”できる子”に見える過剰適応の人たち

いろんな子の人事採用に関わってみて
採用後覚えが悪かったり、慣れるのに時間がかかったり色々あるが、

一番難しいと思うのが「過剰適応」の子。

面接でも完璧に装ううえに、
仕事をしてもそれなりに良い評価を受けるのだけれど

ある日突然「もうやっていけません」「お昼の休憩時間が辛くて無理です」

となり、そのまま辞職。
だいたい半年後くらい。

それまで本人がなりより辛かっただろうし、指導者の子もとてもショックを受ける。

だいたい3年に一度くらいそういう子が面接に来るけれど、そんなに頑張って頑張って装っていふようには全く見えない。
こちらとしても、辞めたいとの申し出の時に

「あなたはとても良くやっているし、上司の評価も良い」と話し、
「お昼外に行ってきたら?」
「子どもと関わらないPC中心の別部署に」
などと提案するのだけれど、

過剰適応の職員は大抵「ふつう」でありたい願望と100か0か思考が強く
みんなと違う行動して 目立つくらいなら辞めたいです、となってしまう。
どうしてお昼が無理なのか、その子タイプの子に聞くと、
「拘束されてる中の自由時間」という無理設定のためだそうです。

むしろ、仕事を与えられている時間のほうがラクなのだそうです。
>過剰適応
わかるなァ・・・(´;ω;`)
過剰適応、言われたことある。
いい子ちゃんすぎて折れるのがいきなりに見えるらしい
学校に過剰適応した子も、突然、プツンと学校に行けなくなることがよくある。
アダルトチルドレンあるある…
自分を無理して取り繕うのがめちゃくちゃ上手い割に、一見コミュニケーションに何ら問題なく見えるけど本人は削れてぎりぎりになるやつだ…
私も小さい頃から。がんばってがんばってがんばっていたから。
何でもそれなりにうまくできる。
誰かに言われたからやるのではなくて自分で自分にムチを打つ。
もう毎日、気が抜けない。

そしてあるとき突然終わるんです。砂時計が全部、落ちきるみたいに。
実に森田神経症っぽいなあ。僕も結婚するまでこんな感じだった。小さな失敗を反芻し自分を責め、リセットしたくてポイッと辞めちゃう。常に完璧を求めるから同じ職場に長続きしない。
誰にも心配や迷惑かけたくないからと人事担当や上司に何も打ち明けないで我慢して我慢して黙ーって仕事してるけどリミット超えた所で暴露。私はこのタイプで、毎回その自覚あっても心配も迷惑もかけたくなくてまた忍耐力発揮して
落胆しながら真意言って職場で立場悪くして汗
確かに100か0しかないかも
覚えが良いですね、とても未経験とは思えませんね、と最初から評価された職場ほど、速攻でメンタル潰れて辞めてしまう。初めのうち上手くいかなくてミスしたり叱られたりした職場は意外と続いた。
無意識に見栄を張って、無理に適応しているのかしら。
わかるなぁこれ、うちの職場の新卒ちゃんがこの傾向ある…
新卒の子はこの時期体調崩しがちだから、体調どう?と聞いてみたら「むしろ仕事してる時のほうが体調良いです」と。
それって過剰適応するための身体反応なんじゃないか…本当は体調悪いのに自分でごまかしてるんじゃないかと心配している…
個人的な感想ですが、過剰適応は新入社員(新卒・転職問わず)の5月病にも関係していそう。
試用期間の評価を気にしすぎて緊張感が高い状態から連休を挟んでポッキリ心が折れてしまう。
(案外残業の少ない人に多かったりします)
根幹は、生育環境です。
裏切られた、見捨てられた、等、多岐にわたるけど、期待に応えたい‼けど親から認められなかったとか、いじめにあったけど誰からも助けてもらえなかった等も影響受けます。
過剰適応は期待に応えたいけれど本当は助けてほしい、心の中からのSOS です。
自尊感情が乏しいのです
年取ったら良い意味で図太くなれるんだけどね。
その職場で出来る範囲の事するしかないと思う。
発達障害を自覚する前、複数社をこんな感じで退社。
勇気の無さや変なプライドのせいで、相談や休職といった様な0か100から離れた対応を申し出る事が出来なかった。

