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昔 知人のカウンセラーに言われた

「自分を傷つけた相手を憎んでしまうのは人として自然なこと。
その憎しみをガンガン吐き出せる人の方が、風化して立ち直るのが早くなる。
溜め込んでる人の方が、むしろどんどん憎悪が強く濃縮されてしまうので注意しろ」


という言葉は定期的に強く刻み込んでおきたい。
脳の機能上、忘れたい忘れようと思うほど強く記憶に定着してしまうらしいので、
信頼できる人に吐き出すか、
紙にペンで思いっきり感情を書き出して、
書き終わったらビリビリに破くのが良いらしい(備忘録)
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その知人カウンセラーが

「よく失恋などで"早く忘れて立ち直りたい"と言うが、記憶喪失にでもならない限り完全に忘れるのは無理だし、忘れようとすることに囚われ悪循環に陥る。忘れるんじゃなく傷の原因に向き合っても平気になることが立ち直るってこと」

と言っててなるほどと思ったので付け加えとく。
煮詰まってできた原油みないなもんが全身の毛穴から吹き出そうとするのを必死に抑え、代わりに笑顔とバラの香りを振りまきたい気持ちをもちながらも、
他者の思想と観察に恐怖し、
海の底で貝のように黙って過ごすのが美徳だと信じて生きてきました。
自分は怒りや憎しみを煮詰めて保存。定期的に思いだし更に怒って煮詰める長期保存タイプだやばいw
納得。
何でも前向きキレイごとばかりでは心のバランスが取れなくなる。
吐き出すことのできる相手(趣味でもいいのかな?)を作るといいんだろうなー。
憎しみ吐き出しまくる本人は立ち直るだろうけど、吐き出す現場にいた周囲の人間に拡散していった悪意はどこに溜まっていくのかと考えてしまう。
私は吐き出したものを聞いてもらってスッキリするタイプなのですが、「聞かされる身にもなれ」っていう人が多い以上吐き出しづらい世の中なんですよね
ただこれ、吐き出し方を間違うと、自分の周りから人がいなくなるよね。

だから、“吐き出す”ってより“発散”出来るような趣味が大事だよな!
それでブログが修羅場になるのか
クイーンズランド大学の研究で、ヘビメタなどの激しい音楽を聴くとポジティブになってやる気が出たという結果があり、自分の感情に近い曲を聴くと良い効果をもたらすらしい。
つまり、怒りを抑えようと「自分は怒ってない、冷静だ」と抑えるほどストレスは大きくなり集中力も落ちてやる気もなくなる。
よく犯罪の温床が――とスケープゴートにされますが音楽やゲームの存在は大きい
憎しみの発散と同時に自分の存在を肯定してくれるという両面性を持っている
私が触れた作品群にはそのような素晴らしい面がありました
あれから月日が経ちましたが格ゲー、V系、ノベルゲームが好きなのはそれが理由
そういや「憎んでもいいんだ」と意識したら心が軽くなったし
フラッシュバックが起きるたび口に出して「地獄へ落ちろ」と
罵る習慣つけたらフラッシュバックがみるみる減ったなァ
吐き出しても憎しみは溜まるんだけど?w
負の強化ってのがあってやな…
バランスが難しいところじゃ…
極限まで溜め込んでドロドロに濃縮させここぞというタイミングで一気に放出し塵一つ残さず消し飛ばすのがベスト
でもずっと文句言ってると妹とかから「そろそろ忘れろよ」「しつこい」って言われるんだよなあ
忘れたいよ私だって
覚えてるの辛いよ
でも悔しくて忘れられないんだよ
忘れたくなくて文句言ってるのと違うねん…
がんがん吐き出しているが余り立ち直らない。ただ、生きてはいるし動いてもいる。黙って耐えていたらとっくに何かの拍子に自死してる。
これホント。

けど一つ気を付けなきゃいけない事があって、

共通の相手への憎悪を持つ者同士で共感し合った時、憎悪を解消するのではなく増幅させてしまい、本来の被害以上に憎悪が溜まっていく性質の人も結構いる。

だから愚痴の聞き手は相手を知らず「へー」と多少聞き流してくれる人の方が良い。
引用元
身体はトラウマを記録する――脳・心・体のつながりと回復のための手法
べッセル・ヴァン・デア・コーク
紀伊國屋書店
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