は不信感が強いから、自分の考えはなるべく解放した方がいいよ。
考えのプライバシーに関してはオープンにすれば、納得して感心してくれる人も現れるからね。子供の頃の「好きor嫌い」が、大人になると「親密になるor敵対する」に発展するから、ネットは元来とは違うものになって、開放的な議論の場になった。
2ちゃんねるの管理人のひろゆきがそれを認めているから仕方ないよね。人間不信の集まりだったりするから、公の場で避けられたり嫌われたりする。
プライベートでネットで知識を公開するのは良いけど、現実世界で人のプライバシーを晒すような空気が読めない人は身内でも差別されるから止めてね。ここを含めてネットははそういう場所だから。実際に思ってることをゲロみたいに吐き散らしたり、知識のゴミを撒き散らしてもも良いんだよ。
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
サルみたいにいつもキーキー喚いてるから間違いではなさそうだなw
おふとん
が
しました
死に隊
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
男の怒る顔の連想だよね?
じゃあマッチョで穏やかな顔の男は?
ホモ最強なの?
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
皆不幸アピール好きだね
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
怒る人入るだろうけど、だってそれもまた事実。
男の方が社会的ステータスが認めやすいのも事実。
そこから淘汰されたもの同士がいがみ合う。
疲れたよ。
おふとん
が
しました
この論の結論の一つは功利主義を是とするってことでええんか?アルマゲドン観て自己犠牲に目覚める奴もいれば痴漢AV観て痴漢に目覚める奴もいる、かもしれない。
どうもメリットデメリットありそうなのがフィクションというものなのだが、デメリットの可能性によりこれを切り捨てるよりメリットを生かしてデメリットを覆そう、ないし多少は目を瞑ろうと言っていると解釈したんやが。
個人的にはお気持ちクレームに対抗するには方向性として功利主義的な主張にならざるを得ないのでは、という感じが最近はしている。
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
もっと状況によってコロコロ変わる
砂漠でさまよってる時に人を見つけたら男だろうが大喜びだ
戦地で味方の兵士を見かければ安心する
女だろうと誰も彼も発達で男と見れば養ってもらおうと飛びついてくる奴らばかりなら警戒する
状況によってコロコロコロコロ変わっていくぞ
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
としか説明できないから説得力がないんだよ
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
結局は争いの象徴だからさ
本能的に愛せないようになってるんだよね
単に女が仕事出来ないから必要とされてるだけで人間的には男であればある程嫌われるんだよ
だからある程度サイコな生き方出来る奴じゃないと男として生きるのは難しいし結果的に犯罪者も格段に多くなってしまうんだね
ただそれでも先天的に弱くて後天的にも甘やかされてる女に社会は絶対支えられないからね
どんなに相其れないと分かってても表面上は仲良くするしかないんだよね
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
なにをもって嫌いなのか?
そもそも男とはなんだ?
その人の見た目か?身体性か?性自認か?
人間とはなんだ?
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
>14世紀、自国にペストの脅威が迫っていることに>気づいたイングランド国王は、
>大司教に泣きついた。
>祈祷によって病魔を退けようとしたのだ。
>要するに表現規制とは、お祈りだけで病気を治そ>うとするようなものである。
ここの部分、要するにが要していない
あと弾道ミサイルとコンピュータの下り
例えの部分が歴史的経緯と行動の対比なのに直前の文「ヒトには生まれつき悪の心がある、だからといって〜」は性質と行動の対比になっている
細かいけどここは「ヒトの心はアフリカの…という状況下で生まれた、だからと言って〜」にした方がいいかと
おふとん
が
しました
ここまで酷い差別が平気でできる女に呆れかえる。
おふとん
が
しました
自然主義的誤謬か
おふとん
が
しました
「女は本質的に愚かで、管理者や指導者はできない」も人間の本質として認めろよな。
おふとん
が
しました
ネグレクトの子供は感情がないとかそういうところから判断しているのか。
おふとん
が
しました
裏切られまくった織田信長とかは、女子供老人まで危険視して殺したけど。
おふとん
が
しました
最近中性的な男性が増えてきたり、中性っぽいとまではいかなくてもすね毛を剃る男性が増えてきたりしたのは女性への憧れというよりも
男性っぽさを消すことによって警戒されないようにっていう無意識の心がけなのかもしれないね
おふとん
が
しました
ストレス溜まってんのか?
おふとん
が
しました
元文だと理性のところは文化になってる
男を嫌うんじゃなく怖がるって書いた方がよりしっくりくるけど
血液濃度や色々な要因で大脳新皮質の働きが弱くて障害が起きてる
多くの発達者はその理性の部分のハードがエラーやスペック不足だから大変だ
おふとん
が
しました
正しいか正しくないか、根拠の是非は置いておくとしてね
今より人権意識が希薄な当時の社会学者が「恐ろしい」という考えを抱くかどうかは疑問だな
この人なら当時の時代背景をもとに論理的に説明できそうなもんだが、恐らく主題から外れるので端折ったのだろうな
ただ、この人の言うことが正しいとして、「だから今の人間達は男が苦手なのがデフォルトである、と等式で表せられる訳では無い」ということは勘違いせず認識せねばならない
本能だからしょうがない、というのは知性の後退でしかないからだ
「我々は進歩できる」と最初の方に著者が言っていたように、現代の知性を持ってその本能とやらと向き合い、解決していく事が知性あるヒトとしての姿であろうよ
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
男だってフェミみたいな女を見ていたら女の事が嫌いになるし、女だって女を嫌ってるケースは多いだろ
おふとん
が
しました
啓蒙主義?
おふとん
が
しました
精子と卵子レベルなら白色からスタートでも不思議じゃないよ
おふとん
が
しました
人に対する猿やカラスの行動を見て、なんかそんなことを思う。
おふとん
が
しました
それが生物としての本能
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
>読書によって他人の痛みを理解できるようになったからではないかとピンカーは指摘している。
いや、それ、
「20世紀半ば過ぎにテレビが普及すると同時に、結核の死者が激減した」
「テレビの電波には結核の治療効果がある」とか言ってるレベルの
単なる擬相関じゃね?
出版文化が広まるくらい成熟した社会では
警察組織や捜査技術も向上し、治安も良くなり、福祉政策も施され
強盗の類や、本能の赴くままにカッと殺傷するようなチンピラが減った、ってだけの話だろ。
おふとん
が
しました
暴力で物事を解決する乱暴な黒人男性を共通の敵にして排除すればその本能は消えるだろうか?
無意味ではないが消えないのが問題なんだけどね
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
必死にそれを否定して環境と教育のせいなんだ!ってことにしたがる傾向があるし
事実を言うと差別だなんだと言論封鎖し始めちゃうからな
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
っていう条件でも、たいていの人は金持ち男とかマッチョ男を思い浮かべるんじゃない?
おふとん
が
しました
しかも代表作の記述なし
ヤンキーより勉強できなくても名乗れる唯一の職業だもんなwww
おふとん
が
しました
おふとん
が
しました
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