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医師としてこれは訂正しておきたいのですが、
「妊娠中のアセトアミノフェン服用はADHDのリスクを2.86倍に増やす」
という報告はありません。

正しくは、
「アセトアミノフェンの臍帯血濃度が高いとADHDの割合が2.86倍多かった」
です。
この2つは似ているようで、全く違います。リプに続く
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例えば、「エナジードリンクを沢山飲んでいる人は死亡率が2.86倍高かった」という報告があるとして、「エナジードリンクを飲むと死亡率が2.86倍になった」と解釈するのは妥当でしょうか?
エナジードリンクを大量に飲むような人は激務にさらされていて、過労のために死亡率が高かったのかもしれない。
このように、AとBに関連があること=「相関関係」と、Aが原因でBが起こる=「因果関係」は決して混同してはいけません。いわゆるニセ医学は、この2つを巧妙にすり替えて忍び寄ってきます。SNSでも医療従事者がパトロールしていますが、くれぐれもご注意を。
引用元
@ShachikuHibiki なるほどなあ
わかりやすいご説明、ありがとうございます

他に読んだ擬似相関の話では、「アイスクリームが最も多く売れる月は、日焼けしている人の割合が多くなる。また、その月はプールでの溺死事故も多い」といった報告があったとしても、日焼けも溺死も原因はアイスではない、と注意したいです
@ShachikuHibiki @aya_mere_et_doc こうなると気になるのは、アセトアミノフェンを服用する以外で臍帯血内にアセトアミノフェン濃度が高まる理由、ですね。
@yuritako @aya_mere_et_doc アセトアミノフェンの内服以外に臍帯血濃度が高まる理由は(他の代謝物も測定しているのでゼロではないものの)考えにくいです。体の中で作られる物質ではありませんので。リプに続く
@yuritako @aya_mere_et_doc ですが、どれだけの量をどれだけの期間飲めばそうなるのかも分からないし、同じだけ飲んでも母親の体質や病気でそうなるのもしれないし、そもそもどうして母親が大量の鎮痛剤を飲んでいたのかもわからない、というのが最大の問題です。ADHDになりやすい遺伝子や環境要素があったのかもしれません。
@ShachikuHibiki @yuritako @aya_mere_et_doc そもそも母集団に偏りのある観察研究で、これに統計的処理を行うべきではなく、本来は世に出るべき研究結果ではないと考えます。Reviewerは何をしていたのかと思います。
@TSK010 @yuritako @aya_mere_et_doc そうですね。数こそ多いですが、素人目に見てもADHDの割合が多すぎて、一般化できる集団でないと感じます。
@ShachikuHibiki @syutoken_sanka ADHDの患者さんは何らかの原因で疼痛に対する感覚が過敏になるということはないのでしょうか?であれば安全に使えるとされるアセトアミノフェンが非ADHD患者より多く服用されているということになるのかもしれません。
@tak53381102 @ShachikuHibiki @syutoken_sanka 痛み閾値が低い可能性はあると思います。頭痛や疼痛性の身体症状が出やすいということかもしれませんよね。あるいは痛みへの不安が強く回避的に症状が出る前に内服する傾向があるということかもしれません。つまりもう少し突っ込んだ行動観察が欲しいところですね。
@commonsage7119 @tak53381102 @syutoken_sanka その通りで、母親側に素因があった可能性は充分ありますね。その辺りが今後解明されるといいですね。
こういうデータには、第3の変数が隠れてる事があるって、どこかで聞いた😄  https://twitter.com/ShachikuHibiki/status/1190928724801142784 
因果関係と相関関係を間違えてる人って意外と多いよね  https://twitter.com/shachikuhibiki/status/1190928724801142784 
アイスの売れ行きが良くなると水難事故による死亡者も増える
所謂疑似相関の可能性を排除してはならない  https://twitter.com/ShachikuHibiki/status/1190928724801142784 
・補足 (中略)↓
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