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マシュマロ実験という実験があって

小さな子供を部屋に入れて
「マシュマロを1個食べていいよ。でも、もし10分間食べるのを我慢したら2個あげる」
って言って、1個すぐ食べた群と我慢して2個食べた群に分ける

こんな実験をしたんだ

そして追跡調査の結果、後者の子供の方が明確に優秀だった
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ここから、当時の人達は

「忍耐強い子供は将来成功する!子供の忍耐力を鍛えてあげることは有効なのだ!」

という結論を出した

追跡調査で明確な差が出ていたので、これは自然な結論だろう
自分も信じていた

…ところが、最近になってこれが否定された。
マシュマロを2個取った人は裕福な子供が多く
マシュマロを1個取った人は貧しく不安定な家庭の子供が多かった

前者の子供は我慢したら報酬がきちんと渡されると信じていて

後者の子供は「我慢しても報酬の約束は反故にされるかもしれない、だから今食べてしまえ」という合理的な判断で食べた
ここから

「本当に学力に影響があったのは忍耐力ではなく、親の経済力」
「子供達はどちらも十分合理的な判断をしていた」

この新しい結論が出たということなのだ。

もちろん、この説もひとつの角度の見方に過ぎず、またいつか否定されるかもしれない。
それにしても統計とは奥深く面白いものよ…
続きが有ったのは知らなかった〜
マシュマロ実験の経済的、環境的角度からの検証。なるほど。
まさかの交絡因子w
最後まで読んで考えさせられた。

一個すぐに食べた群は忍耐力がないんじゃなかった、彼ら彼女らとしては十分に合理的な判断だったという……
1,2万人の米国人を10代から30年間追跡調査した結果、若い頃悪かった人ほど起業して成功していた(万引き、不登校、薬の密売など)。
しかし彼らの社会的背景を調べると、
①育った家が裕福
②高等教育を受けている
③両親の仲が良い
という条件が備わっていた。

結局は、親の経済力が成功への鍵。
追跡調査の結果ってどこかでみれますか?
マシュマロ実験、実際にテレビで観ましたが続きがあったとは!
現在、偏差値の高い学校に通っている子どもは小さい頃からきめ細やかな教育を受けている子が多く、つまり親の収入状況や学歴等に左右される、という内容と被りますね。
これもまた、因果関係と相関関係の混同みたいな話ですな。
全ての小さな子供はマシュマロが好きという定義が必要な時点で実験として好ましくない。
似たようなモノで
「朝ごはんを毎朝食べる家の子は優秀」

「朝ごはんを毎朝食べることの出来る家の子は優秀」

という風に変わっていった話がありますね。
けど2個目をあげない嘘つき理不尽な目に3回あわせると、圧倒的に一番目の子供が増えるのですね
私も本当に2個目をもらえるのか疑ってかかる派
10分の価値はマシュマロ1個とは釣り合わないので、とっとと食べて遊びに行く。。
沢山待つから後で沢山マシュマロ下さい
これって給料ですよね
本当に貰えるかはその時にならないと分からない…
65才から死ぬまで毎月マシュマロ10個あげる
70才まで我慢したら13個あげる

後者のほうが得だよね?だよね!
育児中頑張ってることはご褒美で嘘つかないこと。約束を守ったら必ず褒美にありつけると思ったら我慢してくれるけど、もし反故にしたら信用がなくなって先々使えなくなる。

この実験、裕福さの他に約束に対しての信頼感もある気がするな。

ちなみに私なら速攻食べちゃう。
数字は嘘をつかないが、数字で嘘をつく
とは誰かが言ってたな…
分析は難しい…
時代の背景も反映しているんかなぁ…
昔は努力は正義、報われるという時代
今は昔以上に格差が大きくなり、夢も希望もない時代
この先はどんな時代になってどんな解析がなされるんやろ
引用元
マシュマロ・テスト――成功する子・しない子 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
ウォルター ミシェル
早川書房
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