数年引きこもっていて親に日々ダメ人間認定されていた時、たまたま出産で里帰りしていた幼馴染と半年くらい毎日散歩してた。
その子が私を「今たまたま上手くいっていないだけのマトモな人」として接してくれたから
少しずつ癒されていき、バイトの面接行ってみようかという気になれた。
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これわかるわ…
このすばらしいツイートを再度引用しておきます。
「上手くいっていないだけのマトモな人」
対応の基本指針です。
『今たまたま上手くいっていないだけのマトモな人』
はい復唱。超大事です
前提が、
上手くいっていないだけのマトモな人
これだけで、そう見てくれる人がいるだけで、
人の心が落ち着いて元気が出てくるね
引きこもりだけでなくあらゆる支援に必要な指針だと思います。
毎日散歩出来る友人がいる素晴らしい人生
『働かない二人』という漫画では友達と散歩する場面が頻繁に出てきます。散歩大事
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友達だから出来た支援ですね。
親だと自分の子供が数年引きこもりになったら、なかなか肯定的になるのは難しいんだろうなって思いました。
イイ友達がいて良かった。
あー、これすっごくわかる。
病んでた時、私の友人もそんな感じで大袈裟じゃなく接してくれて助けられた。
母は、この子の人生終わった!あなた資格取りなさい!人生挽回しなさいと息巻いて、逆に現在は落伍者であるかのように思えて生き地獄だった。
母と別居したら回復した。
人の親になった事は、我が子を無条件に全肯定して接する事、つまり我が子=他者を全肯定して接するという訓練を行う機会を親になった事によって頂いたという事だと私は考えている。それ前提で考えるならば、社会には相当数他者を全肯定した上で接する事が出来る人間が居るはずですがそうでない現実ね。
”今たまたま上手くいっていないだけのマトモな人”

20年前のドラマ「ロングバケーション」のセリフを思い出す。

「何をやってもうまくいかないとき、神様がくれた長いお休みだと思ってさ、無理に走らない、焦らない、頑張らない。自然に身をゆだねる。」
日本社会は同調圧力があるし、親もそれに影響されて子供の個性を尊重しないこともあるので、つらい思いをする人が多いのも想像に難くない。
それぞれみんな「まとも」な人のはずであって、私だって一歩間違えてたらひきこもっていたかもしれない。
捻くれた意見になってしまうけど逆もまた然りで
今「たまたま上手く行ってる人」を盲信してるケースが多すぎる
そういう人に否定されたから自分はダメだって思うのは勿体無さすぎる
そう、昨日一緒に飲んだ隣のチームのリーダーもそうだった!
今は出来る人なのだがメンタルで一時期引きこもりだったと本人から聞いた。
人間は誰も強くない。なんかの切っ掛けで倒れるし、ちょっとした切っ掛けで起き上がれる!
「今たまたま」と言うのは結構大事ですよ。
人間は変わるし、周りだって変わる。

私が学校に行けなくなった時
一番助かったのはある先輩が普通に接してくれて学校と全く関係ない話ばかりしてくれた事。

他の先輩や友人は

「何故来ないの?」
「悩みがあるなら話して」
「いつから来るの?」
「来週来るって約束して」

善意と分かってたが私には針の筵だった。
私が心身の不調で仕事を辞めた時一番助かったのは周りが
「これからどうするの」
「いつから仕事するの」
「早く次を」
言わないでいてくれた事。

言われなくても勝手に焦るのだから
言われたら余計に辛くて回復する為のエネルギーも奪われてしまってたと思う。
言わないでいてくれたから
私は自分を信じて休む事に専念出来た。
引きこもりやメンタル不調を、
「ちょっと風邪ひいててさ」、「へー早く戻るといいね」
くらいのスタンスで双方が言える社会へ。

可哀想なメンタル不調の人を救わないと
という誤った認識のエセ健常者が減らない限りこの構図は変わりません。
これ対人対応すべての基本だよね。
子供だって「知識や経験のないだけのマトモな人」だし、
老人だって「あちこち衰えただけのマトモな人」だし、
逆にどんなに社会的に成功してる相手でも「うまくいってるマトモな人」でしょ。
上も下もない。
皆一緒なんだね。
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