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【不登校について】

私は商売柄、不登校に陥ったお子さんを見る事も多いんだけど、

ほとんどの不登校は精神科疾患の症状の一つなのよね。

だから、「不登校は問題ではない」と言われると、ちょっとモニョってするので、それについて書いてみたい。
まず、そもそも不登校に陥る心の病気はいくつかあって、

双極症、うつ病、統合失調症、社交不安症、身体症状症、パニック症、分離不安症、強迫症

などなど、他にもあるけど

そういう心の困りごとを持っているのにも関わらず、治療しないのは、養育義務の違反だとも思う。
うちに来る不登校の子は、大抵が医療機関からの紹介で、そもそもキチンと病名もついてることが多い。
一部ネットからとかクチコミからとかで来る人も、まぁ似たような感じ。
SCさんから紹介とかは、ほとんどない。接点がないから(笑)
何が言いたいのかというと、二つ言いたいことがある。

一つは、

「不登校は大抵『本人の主体的な選択肢』ではない」

ということ。

つまり学校行ける状態と、行けない状態が自由に選べるような事はなく、
片方しか選べない不自由な、機能不全な状態のことが多いってこと。
で、認知行動療法(たまに家族療法とかも)を用いて、病からの回復を手助けし、学校に行く事も、休む事も出来るようになると、そこで初めて選択肢としての不登校が出現するように見えて、実際はそんな選択肢はない。

なぜなら学校に行けるようになった子は、100%学校に行くからだ。
例外はない。
学校は、どんなところかというと、まあ天国でもないけど、かといって地獄でもないところが多くて、大方は「中の下」みたいなところと思っててOKと思う。
外部のカウンセラーが連絡取っても、割と愛想よく対応してくれるし、上手くすれば助けてくれることだってある。
もう一つ言いたい事は、

果たして学校以外で、それよりマシな子供の発育発達に必要な、良くも悪くも豊かな刺激を提供してくれる居場所が、全国津々浦々に整備されることってあるだろうか?

という事。
金さえ出せば、あるのだろうとは思う。金は通常なら越えられない壁を越えさせることもできるから。
でも、そもそも通常の学校の通常の予算がカツカツなのに、別立てでもっと良いとこを全国に作るとか、どこの税収からだよ?と首を捻らざるを得ない。
なので、教育/発達装置としての学校を、仕方なしでも、騙し騙しでも良いので、使用していくのが、最も現実的な方法だろうと思う。
雑なところも大いにあるが、その雑さに耐えうる程度に回復してもらって、学校をご利用頂くのが、CBTセンターの流儀だ。
イジメの問題も双方向あって、イジメられるから発病するというのもありはするのだろうけど、発病して上手く振る舞えなくなるからイジメられるというのもある。
勘違いではなくイジメ/ハラスメントは教室にも職員室にも教育委員会にもある。
でも同じく心の病気もあるのだ。
あと一つ、これは言いにくい事なんだけど、一般的に言って、精神科にも、心療内科にも、小児科にも、児童精神科にも、不登校状態に陥った子供を再社会化していくノウハウはほとんど無いということ。

それを医療に求めても、がっかりする事は多い。
今まで不登校を「医療化」しといて「医療はあてにならない」みたいなこと書くと、ちょっとほんまアレなんやけど、CBT as No.1とかが言いたいわけでもないんやけど、困ったな、、、
ついでにSCの悪口も言っておくと、SCにも全然ノウハウは無い。
多分最初に個人契約を結ぶ形になったので、例えば企業がノウハウを貯めていくような、研鑽の集積は個人内にしかなされない。
5〜6個のSC派遣会社がノウハウを貯めつつしのぎを削るようなシステムだったら、良かったのかもしれないが、、、
まあ、なんせアレだ。
子供に豊かな、その子に合った環境刺激が与えられる場を提供すること、そしてそこまで持ってくことが、我々大人の義務ってことで。
あんまりそうじゃ無い時に、家庭や本人(たまに学校)にテコ入れするのが私達の仕事ってことで(強引にまとめた
まさしく我が家はそれ…。
10歳のYouTuberくんに、不登校経験者も、そうでない人も違和感を感じるのは多分これ。
まえにもしんぶんきじでやっぱり主体的に選択した(と記事からは読める)女の子がいたんだよね。
レアケースだとは思う。
無くはない。
えっ、そうなの?!?!
最近ちゃんとは精神科には
お世話になってないけど
ちゃんと行ったほうがいいかな🤔
うちは、トラウマ受ける暇なく不登校選んでる子がいます。
学校利用しないから、風邪すら引かない。
毎日楽しそうだから、このツイなんか違うなぁ
「ほとんど」は主語が大き過ぎる。
少し古い追跡調査など幾らか文献を当たったこともあるが、一般に不登校の原因は極めて多様です。


もちろん、不登校や引きこもりの一定割合に、診断されない統合失調症や精神科領域の問題が隠れていることも、周知の通りだが。
不登校は、精神疾患の症状ではなく
「精神疾患を抱えている場合の二次障害のケースもある』ではないですか?

