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自己肯定感と自己有用感は違う

「自己肯定感」と「自己有用感」は似て非なるものなので混同するとややこしいことになる
"内閣府では
「日本の若者の自己肯定感の低さには
自分が役に立たないと感じる自己有用感の低さが関わっている」

と分析している。
若者の自己肯定感、国際比較で最低水準…子ども・若者白書(リセマム) - Yahoo!ニュース
あー、自己肯定感と自己有用感は違うのか。なるほど。
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「自己肯定感」とは何か?
「自己肯定感」とは読んで字のごとく、自分を肯定する感情。「自尊感情」とも呼びます。
反意語は「自己否定感」。
いろいろな自分を認め、ポジティブに捉えられる人を「自己肯定感が高い」と表現します。

「自己有用感」とは何か?
「自己有用感」も読んで字のごとく、自分が有用だと思える感情です。
自分の存在が周りの人に役立っている、貢献していると認識できているときに、この感覚を覚えます。
「自己有用感」が高ければ、周囲への貢献意欲も高まります。感謝の気持ちも芽生えます。

「自己肯定感」と「自己有用感」の違い、それぞれの高め方(Yahoo!ニュース)
自己肯定感って
自己有能感と混同しがち


何かができるから
自分を認めるんじゃない

何かができるようになったから
自分にマルをつけるんじゃない

いまここにいる自分を
ただそのまま受け容れるだけ

できないことがあったって
嫌いなところがあったって
いまここにいていい自分<
自己有用感は低いけど自己肯定感はめちゃくちゃ高い自覚ある。

若者は『自己有用感』を高めた方が良いのか

自己肯定感が低いという自認のあるひとは、
自己肯定感を高めるのではなく、

実績や数字を積み上げて自己有用感(所属集団における貢献度の自認みたいなもの)を高めたほうがいいと思います。

自己肯定感が低くても自己有能感が高ければ人生は格段に楽チンになるから。
幼少期の環境が重要な自己肯定感はそう簡単には上がらないと思うし、
へんに自己肯定感が高いと自己有用感が低くなったときに地獄だから(...)
それに自己有用感は所属する集団のレベルでけっこう簡単にコントロールできるしね。
自己肯定感と自己有用感は相関する項目がけっこう違っている。
自己肯定感(自分への満足)がない人は気落ちするだけなんだけど、自己有用感がない人はそれに加え他人に対して要求するようになりやすい。
以上より、

現在の若者の社会問題を考えるときは「自己肯定感(自分への満足)」よりも「自己有用感」が重要であるといえる。

自己有用感を高めるには「仕事・学業満足度」が重要になってくる。
家庭環境では母親との情緒的交流が重要である。
「自己肯定感」と「自己有用感」の違いは、
それを満たすのに他者が必要かどうかという点が大きく違う。

なので「自己肯定感」は他者を気にしない「誇大型の自己愛」(自己主張、有能、優越)との相関が高く、
「自己有用感」は他者に過敏な「過敏型自己愛」(潜在的特権意識など)との相関が高い。
このグラフをみてのとおり、近年若者の自己愛的脆弱性の高まりと同時に、低下しているのは自己肯定感(自分への満足)よりも自己有用感なんですよね。
相関と合致します。
結局2010年以降の若者の自己愛的脆弱性の解決手段としては
仕事や学業に没入して自分を磨いて
他者からの評価を高めるというのが正攻法かもしれない。
自己有用感があっての自己肯定感だと思う。
恋愛は自己有用感を得る1番手取り早い方法だよ。なんてね。
セックスは承認欲求も自己有用感も満たせるからすごいよな
仕事は自己有用感を簡単に満たせるから変に依存性があって良くない
意図的に距離を取らなければ
人間が生きていくには「自分はそれなりに価値ある存在だ」と実感できることが必要で、
現代人の多くはそれを「仕事」を通じて得る。
「給料==自分の価値」と感じる人も多い。
昔の人はその実感を地縁血縁共同体の中で得ていたが、
その崩壊が進むとともに、仕事に頼らざるを得なくなった
パンがなければケーキみたいなツイートに見えるけど、
わたしは自己肯定感が平均を下回る代わりに自分の所属集団(職場の支店)に対する自己有用感が高くて、
結果、「わたしは無能だけどなんかしらんが仕事はうまくいくな、環境に感謝」って感じな強メンタルで生きれてました。