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積み重ねって大事だなと思った話。

僕の職場では時々「お手伝い」という仕事がある。
自部署はもちろん他の部署の人が開催する会議やイベントのお手伝いである。

要は椅子出ししたり受付したりお茶配ったり。
もちろん自分の仕事とはなんも関係のないこともある。
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1年目の時は、新人だからってこともあって、しょっちゅう頼まれてた。
まぁ、暇な時はいいんだけど、忙しい時は正直やりたくないよね。
自分の時間が奪われるわけだからさ。
でも新人っていうのもあるし、何より、いつもお世話になってる分こういう時役立たないとって思って、誘われたら毎回参加してた。
一年目の時は本当にただのお手伝いとしか思ってなかった。
とりあえず頼まれたことだけ無難にこなす。ただそれだけ。

でも2年目になって、人事異動でいろんな人が出たり入ったりした後で、少し意味合いが変わってきた。
ていうのも、新しく来た人が、当日の様子やレイアウト、椅子の配置や備品管理なんかを、僕に聞いてくるんだよね。

ばるす君は去年参加してたんでしょ?って。

去年の資料とかそりゃ当然あるんだろうけど、それだけじゃ分からない情報もいっぱいあるわけで。
いろんな人から意見を求められた。
そしたら僕も僕で、聞かれたからにはきちんと答えないとと思って、去年の自分の経験を基に色々細かく調べたりしてさ。
そうすると、あ、去年僕がぼんやりとこなしてた仕事はこういう手続を事前に行ってたんだ、とか、てきとーに配ってたお茶はここから買ってたんだとか、新しい気づきがたくさんあった。
そしてそれを踏まえていろんな情報を聞かれる度に答えてたら、とても感謝されるようになった。
時には全く知らない人から声をかけられることもあった。
最近では、狭い範囲でだけだけど、現場監督的な役割を任されることもある。
ただのお手伝いではなく、全体のサポートとして呼ばれるようになった。
僕がただなんとなくこなしてたお手伝いには、実は学ぶことがたくさんあった。
こんなん意味あんのかと思ってたけど、人の役に立つことができた。

ただのお手伝い、いわゆる雑用と大差ないわけだけど、
それによって居場所ができたり、
ちょっとした強みになることも、
どうやらあるらしいと気づいた。
まぁ社会人2年目で何言ってんだって思われそうだし、僕自身もまだまだ至らぬ点が多いし、あんまり偉そうなこと言えないんだけどさ。
でも、コツコツと続けたことがいつのまにか誰かの役に立ったり、今は一見無意味に見えることが、後から急に意味を持ち始めたりすることって、あるんじゃないかな。
スティーブジョブスだっけ?
点と点がある日急に線で繋がるとか言ってたの。
聞いた時に理解はしたけど実感はしてなかった。
でも最近になってようやくそれを身をもって感じることができた。
そこで冒頭に戻るわけだけど、本当に、積み重ねって大事だと思った。
もちろん100パーセント成果が伴うわけじゃないよ。
世の中そんな甘くできてないし、努力すればなんでも叶うみたいな精神僕は大っ嫌いだし。
でも今すぐじゃなくても、そして本来の目的とは違うかもしれないけど、思わぬところで役に立つこともある、ってこと今回の件から学んだ。
それから、最後にほんのちょっと補足すると、
っていうかこれもものすごく大事なことだけど、
僕がこうした経験を積めたのは、僕にいろんなことを頼んでくれた先輩や上司がいたこと、そして、そういった人に囲まれた環境があったからだと思う。そこは本当に感謝している。
高校生で未診断だった頃、初めて挑戦したバイトで無能というあだ名をつけられた経験のある僕は知っている。
仕事を頼まれるというのはとってもありがたいことなんだよ。
本当に見捨てられたら放置だもの。
そして人前にはまず立たせない。新人には接触させない。新しい仕事を延々に任されない。
でもそれを知ってるからこそ、いろんな経験を積ませてもらえたことを、本当にありがたく思う。
そして学んだことを、他の人のために役立てたいと思うし、
今は新人さんの教育係も務めているので、新人さんにもいろんな経験を積ませてあげたいと思う。
多分、組織ってそうやってまわってくんだと思う。
まぁこんな偉そうなこと言ってるけど、
本当に僕自身はなんてことのない発達持ちなので、
人間関係や職場環境によってはまたただのポンコツに成り下がったり、
二次障害を発症させたり、そういう危険はいつでもある。

今はただ恵まれてるだけ。
その気持ちだけは忘れずに、今後も積み重ねを大事する。以上。
引用元