そういう時代でもなくなってきてるが、40年同じ所に勤めるなら1年休んだってたかがしれてる。まずは自分を大切にする判断をしてほしい
身に覚えがある。管理職採用後半年で急に辛くなって辞めると伝えた。そこでうまく100か0かの状態から抜け出し、休みを増やして続けられているが、それもひとえにうちが小さい会社で社長に目をかけてもらったから。
「普通じゃない」状態で折り合いをつけられた初めての経験。ターニングポイント。
これで何回仕事を辞めたことか…笑

今の職場は入った当初から自分でも「頑張らない」ように気をつけていたし、それを受け入れてくれたからやっていけてるのかも。

過剰適応の子どもの特徴「外ではいい子、家で大変」

私は児童を中心に診ているのですが、過剰適応は学童期でも沢山います。

勉強もできてみんなとも上手くやっていたようにみえたのに、突然不登校になります。

教師も友だちもママ友も、「え?なんであの子が?」と驚くのですが、大体半年以上は辛い思いを隠して隠して、そんな様子は全くみせません
過剰適応の子は「学校では良い子、家で大変」なのが特徴です。

玄関を開けるとガラッと人が変わり、主に母親と兄弟に対して攻撃性や操作性がみられることがあります。

そして家族が学校に相談すると「学校では問題ありません、ご家庭の問題なのではないですか?」と返されるという・・
玄関に入った途端、ランドセルを背負ったままバタンと倒れるようにくずれ、そのまま眠ってしまうようなお子さんにも出会ったことがあります。
過剰適応児は「学校では良い子、家で大変」なのですが、その逆の子もいます。

「家で良い子、外でやらかす」タイプです。

このタイプは機能不全家族で育っていることが多いです。
自分が良い子にしていないと、親から虐待されるのではないか、両親が離婚するのではないか、など常に緊張状態もしくは
自分のほうを向いて欲しくてアピール行為をするのです
このため、

児童の過剰適応はそれなりに家庭が本人の本性を出せられる環境であることが多く、児童精神科医の中でも「それはお母さんに甘えているのですよ」などというDrもいますが、私は悠長に構えて良い問題とは思っていません。

本人の辛さも当然のことですが、ご家族の精神衛生も大切なのです。
チビ2が緘黙からのコレに近い。
完璧主義で常に緊張が高い。

だから家に帰ってから粗暴になったり自分の身体を噛んだり。
その緊張を緩める、本人がもっと楽に視点を変えられるように、選択肢を持てるようにとか色々やってるんだけど(OTも入れてる)なかなか学校に理解しらうのは難しい。
それを「お母さんとの距離が近すぎる」とか単なる過干渉みたいな言い方や、
また「神様が与えた試練」なんて簡単に言って欲しくない。

訓練や周りの理解のある大人達の対応で、チビ2も自分を振り返ったりSOSを出せるようになったり、少しずつだけど変わってきてる。

療育や訓練で経験を積むって大事

過剰適応の子どもへの対策

過剰適応児の対策は、色々あります。

まず攻撃性や操作性(〜してくれないと飛び降りるなどの脅迫など)に対してのベターな対応をご家族に伝えて実践してもらうことです。
それから、これが一番大切なのですが、

学校の先生にそのことを把握してもらいます。
そして、その子が持っている完璧主義からくる行為を軽減してもらいます。


過剰適応の子は

学級委員や生徒会をやりたがる、
宿題を完璧にこなす、
与えられた業務を一生懸命やりすぎる


などの傾向があります。
私が診てきた過剰適応のお子さん達は何年かかけて少しずつ緩んできています

本人が成長して「ま、いっか」思考ができるようになること、環境が選べるようになることなどが理由でしょう

それまでご家族に対する理解と支えがとても大切です
特に教師のみなさまにはそういう子のことをよく知ってほしい
そのためには、

分かってもらえない担任のようであれば家で大変な様子を動画に撮ってそれをみてもらうのも手です。

過剰適応児はそんなことをしたらさらに半狂乱になりますので、こっそりと撮るしかありませんが。
あの子達の学校での姿からは、とても想像できないのは仕方ないと思うのです。
どうしたら肩の力が抜けるのか、
子どもが自分でも自覚できるような環境を整えてあげたいですね。

それと、少しでも良い兆候が見られると、すぐ元に戻そうとする言動をしてしまいがちな教員も、もう少し勉強と理解が必要ですね。
引用元
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