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僕がたまに学生に話していることの一つが「慌てるな、でも続けよう」

身近に各種コンテスト入賞者や国際会議で発表する人がいて、ネットでは世界的に活躍する超人が嫌でもに目に入り、比較したとき自分は何者でもないことに悩み、焦ってしまう。
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運良く心から興味を持てる分野に出会えたなら、とにかく続ける。
先が見えないなら、与えられた目の前のことでいいので試しに続けてみる。
おそらく深く学ぶほどに、どの分野にも若くして金字塔を打ち立てた偉大な先人がいて、その年齢までに自分は何も成し遂げられない不安に苛まれるかもしれない。
でも、慌ててはいけない。

当初は幾度も迷った街路も、歩き慣れると道端の草木やすれ違う人の顔が見えてくるように、続けることで土地勘ができれば分野の解像度が上がる。

そしてある時、先人がやり残したこと、当時と異なる道具で解決できる未開拓な領域がまだまだあることに気付く。
一方で慌てて一発逆転を狙うと、余裕が無いので周囲もよく見えず、窮余の断案は実は驚くほどテンプレート通りだったりして、慌てん坊狙いの大人たちに良いように料理されてしまう。
荒野に新たな高速道路を敷設するような仕事は、誰もが憧れるし美しい。
けど、知の巨人は往々にして新たな荒野を求めて旅立ってしまう。

そこがチャンス。
なぜなら時間は誰に対しても平等だから。
巨人が走り抜けた道をゆっくり歩くことで見えてくる景色もある。
何度も歩けばやり残したことも見えてくる。
街灯をつけたり、ドライブインを作ったり、街路樹を植えたり、掃除をしたり、後から考えれば必要で重要なことがまだまだ沢山ある。
CGやVRの祖のサザランド先生は、この分野にはもはや重要な問題は無いと言って非同期コンピュータの研究に移ってしまったけど、現在の当該分野の隆盛をみるに、やはりやることはまだまだあった。
今色々不安なことがあっても、慌てず、焦らず、続けることで見えてくる景色は必ずある。
だから、自らを信じ腰を据えて歩んでほしい。
特定の誰にってわけじゃないけど、ここ数日思っていたことを連ツイしてみた。
正直、最近までめっちゃ焦ってた。

周りが凄い人ばかりで、とにかく肩を並べられる存在にならなければ、と思ってた。
自分は色々事情があって、博士課程に行くのもすごく遅れたし、分野変えたりとかもあったけど、自分が若い頃にちょっとした成果がでてブイブイ言ってた人の大半は、そのあと消えていったり、同じレベルでずっといたりしてるから、過去の自分と比較して少しずつでも前に進んでいくことが大事だと思う
何かを始めた時「これは続けられる」と漠然でもいいので思えるかどうか、が決め手になると思ってる
学生時代に、普段遊び回ってる人がある事をきっかけに飛躍的に伸びてた事を思い出した。動機付けの力って凄いし、あっという間に追い抜かれるのが悔しかったな。自分に出来ることは虎視眈々と努力をする事!
続ける過程で慌てる必要は無いが、失敗と挑戦のループは高速に回した方がいいと思う。天才が優れたアイディアを1回試す間に、10回の挑戦を10倍速で試せばよい。9回失敗しても1つでも当たれば、成果は同じなのだから。"mistake quickly" (確かEd Boydenの言葉?)を心がけたい(自分もできてない、反省)
「慌てるな、でも続けよう」

よい言葉。
慌てずやっていくしかない。
研究者だけでなく全ての人に届け。
SNSやインターネッツで流れてくるすごい人達に負けないように。
引用元