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たとえば、鍋と包丁を買うには2000円必要です。

でも、今晩使えるお金は1食あたり800円です。

それなら、750円の割高のコンビニ食を買い続ける。

貧困が続くと言うのはこう言うことですよ。

割高の出来合いハンバーガーだのピザ買ってるから貧困じゃないとか、そう言う話じゃないんよ。
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途上国では割安のボトルタイプのシャンプーじゃなくて割高の一回分シャンプーが売れる。

これは”例えば”じゃなくて事実。
世界の貧困地域で井戸とかを整備してもそれを解体して部品を売ってしまうのと同じ状態ですね。
今日を生きられなければ明日の心配はできない。
電車の定期券を購入するのに1ヶ月で買い続ける同級生を思い出しました。
これって簡単に言うと、
電車の定期を3ヶ月分買えないから1ヶ月分買い続けるのと同じ。
もう少し多く出せば安くなるのは知ってるけどその金が無い。
定期を買わないわけにもいかないっていう。
職を探したいのに証明写真(800円)と履歴書(108円)とボールペン(10円)を買うお金が無かったり、学費が無いので大学に行けず学歴が必要な仕事に就けない等のアレ
その日その日で買うしかできない、結果一番割高な食事をしているのは貧民だ、確か永井荷風も書いていた気がする。昔から変わっていない。
まさに貧困の本質はこれ。

他人事だと思う人は、鍋と包丁を、車や家に例えてみて欲しい。

なぜわざわざ割高になると分かっているローンを組んだり、家賃を払い続けるのか?

それは一括で払うお金がないから。
本当にそうですね。
極端な話ですと

「ネットカフェ難民は、体を休めるベッド、郵便物の受け取り場所、着替える服の置き場といった『住的な資本』がない」

ですが、貧困は、貧困であるがゆえに「衣食住といった基本的な資本への投資」がままならず、そこから抜け出すのは難しいという問題がありますね。
住宅も同じ。
毎晩ネットカフェやビデオボックスにいるなら、アパート借りられるでしょ、という無理解。

アパート入居時に、礼金・敷金・仲介手数料、連帯保証料、ガス保証金、家具・家電、あらゆる出費が伴う。
だからネットカフェから抜け出しにくい。
生活苦しいと食費を抑えたくて、野菜をふんだんに使ったバランスの良い食事ではなく、安価で簡単でお腹が膨れる炭水化物に頼ってしまい、変に太る。

太るほど食べているからお金があるという訳ではない。

というのと似てるな、と思いました。
自炊は半分の値段で一人分ができるんじゃない、
一人分の値段で二人分ができるだけだと誰かが言ってました。
冷蔵庫買わなきゃ腐るしなぁ、調理器具諸々もあるし、初期投資費用が用意できないと節約のスタートラインにすら立てないという地獄

キツイっすねえ
そして鍋と包丁買うためにパチンコ屋へ。
教育も同じ。
高収入の仕事に就くには大学に行ったり留学したり資格を取ったりが必要だけどそこに投資するお金がないから貧困のスパイラルに陥る。
最初にまとまった資本さえあれば、てのはあるのよな。

必死に切り詰めてた時期もあるけど、まとまった資本をもとにいろいろ始めたら、すごく楽になったのよな……精神的にも。

で。鍋とか安く買えるよ、もっと安い食事すれば? なご意見なー
ある意味これこそ貧困よな。
先行投資ってものを学べない環境で育って、そのまま同じ環境を継続してしまってるんだろうな。

例えばこの例だと100円のカップ麺で数日我慢して、浮かせたお金で本当に必要なものを買う事もできる。最低限の鍋と包丁を買うか、長持ちする少し良いやつを買うか、その辺の塩梅も難しいしね。根深い問題
こういう貧困から抜け出す鍵のひとつに、
知り合いや友人が多いかどうかもありますね。
誰かが余った包丁や鍋を譲るかもしれない。
金欠なら一食くらい誰かおごってくれるかもしれない。
それが望めない、周りも似たような所得水準の人ばかりという階層の断絶が、
貧困を加速させていると思います。
引用元
aa 「鍋と包丁」は例えやで(わかっとるメンスな…?)