精神科医・斎藤環氏「ヤバい支援者に注意」

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では「なぜヤバいか」を説明します。

・親の不安を煽るのみで当事者に寄り添う視点が皆無
・ひきこもり=犯罪者予備軍(モンスター)という認識が自明の前提になっている
・支援が治安維持に役立つというヤバい発想
・社会的排除に対する批判的視点の欠如


 だいたいそんな感じです。
ひきこもりの犯罪を懸念するなら、より切実なのはこちら。ひきこもっている子が、たとえば介護に疲弊して親を殺害し、自死を試みる無理心中未遂は今後続発する可能性があります(すでに複数起きていますが)。

ひきこもり支援と高齢者介護の問題はセットで考えるべきです。
引きこもり?男が家族刺す=自殺か、母と妹重傷-福岡

親御さんが注意すべきこと

ひきこもりの子がいる親御さんに伝えたいこと。

事件報道で不安なのはわかります。

でも、くれぐれもひきこもっているお子さんを追い詰めないでください。

事件をひきあいにだした議論、説得、尋問、いずれも逆効果です。

不安ならばまず地元自治体の「ひきこもり地域支援センター」の相談窓口へ。
「後がない」という意識で悪質な自称支援団体に引っかからないようにしてください。
彼らは親御さんの不安につけこみ、法外な初期費用(100万円以上なら完全に”法外”です)を請求し、数ヶ月預かってから放り出します。
あとに残るのはお子さんのトラウマと親子の断絶だけです。

悪質な支援団体の見分け方

悪質な支援団体の見分け方。

検索で上位に来る。

HPには親向けの文言しか書かれていない。

業界No.1とか意味のない数字の羅列。

「日本経済の損失」とかの中身のない社会評論。

必ず自立させます的な安請け合い。

助けたひきこもり1000人とかの大雑把で誇大な数字。

テカテカのフリー素材をちりばめたHP。
ためしに電話をかけて訊いてみましょう。

「息子が部屋から出てこないんですが、それでも大丈夫でしょうか?」
「大丈夫です。われわれが部屋に入ってとことん説得します」

これでほぼほぼ拉致監禁確定。
まともな業者はどうするかって? 

悪用されるからここには書きません。
引用元