20170726093550
何度か似たことを書いていますが、

「約40日後の納期に向けて計画を立てて分野ごとに材料を用意し、定期的に決まった分量の作業をこなして納品する訓練」

という意味で、夏休みの宿題はすごく実践的な学習機会だし、

これをちゃんと履修してこなかった大人はめちゃくちゃたくさんいます。
報酬さえ...報酬さえでていれば...
夏休みのしおりの「保護者の皆さまへ」欄に全文転載したい。
小中学校に出前授業に行って「どういう人が弁護士に向いてますか?」という質問が出た時はいつも「夏休みの宿題を締め切りどおりに出せる人です」と答えることにしています。
夏休みの宿題をどう片づけるか、というのは、その子の将来の仕事のスタイルを相当程度予測しているように思うな、確かに。
生まれて半世紀近くになるけど今でもこれが出来ないので、全く返す言葉もない。
そう、これが出来なかったばかりに結構いい大学出てるのに就活出来ずいい歳して年収300万超えたことない(特に夢を追っていたわけでもない)人間を僕は知ってる
「三つ子の魂百までも」といいますが、「小学生の頃とぜんぜん変わってねぇ…」と実感しながら日々を過ごしているみなさん!(私の場合は、好きなものは自由研究として時間をかけて徹底的にやるが、嫌いなものはずーっと後回しにしてた…)
納期前日に徹夜でこなそうとして、案の定上手くいかず(敵は恐ろしいほどの睡魔)、納期の朝、クライアント(学校)先での打ち合わせ時間(始業式始まる時間)ギリギリまで、心臓バクバクいわせながら、書類作成(妄想日記の作成)してたのは私です!
初日と最終日だけ頑張って、あとは遊んでました。とりあえず納期に間に合いさえすればあとは自由に「計画的に有休を取る」技術が身に付いたと思います。
ただし、宿題自体が「時間内に終わらなかった作業を家に持ち帰って時間外にやる」習慣をつけるためのものなのでやっぱりクソ
内容としては2、3日で終わる課題が多かった(絵日記等は別)ため、納期の40日の大半は遊んでいられた
しかし実社会では納期40日の仕事を2、3日で終わらせたとしても、新たな課題が来るだけである
「夏休みが始まる前に全部片付けちゃってあと遊んでる」っていう子供が、そのままそういう働き方をする大人になりましたが、大人の場合は空いた時間に次の宿題を持ってこられちゃうんだよねー。
それは確かにその通りなんですが、「物事を計画的に進めて期限内に終わらせる」という教育が目的ならば、他のやり方が無いか?と疑問を感じます。

批判するなら対案を、の対案が思いつかないが。
小学生5年にもなると、こんな仕事は弊社では請け負いません!と宿題を拒否してましたわ(-_-;)
 
問題は報酬が無いことなんだよなぁ。
目的を感じさせればその達成が報酬になるのだけれど、それがまた難しい話で。
約束を保護にしつつうまく立ち回る訓練になってしまった
今になって思う。当時はクソだと思ってた読書感想文とか自由研究とかは、必要な力を身に付ける訓練だったんだなぁ、と
仮に小学生の時分にその意義を説かれてと果たして理解出来たかどうかは分からない
耳が痛い。そして私が学んだのは「人間その気になれば大抵のことはなんとかなる」です。
私の火事場のクソ力は、毎度休みの最終日に育まれました。
引用元
ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか
CCCメディアハウス (2016-07-08)
売り上げランキング: 648