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日航機事故の検視を記した『墜落遺体』で、
精神的・肉体的に極限の環境下で不眠不休の作業にあたると人間はどうなるか、
というのが生々しく記されていたけれど。

・1桁の計算を間違える
・嫁や子供の名前が出てこない
・普段通ってる道を逆向きに走る

絶句という他なかった。
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引用元
この本、自分も読みました。
遺体の状況の凄まじさは直接的な写真や絵は一枚も無いのに、辛くなるくらい伝わってきましたし、命がけで働く医療関係者、警察関係者の姿に心揺さぶられました。
「手がないとあの世でご飯がたべられないでしよ」と手の発見にこだわった遺族がいたっていうのはこの本かな。一度読んで、もう読み返せなかった。
眼玉が3つある遺体があった。
調べてみたら人の頭に人がめり込んでいて3つに見えた。
とか
必ず帰してあげるからねと毎晩子供の遺体に話しかけたとか壮絶な話が色々詰まっておりました。
本当に墜落遺体は名著だと思います。
人間が極限化でどうなるのかが事細かに書いてあり、又あの時現場はどう頑張ったのかがとてもよくわかります…。
うちの会社の業界も、このツイートみたいに人間を人間じゃ無くす時がある。
日航機事故等ではありませんが、私も以前の職場で精神的・肉体的に極限の環境下で不眠不休の作業に当っていましたが、その状況が更に数カ月続くと
・全身の皮膚の異常(湿疹や乾燥など)
・理由もなく鼻血が常に出る
・感覚過敏等の神経症
・毛髪の抜け落ちによる薄毛

等なども出て来ます。
極限を超えた仕事は引き受けてはいけないし、引き受けるならそれなりの報酬を受け取れる事を会社やクライアントと事前に打ち合わせましょう。
たかだか月収20万円ぽっちで大切な自分の命を危険に晒してはいけません。
もし貴方の近くにブラック企業で働く友人が居たら、死ぬ前に止めてあげて下さい。
ブラック労働がいかにミスを誘発するかという話でもあるなあ……。
連勤続きのクリエイティブ職もだいたいこんな感じだわ
不眠不休とまでは行きませんが、開発佳境納品直前にサーバのOSの起動に必要なファイルを消したことがあります。
チームメンバーに自殺相談室の連絡先が書いてある紙を渡されました。
日常的に不眠不休で働いた経験から一言!

一桁の計算→うーん、なんかえっと…

嫁や子供→あいつら…

普段通ってる→ボー…

その時でも動いてる機能がたぶんその人の一番優れた能力。僕は映像記憶能力が高く、言語記憶能力が低いから、絵は出てくるけど、言葉にならなくて困った。
これはマジでそう。
完徹を連続でやると自分が何をしているのかすらわからなくなる。
時刻感覚が完全に狂って明るいのにもう夜かとか考えてる。あと、いつも入れてるスマホとかパソコンのパスワードが分からなくなる。

やっぱり徹夜は良くない……。
固有名詞(氏名)を喪失つてのは必ずあるなぁオーバーメモリーワークのときに。ワークのためのメモリーを確保しようとするんだろうね。
こうした極限状況と比べても…とも思いますが、鬱の時も似たような感じです。
通れると確信してガラスの扉に頭をぶつけるとか、濃い色を好みショッキングピンクのシャツばかり着るとか、計算に異常に時間がかかるとか、本を読んでも文字が全く頭に入らないとか、顔を洗えないとか、何も判断できないとか
わかりみ激しい、睡眠不足の時のポンコツがやばくて、電車でめっちゃ乗り換えミスる、道間違える、いつのまにか通り過ぎてるってことがある。本当に本当に限界なんだとおもう。本当に
全くその気はないのに、駅に入ってくる電車に吸い寄せられるという体験をしたことがあるので、十分ありえることだと思える。
疲れてるときはホームの真ん中を歩く。
そもそも
「1桁の計算は常に間違えるリスクがある」
「親しい人でも名は忘れる」
「勘違いが変な行動を起こすのはままある」

と言うことを忘れてる気が。

単純に追い詰められると「それが顕著化するだけ」だよ。
常にこれを起こすリスクはある、それを前提にしないと、日航機事故と同じ事が別に起こるだけ
心がぶっ壊れるってこの事なんだろうな、、と、凄く感じました。
このツイートをきっかけに、電子版で購入したのが昨日の午前中。
そして今し方読破しました。
これは、これは自分としては初めてのことでした。
活字は大の苦手で、必要に迫られないと読むことはまずありません。
そんな私ですが、もう、止まらず読み切ってしまった。
感想は……うん、出会えて良かった。
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