人生が進まないとか、
病気で外に出られないような先の見えない時期に
「漁師は漁に出られない時は網を繕う」という言葉に助けられた。

できる仕事をしながら、
興味の赴くまま日々本を読んで、
映画観て、を続けるうちに、
物事をすくい取る自分の網の目が密になった。

そういう時期が自分を作ったと思う。
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30歳のとき仕事辞め、
結果的にひきこもってひたすら256アート(アスキーアートみたいなもの)を描き、
グラフィックデザイナーの方を巻き込んでかっこいい松葉杖のデザイン画を作ってもらったときの一年が、とても大切な糧になってたんだなと、あとになって思う。
ああ、娘はまさに網を繕っている最中なんだな。
繕うことすらできない時間もあったし、これからもまだ少しあるかもしれないけれど、漁に出ていくときもそれほど先のことではない気もしている。
今、出来る事をしてれば良い事。
何もしてないんじゃないもん。
今の大変な世の中でこういうことを若者たちに伝えてほしいです…
似たような言葉があります。
百姓は冬に俵を編む。豪雪地帯、外に出るのもままならない長い冬の時期、翌年秋の収穫米を蓄えるための俵やわらじ、縄などをひたすら作り続ける。古い箴言です。
野田前総理は下野した後、しばらく「今は四股を踏む時」といっておられました。
前に進むことだけが人生でない
感性という網をもっと広く細かくして生きたい
網を編んでいても税金と年金と保険料は取り立てられる。
とてもいい言葉。
だけど、気の赴くままに生きてける経済力がなくて首が締められてる。
とりあえず、税金高ぇ。
生きようとするなら働かなきゃ生きてけないんだなって本当に現実叩きつけられるし、のんびりなんてしてられないから生きるの辞めたくなるんだよね〜
明日も仕事か.......
そう思います。
その通り。私はまだ自己が確立されていない。もっと磨いてもっと自立しなきゃ。今は、、、しかるべき時に備えて、今日も会社で仕事する。
もうすこし後になって今の日々を思い出すとき、空白になるのがこわいなとおもいながらフリーターをやっている こわいまま好きなことをしてるつもりだけれど進んでる気がしなくて三日に一度くじけそうになるから、このツイートに勇気もらったな できる仕事をしよう
ずっとこういう気持ちではいるけど、漁にでれないの3回目だし今回はちと長くなりそう。
長い道のり歩んできた、まだ道半ばだけど。
人生のうちの5年くらい大したことないよ。
今までに病院で暮らしたトータルの期間を数えたら4年以上。その間、病室の白い壁や天井を見ながら、自分って…て一人考え抜いた事は、とても意味のある事だったと思います。
「高く跳ぶためには、一旦屈まなければならない時も有る。」私は、いつもそう考えています。苦難の時も、未来の飛躍に向けて、精神的・物質的基盤を創り出して行く。そういう生き方をして行きたいと思います。
そんな時期を長く過ごしてきて、今、やっと動き出せた。

意味のない日などないのだと思う。
「漁師は漁に出られない時は網を繕う」。。。ええね。
今俺はそういう時期にできているんだろうか。
今日も網を縫っています。
いい話なんだけど、
これでも「なにかしなくてはいけないのか?」と焦ってしまう。
「雨の日の漁師はスナックでカラオケやってる」
くらい気楽にいこう。
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