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本日ゼミで、選挙について若い人たちの見解を虚心坦懐に聞いた。

で、彼らは「よほど悪い状態にならない限り、みんなが平等に悪くなるならそれでよい」と感じているようだ。

どこまで状況が悪くなると動くかというと「戦場に送られそうになったら」みたいな感じだった。

多分もう手遅れ。
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だから、税率がバンバンあがって行っても「どうにかなるっしょ」という態度は変わらないようだ。

むしろ集団とともにある安心感が大事なようで、自分だけが突出して動いて損をすることをものすごく恐れている。

たぶんそれまでの学校での突出した人物が受けた制裁の恐怖を見ているからだろう。
民主主義についてもあまり当てにしておらず、
王政だろうが貴族政だろうが、
とにかく自分たちの現在の「幸福な」生活が維持されるのであれば、とくに気にならない、というような反応があった。

彼らは自分たちがいま「幸福だ」と思っているようで、それは周りの人と同じであることにかかってるようだ。
私のやってることは、民主制を前提としているわけで、その前提が重視されてないとなると、そりゃ、講義内容は試験をパスして単位を取るだけの話になってしまう。
家畜のような位置づけでもいいの? とのある意味挑戦的な問いに対しても、
とくに響くものはないようで、
「飢えてなければ、ときどき贅沢ができれば、それでよい」という清貧の聖者のような達観に至ってる。
それで、現政権については「とにかく今自分たちが何とかやっていけてるから、野党などがよけいなことをして悪いことが起きるよりは今のままがいい」という意味での根強い支持がある。ここまで信頼されているのにはさすがに驚く。
野党については、民主党政権のころの記憶が彼らにはあるらしく、「あれよりはマシだろう」と考えているようだ。
戦場に送られそうになったり、
戦争になりそうになったときに、
反対の声を上げても、もう「やるぜえ」という状況になってて、
相手も攻撃準備をしている段階なんで、
そこで何かを言ってもいかざる得なくなってる、

ということについてはあまり考えてない。
「いやだ」といえば止められると考えてるみたい。
引用元
横並び教育、成功してますね。
若者は戦場に行って初めて、なんでここに居る?ってなるんだろうな。
戦争に送られても
「手当てが付くんですか?残業ありますか?」って
まじめに尋ねる人も出てくるような気がします。
平等にみんな悪くなるなんてなくて、体力のないものがどんどん落ちていく。
そして残っているのは元々恵まれていた者だけで、落ちていく瞬間に、そんなの幻想だったと気づくのだろう。
そうじゃない子もいるんだろうけど、ものすごくすっと入ってきて納得したしなんか脱力感に見舞われた。香港の騒乱を見てもなんとも思わないんだろうか。しょうがないかーって黙って従っちゃうのかなあ。
大学なんて均質性の高い空間だし、生活の実感も乏しかろうし、若いうちはこんなもんじゃないのって気もする。結局のところ問題意識なんて個人的な経験に根ざさなければなかなか育たないものだし。
この問答に彼らは駄目だ彼らは・・・彼らは・・・みたいに他人事みたいに話してる奴らってどんだけ自分棚上げマンなの?そんだけいうなら若者の意識改革のためになんかしろよ

結局同じなんだよ
なんにもしてないのに育つわけないだろ
若い人達の思考をそうさせてしまう、そんな環境を作ってしまった我々の責任だと思います。
私も若い人と話す機会は多いですが特に今回は若い人に投票させようと挑発、煽る人たちが多かったように思えました。
ああいうのは逆効果だと感じました。行かなきゃこうなる、ではなく行けばこういう風に良くなるともっていった方がいいでしょうね。
「オタクも集えば強大な圧力団体になる」のを50万票集めた山田太郎議員が証明してくれました。
無意味では決してないんですよ。
周囲と同じくらいの生活ができれば幸せで、やりたくないことはやらなくても済むという感覚。今のままの生活が続くことが前提ならその気持ちは分かる。

生活水準の低下も戦争の足音も案外少しずつ大きくなってくるので危機感が薄いのかもしれないけど、鳴り響く前に手を打つという危機感は持ってほしい。
にわかに信じがたく認めたくないが、続くツイート含め、この「若い人たち」の気持ちもわかる気がする
多分これって若者に限った話ではないような気がする。大人の多くも当てはまってるんじゃないかな?
この一連のツイートを読んで、「今の若い人ときたら」と考える人も多いのだろうが、
私には少なくとも今の50代以上の人の間でも、
「集団とともにある安心感」や「突出した人物が受けた制裁の恐怖」をよく感じる。(だから構わない、と言っているわけではもちろんない。)
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