『ヒトは「いじめ」をやめられない』(小学館新書)の著者で脳科学者の中野信子氏は、「いじめはヒトという種の脳にプログラミングされた機能であり、なくすことは困難である」と語る。いじめのメカニズム、そしてその回避策を脳科学の観点から聞いた。
──脳科学の観点から分析すると、なぜ「いじめ」はなくならないのでしょうか?
中野:いじめは子どもだけでなく、大人の世界でも、時代や国を問わず存在します。近年進められている研究によってわかってきたことは、いじめという行為は人間が進化の過程で身につけた「機能」なのではないかということです。
人間の肉体は、他の動物と比べ、非常に脆弱です。戦闘的に不利な肉体を持つヒトという種が生き残るための武器として使っていたものは何か、それが「高度な社会脳」を持ち、「集団をつくること」です。つまり、集団で協力行動を推進する機能という形で、社会脳が発達してきたということが示唆されるのです。そして、集団を維持しようという機能が高まることで、集団の邪魔になりそうな人がいた場合、その人に制裁行動を加えて排除しようとする機能も脳に備え付けられたと推測されるのです。
──いじめや制裁行動は、集団を維持し、ヒトという種を残すために脳に組み込まれた機能の一つということですか?
中野:排除行為を行うためには、労力がかかり、リベンジされる危険もあります。本来ならば、極めて非合理的な行動です。さらに、いじめはよくないことだと理性的には理解しているはずです。
しかし、そのリスクに対する恐怖や理性的なブレーキを上回るほど、誰かを攻撃することによる「快感」を感じるように、脳はプログラムされているのです。
実際に、制裁行動が発動する時の脳では、「ドーパミン」が放出され、喜びを感じることがわかっています。これは、制裁行動に快感を与えなければならないほど、人間という種が生き延びるためにも根本的には重要な行動だったということが言えます。
──いじめが起きやすい集団の特徴はありますか?
中野:心理学者の澤田匡人先生の調査によると、「規範意識が高い集団ほどいじめが起きやすい」ということがわかっています。その理由として、脳科学的には、「脳内ホルモン」の影響が考えられます。
誰かと長時間同じ空間に一緒にいることで、「仲間意識」をつくる「オキシトシン」という脳内ホルモンが分泌されます。オキシトシンは愛情ホルモンとも呼ばれ、愛情が親近感を感じさせるホルモンです。
しかしこのオキシトシンが高まりすぎることで、仲間を守ろうという意識が高まり、「邪魔者」を検出し、排除しようという意識も同時に高まってしまうということがわかっています。
こうした側面から考えると、学級のあり方についても議論が必要になるでしょう。学級という狭い空間の中で、「みんな仲よく」「団結しよう」と求めることが、いじめが起きやすい環境につながるということも認識しておくべきだと思います。
──脳科学の観点から、いじめを回避する方法としてどんなことが考えられますか?
中野:対応策としては、人間関係を固定化しない工夫が有効です。例えば子どものいじめなら、習熟度別のクラス分けを増やす、席替えをするなど、人間関係の流動性を高めるという方法が考えられます。
大人の場合は、「この人は自分の敵にはならないだろう」と思わせることも効果があるでしょう。
例えば、「自分は完璧な人間ではありません」ということをアピールする、わかりやすい自分の「負」の部分を相手にさらけ出すのもよいでしょう。
心理学で言う「アンダードッグ効果」と言われるものです。「実家がすごく貧乏な上に苦労して育ったんです」とか「実はおじさんのウケが悪いので、出世はとても望めません」などと、自分だけが得をしているのではないかと相手に疑われがちな部分を相殺できるような自分の負の部分を相手に見せるのもよいでしょう。
──いじめが起きにくい集団の特徴はありますか?
