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通常学級の巡回。

配られた折り紙を半分にする場面で、外国につながるお子さんの動きが止まっていた。

その子がどの位日本語を理解しているか分からなかったが
「この紙を半分に折るんだって」と声をかけてみると、
ちゃんと理解して出来た。

実は先生から明確な指示はなくて他の子は察して行動していたのだ
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「その子が頑張って周囲の児童のやっていることを見ればできるはず」

と思うか

「先生が子どもたちの察する力ばかりを頼りにせず、子どもたちが今やるべき活動を理解できるような指示の明確化した方がいいのでは」

と思うか。
その外国につながるお子さんは授業中時々挙手して

「今は何をやればいいですか?」
「今の質問をもう一度言って下さい」


と聞くなど頑張って取り組んでいた。

その子が確認しようとする時や戸惑う時、
学びにつまずきのある他の子どもたちも困っている様子だった。
こういう偉い子に教師が甘えないようにして欲しいな。
日本の学校て割と「これやって!(ドン!)」みたいな風潮があるよなぁ
ドン!って放り投げるんじゃなくちゃんと説明した方が効率も良い
落ちこぼれは教師の指示や話す内容が不明確なせいで生まれることも多い、
という話にも繋がる。
外国がルーツの人が混じる世の中になると、このような欠陥もあぶり出されるのだろう。
このスレッド、とても大切な指摘です👇

母語話者どうしだと「無意識に」「察して」「自然と」行動できることが、非母語話者にとっては難しい。

海外ルーツの子どもと関わる大人はその点を常に意識して、
「その都度、具体的に言葉にして伝える」ことを心がける必要があると思います。
そうそう、私は外国ルーツではない日本人の発達障害傾向者ですが、
こういう状況が本当に嫌です。

察する事も苦手だけれど、観察すればわかるとしてもこの何となく不安な感じ自体がすごく嫌なんです…

外国につながる方もこういうのが苦手な事があるのですね。
折り紙を半分に折ると言うニュアンスでも、
縦に折るか、横に折るか、斜めに折るか、
いろいろありますよね。

多分先生が実際に折る場面を見せられなかったのか?
言葉だけでの指導だったのか?

こごに言葉の理解力や反復感も違い、やはり、みんながやれているか、見て回ったり、出来ていないこに指示をだす
外国につながるお子さんだから言えたのかなあ? 
どんな子も困ったら訴えられる雰囲気が教室にも保育室にもほしい!
そして大人がそれを察知するのは当然であってほしい!
そういう風に聞けない、言えない空気を作る教師であってはいかんのだろうな。

教室ばかりでなく、大人の研修会などでも質問さえしにくいそういう雰囲気を作っているものがあったりする。
安心して取り組めるようにどうか明確な指示出しをお願いしたい。
周りを見てワンテンポ遅れ必死でついていくしかない状況は不安であろうに。
引用元
拝啓、アスペルガー先生 マンガ版
奥田健次 武嶌波
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