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今朝、武蔵小杉の駅で物乞いしている男性がいた。
私の父より若いくらい。

正座して下向いて、じゃがりこの空きカップを前において。
一度通り過ぎて気持ちが耐えられなくて500円玉握りしめて戻ったら、
同じように若い男の人がお金を入れていた。

日本はやばいと思う。本当に。
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俺の通勤路でもいらっしゃいます。大丈夫かなっていつも心配で。
全国住みたい街ベスト7に入るタワーマンションだらけの川崎の新都市武蔵小杉
シン・ゴジラの舞台にもなって有名になってるけど、
すぐ近くの多摩川河川敷にはホームレス生活している人も多い格差激しい街。
この程度で驚くようでは
新宿に来たら世界が滅びると思うはず。
武蔵小杉は神奈川県だったと思うけど、
東京でも、千葉でも公園などのごみ箱で残った食べ物
(だと思う)を探している人、何度も見かけている。

外国人に話すと「日本で?冗談でしょう?」と
言われるけど、もう日本は変わってしまったんですよ。
着飾っているだけなんですよ。
じゃがりこ、っていうのがリアルだなあ。
ホームレスは場所も、スキルもいる。
突然、路上生活になった人なのだろうか。
20年位前の話。川崎駅の切符売り場で100円ちょうだいしてるホームレスがいて毎日100円あげてた。ある日1000円あげようとしたら100円でいいって言われた。まあ昔からいるよね。
昔は手足が欠けたモノゴイの人や幼い子のモノゴイが大勢いたと祖母から聞きました。

また 貧しい時代に逆戻りしてるのかもしれませんね…
これ、何がヤバいと思ってんのかわからん。
日本のホームレスは自分で稼いで物乞いはしないし、実数も少ない。
少し調べて見たほうがいい。

実感は大事だけど、その小さな視野で日本を語ると騙される。
日本の経済が低迷し続けていてヤバいことは否定しませんが、ニューヨークにもロンドンにもパリにも日本の首都圏よりも多くの物乞いがいますよ。
リプ欄に、こんな国では明日は我が身!って人が結構いるんだけど、一体どんな生活してんの?って思う。良い大人が急な怪我や病気や失職ですぐに物乞いになるような人生計画って、その方がヤバくない?
むしろこんなに人口いてロクに物乞いを見かけない日本って凄いと思うけどね。
日本って貧困だとしても生きていける世の中。
月曜〜日曜まで炊き出しやってるし、綺麗な飲み水はどこの公園でも飲めるし。
「貧困=死」って世界とはかけ離れてる。

この人は何と比べて、何がやばいと言ってるんだろう、、。
(ほらすぐ海外と比べたがる〜って意見があるの承知済み。)
物乞いが普段見ないのはそれが「違法」だからですよ
物乞いをしなければならない人がいたら、生活保護などの手続きを然るべき立場の者がしなければならないはずですが、実際には為されていないので、要するに違憲状態ですね。

言ってしまえば、公僕による犯罪です。
パリやヘルシンキで、頭を地面に下げながら、器を掲げてひたすら待っている人がいましたが、それを思い出しました。
また、バス停や駅では、小銭をくれという人もいました。他国の状況は正直わかりませんが、
日本の場合、労働が出来なくなると公的扶助が薄いので、ホントにやばいですね。
すぐに追い出されたでしょうね。
日本で物乞い見ないのは 排除されているからです。
乞食行為は、軽犯罪法や多くの自治体の条例によって禁止されています。児童福祉法は、児童に乞食行為をさせることを禁止しています。
貧困対策は特になく追い出すだけの国なんですよ
ホームレス排除のための座りづらいベンチ急増中ですよね。
しかしそもそも座らせないベンチって
何なんだ?
それでいて、生活保護は受けたくない、とか言うんだよね。
本当に困っているなら然るべく所に行けば支援が受けられるはずなのに。
こういうことを言うとバッシング受けるかも。

路上生活者自立支援法が出来たのは、隅田川両岸、新宿にブルーテントが並んだから。
アメリカを見習い自立支援センターが出来た。

しかし、最近、自立支援センターの入所者は減っている。
日払い仕事に就きネカフェに泊まる見えない貧困が増えたから
(続
かつてのブルーテントの住民の多くは生活保護受給している。
私の勤務する都内ターミナル駅にある福祉事務所は連日、全国から不定者、出所者が集まってくる。
「住所、仕事、金」の3無しの人は要保護状態として保護申請の権利があることを説明する。
しかしながら、スポーツ新聞に掲載されている貧困ビジネスの広告に騙されてはいけないよ。
公的機関で嫌なあしらわれ方されたら冷静になって「生活保護申請の権利がある」と伝えること。
「気の毒な人」と心揺さぶられる気持ちは分かる。
しかし、したたかな不定者は沢山いる。制度を知り尽くしている人も。路上生活はそれがなければ続けられない。
貧困の国で生きる者が障害者の乞食になり同情を買うが実は違う、とか。
これも非難されることではなく、生きていく術を持ち合わせなければ生きられない、ってこと。
炊き出しに並ぶ人の多くが生活保護受けている、って言うのもよくある話。

山谷の越年時には、数回しか使っていないマットや布団が多くゴミに出される。
恒例行事の運動団体が数日間、公園で寝る越年闘争やるんだけど、生活保護受給者も多く参加してる。終われば布団はゴミになる。
法的にとか甘やかすだけとかいろんな意見があるけど、
こうした人を見たときにどんな気持ちでそうしてるのか、
その人がこんな状態になるまでにどんな人生を生きてきたのか、

勝手な判断をせずに想像したり痛みを感じられる感性が個人やこの社会にあるかどうか、問われてる気がする。
引用元
ハウジングファースト 住まいからはじまる支援の可能性
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