中野:個人の裁量権が小さいところでは、集団の力というのが相対的に大きくなります。常に均質性が高く、仲間意識が強いから起こるのがいじめという現象であることを考えると、個性優先で、みんなが違っている均一性の低い集団では、誰が邪魔者なのかわかりづらい。つまり、一人だけ違うといじめは起こるけれど、みんなが違う状態ではいじめの起こりようがないと想定されます。
“ももいろクローバーZ”という日本のアイドルグループがあります。参考になると思うのは、メンバー5人がそれぞれカラー(個性)を持ち、グループの中での役割が違っているところです。そしてライブでは、メインとなる人が5人の中でどんどん入れ変わり、すべてのメンバーが活躍できる場があるのです。
それぞれの個性はぶつかることなく、すべての人が主役になり、成長できる場面が用意されている。それゆえ、お互いの個性ややり方、考え方を尊重するチームができあがっている。そういう関係においては、いじめは起こりにくくなると考えられます。
いじめは悪い子だけがやるものだ。だから悪い子を正せばなくなるのだと思いがちですが、人間はそもそも理想的な存在ではないということを、まず前提として受け入れなければならないと思います。「いじめ」は人間の機能という可能性をあえて吟味し、いじめについて科学的理解を深めることによって、より有益なアプローチも見いだせるのではないでしょうか。 http://news.livedoor.com/lite/article_detail/13728387/
緑がハブられてると聞いてるんですが…
え?え?え?
確か一人はぶられてたよね?写真やってる子
あれ、軽いいじめだよね?
>>6
一人になってる瞬間をキャプチャしてるだけだぞ
緑は自らハブられに行ってる感じ
まあメンバー全員が一匹狼キャラなら
お互いにいがみ合うくらいで、いじめなんて起きないわな
cocoは、羽田恵理香が
「よく、女の子5人組は2:3に別れるというじゃないですか。
うちは2:2:1だった。1はあたし」
(赤+黄)+(紫+桃):緑
って感じかな現状
>>26
俺のイメージ
赤
+
桃+黄+紫
緑
>>26
赤は誰とも仲いい(緑とは微妙?)けど、一方で孤高な面もある
だからその図式はしっくりとくる
>>1
>それぞれの個性はぶつかることなく
青は追い出されてんじゃん
ぶつかる人を排除した結果の和気藹々なわけで
それがいじめの本質
青はアイドルやりたくなかっただけでももクロが嫌だったわけじゃないだろ
ももクロはもともと、気のいいお調子者娘だけを集めた(残した)というのがあるだろうからな
顔とか歌よりも、陽気で気が回ってノリがいいか 売ろうと思えば普通は前者も重要視するところ
その点あのデブマネージャーの直感はすごい
あと全体に、このユトリ世代の特に女の集団のわずかにいいところは、
サッカーのなでしこやらも、若手女優陣の漏れ聞く付き合い方もそうだが、
無意味にイガミあうよりもとりあえず仲良くやっていこうよ、感が昔よりは高そうなタイプ「も」多そうなところ
高度成長ではなく安定成長期世代らしいというか
ももいろクローバーZ・有安杏果「ハブられ疑惑」の真相とは
http://news.livedoor.com/article/detail/9425029/
同特集では、筑波大学の斎藤環教授による有安の精神分析報告書が掲載されている。そこには、有安が孤立する理由の一端が隠されていた。
まずは、50ほどの質問から性格傾向を分析する「エコグラム」。この結果について斎藤教授と有安はこんなやり取りをしている。
斎藤「びっくりしたのがAが一番高い。これは他のメンバーではありえない結果」
有安「なに、怖い怖い!」
斎藤「Aはアダルト。ものすごい大人っぽいってこと」
有安「ふう! え、どういうことですか?」
斎藤「精神的に成熟してる。以前鑑定したリーダー(註:百田夏菜子)に至っては小学校高学年。小五ぐらいの精神年齢でした」
子どもっぽいメンバーの中で、有安1人だけ精神年齢が高いというわけだ。ふざけてはしゃぐメンバーたちを、有安が1人で遠巻きから眺めているというのも仕方ないことなのかもしれない。
良い例だけじゃわからんから
いじめが起きたグループも挙げて欲しい
社会にとってまとまりの良さは強みだが、あまりにもまとまりが良すぎるのはカルトに通じ弱点になるからな。
日本だけにとらわれないで先進20ヶ国の道徳、価値観、社会的雰囲気を調べた方がいい。
人間が3人以上集まると、派閥が出来る
いじめではなくて仲間割れはよくあることだろう。スマップがいい例だw
仲間割れは悪いこと みたいな発想がおかしいよ。
なぜそこまでまとまる必要があるんだ?