適切な対応が行われていれば、不登校にならない。なったとしても、いじめや長期の不登校にならない。ほとんどと書かれてはいますが、不登校=精神疾患とも取れる理論には抵抗を感じます。
poco_piccolo まず不登校は障害ではないので、二次障害ではありません。
どちらかと言えば「主たる症状」です。
次に不登校の子は、ほとんどが精神的な疾患を持っていると言えます。ごくごく僅かにそうでない子もいるのかもしれませんが、例外です。
だいぶ偏った見方になっているかと。
たぶんそういう子ばかり見るお仕事されているから『ほとんどの不登校』と見てしまう。
いまどきは積極的不登校でオリジナルの学びをしている子はたくさんいますね。
Otenkiiina100 不登校十数万人中の何人ぐらいが積極的不登校って思ってるんだろ。。。
不登校の前向き研究による実態調査は何度か試みられているけれど、対象者41000人中、当事者が回答してくれたのは1600人ぐらいで4%ほど。
より詳細に聴けたのは160人ほどで1%ほど。
これは、相当回復した人だけが回答していると解釈しても仕方ない数値と思う
「不登校に関する実態調査」 ~平成18年度不登校生徒に関する追跡調査報告書~(概要版)
gestaltgeseltz 少し古いデータですね。
この5年間で不登校、ホームスクールは毎年1万人ずつ増えています。
文科省も不登校は問題行動ではなく、それを問題とするのは根強い偏見だと提言されていますし、教育機会確保法という法律も2016年に施工されました。最新のデータがあればまったく違う風に読み取れるかと。
不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)

こちらは平成28年度の文科省からの提言です。

不登校は問題行動だというのは世間の根強い偏見だとはっきりと述べてます。
病気があるのはよくわかりますが、ほとんどの不登校は病気、という認識は違うかと思っています。
昔は病気だと言われると反発して怒っていたけど、精神科疾患の患者になって精神障害者手帳も持つようになった今は、病気を必死に否定されることに怒ってる。

病気だからって悪いとか弱いなんてことないし、病気は適切な治療で落ち着いていく。
学校行く行かないとは別に冷静に見て対応していくべき。
不登校でもそうだし、いじめでも、いじめ自殺でも、自殺でも。
何が要因となったかという話をする時に精神疾患の話は歓迎されない。
精神の病への偏見は根深いなと思う。
ただ、それは本人や家族に問題があるからじゃない。
偏見も差別も個人だけでは作り出せない。
病気だと切り離せて安心する社会はあるし
なんというか「キラキラ不登校」とでも言うのか、そういう村の住人が一部いるのよね、、、
そしてその村の住民は、人が時々精神疾患に陥ったり治ったりすることを、「ウチは違う!」と怒るんよね。
その「(私に/我が子に)精神科の病名という烙印を押されたくない!」という主張は、その実、精神科の病名そのものに『烙印の機能』を持たせちゃう言説なので、容認できないんよな。
不登校が無視してはいけない重要なシグナルなのは実際そうなんだけど、

世間では「不登校は問題」というのは「不登校はダメだから登校せよ(さもなくば社会的制裁を加える)」という意味で、
それを否定して「不登校は問題ではない」って言ってるわけで。
不登校には「陥らなかった」けど、学校は嫌いだった。
集団生活自体が大っ嫌いな子供もいる。
中学も高校も大学も行きたくなかった。
周りに逆らうだけの自己肯定感がなかっただけだ。

つまり学校では自己肯定感を培えないタイプの子供もいるって事だ。
学校以外に成長の場がないというなら作るべき。
思うことは多々あるけれど、目を通しておいて損はない文章。
まさにそうだと思う。

学校に行きたい行かなきゃという思い、何かで学校に行けない思い、その両方で葛藤している。あるいは自分でも分からない、まとまっていない、言葉にできない。
それが多くの子ども達に見られる。

その思いの片方や一部しか見ないような扱いは、実は彼/彼女の発達に役立たない。
引用元
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