あと、イジメに対しては反撃を許せばいい。
なぜ、我慢ありきでものを語るのか理解できない。
中学で虐めが起こりやすいのは小学校にはなかった上下関係、先輩・後輩の関係が持ち込まれるからか
上級生との関係にストレスを感じるから同級生に圧力を…
後は、中野さんの理論だとハリー・ポッターの寮生活も虐めが起こる可能性が高い
JKローリングは良かれと思って寮ごとの団結を設定しただろうけど
画面からでも学のある緑がハブられてるのが伝わってくるんだが
有安は自分で壁作ってるからイジメとは違うぞ
中野の発言が全て間違いとは思わないけど、
本で読んだことあるような話しかないんだよな
科学者じゃなくて、脳科学読書家が喋ってると思うとしっくり来る
本で読んだことの詰め合わせ
これ、もうちょっと広い視点で語る方がいいな。
日本の社会が真面目で規範意識が強すぎる。
意識が狭くて陰湿で風通しが悪い。
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1507944401/





























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コメント一覧 (26)
主役とか活躍とか、そういうのはありがた迷惑だから勘弁して欲しい。
そら嫌われるわ
確かに友達いないし
現在の我々が人類のほとんどの期間のように飢えや災害や猛獣や命の危険にさらされずに暮らせるのは、発達の発明と、定型の安定した社会運用による
ところがどっこい
これからはは多様性が大事になってくるらしいですよ
もうスクラム組んでイケイケどんどんじゃないのよ
定型さん焦りすぎw
発達障害の能力に嫉妬するしかない定型の時代は終わった
知り合いの鈴木みたいだわ
かのじょらはたんじゅんにかおがわるいし
憧れてたわ
けど良く考えたらあいつら毎週悪役を集団リンチしてるよな
Berryz工房とか7人もいる割にいじめは起こらなかったよな その分子供の頃から喧嘩はめちゃくちゃしてたみたいだが
仲良い感じはする
むしろ秋元康のアイドルグループはわざと
女の子達をぶつからせてネタを作ろうと
している感さえある
力関係が均一なんだろうな
それもあるな 全員すげー気が強いし
あと年長組の清水キャプテンとももちが優秀で(他の五人が優秀じゃないわけではない)下の子達の面倒よく見たり、二人の中でさりげなく役割分担されてたのも大きいんじゃないかな
誰かがいじめをしてしまうDNAを消してくれるといいけど・・・。今の時代なら出来ないことも無さそうだし・・・。
DNAと言えば「アポトーシス」について調べてみ
「いじめ」こそはDNAの本質かもしれないと思えてくる
こういうシステムで、がん細胞は消滅させられてるらしい
こういうしくみが社会と個人に対してもどうしても働く以上、上の先生のような対策は有益だと思う
見るからに頭が悪そうだZ
サッカーやバスケみたいに上手い奴だけがボールを独占する感じにはならないルールのスポーツ。かといって全員が主役をローテーションするわけじゃない。地味で目立たないポジションはあるが重要。役割分担がハッキリしており、全員が自分の役割に専念しないと得点できない。
運動の苦手な子でもチームの一員として自分にできるレベルの役割を担うことができるから楽しめるんだそうだ。
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