tana1
知的障害グレーゾーン
についてはもっと知られて欲しい。

知的障害と認定されないから、普通の人と同じに育てられる。
だけど、私本当に勉強出来なかった。

発達障害もあって、授業聞きながらノートを取るって事も未だに出来ない。

勉強出来ない苦しみ。努力が足りないだけでしょ。って理解されない。

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知的障害者のグレーゾーンが私。
見た目や軽く挨拶した程度ではわからない分ややこしい

超重要。

中学生で「怠惰なやつ」と誤解される。

言葉で表現するのが苦手だから

「めんどくせぇ」
「わかんねぇ」

が口癖で、

周りからは「よく考えなさい」と言われることも。


最新の米国の診断基準ではIQは基準から外されたので、
今までグレーと言われていた人も、生活に支障があれば、軽度に診断される。

皆さん関心あるんですね。
専門家向けの論文ですが、境界性知能に対する支援の必要性についても少し触れてます。
義務教育の段階からきちんとサポートが受けられるといいと思います。
「成人の発達障害のためのコーチングの可能性」
DwyA5unVsAAECoL

これは本当に思う。
同じ大学に似たような子がいる。
ノートを取っていてもいまいち意味が分からないらしい。


何が大切でという区別ができず本当にやらなければならないことを後回しにしてしまう。
少しでもその子の負担が減ればいいなと聞かれた勉強のサポートをしてあげている。
自己満足だけど、、

バカみたいにノートとっていました。
授業は嫌いではなかったけどお腹いたくなるし、トイレ行きたくなる。毎日続く

一方で、日本では知的障害、発達障害への理解がいまひとつなのと、
学力至上主義があいまって療育手帳への抵抗が強い保護者さんが多い

療育手帳=勉強できない=障害者雇用とか作業所しか進路はない
みたいな考えの保護者さん、学校の先生すごく多い

マジこれ。
怒鳴って叩いて勉強教えるくせに病院には連れてかなかった。
家にも学校にも居場所が無くて散々嫌な思いしたにも関わらず療育手帳は寄越さない。

普通の人の中に境界域くらいの知的障がいをもつ方が多くいるんじゃないかなと思う。
療育に支援されないレベルだけど勉強ができないし、
わからないことが多く、ストレスで不適応を起こしたり。
私は身近におそらく該当するだろう人がいて、お互いに大変だった

うちの子がまさにこれ。

障害手帳が無いと支援学校に行けないからもらったけど障害手当はどんなに検査してももらえない。
診断書とか書いてもらうのに5000円以上かかるのに…

会話もできる、簡単な計算ならできる。
でも、もし1人になった時、生活力なんて無い…
うちの子も本当にグレーゾーンなのだ。

これは今の教育現場で直面してるリアルな課題でもある。

例えばIQ80~85くらいの子は本当に勉強に困っているし、
友だちと話せているようで意味がわかっていなかったり、
ミニバスにいても実はバスケのルールをきちんと知らないままだったりする。→

親や先生が見つけて支援ルートに乗せようとしても
IQの関係で固定級には行けず、通級判定になる。

週1回1~2時間の通級指導や取り出し授業では限界がある(心の支えにはなる)。

「学校でできること<その子に必要な支援量」の状態が続いて
高学年くらいまで行くと自己肯定感も低くなり、→

学校に行くのがしんどくなって二次障害的に不登校傾向や非行傾向が出てきたりする。

なので早いうちから学校での支援と家庭での支援と
できれば外部支援(その子に合った塾や居場所となる放デイなど)が必要になる。

ただ、そういう子はお喋りはできたり、なんとなく集団にはついていけたりするから→

圧倒的に見逃されやすい。

周りもつい「みんなと同じことを同じように」やらせたりする。
頑張ればできる、できないのはこの子が努力してないからだとか思っちゃう。
ただ単に「勉強ができない子」だと思ってしまう。

そうなってくると中学で高校受験の壁、高校では就職の壁が出てくる。

知的障害であれば障害者枠での就職があるが
グレーゾーンの子たちは普通の就職試験に挑むことになる。


今まで出会った子の保護者は、中学から自由な私立に入れてのびのび育てます、とか、
高校から支援学校に入れて障害者枠での就職を目指しますとか、いろいろな道を見てきたけど、→

それは検査を受けて特性がわかったから選べた道で、
まだまだ「勉強ができないだけ」だと思われて育って、
そのまま社会に出ている子たちもたくさんいるんだろうなぁ。

みんなどうしてるのかなぁ。

認定されないと、自分自身にもそれと分からなかった訳だから、
具体的に何が出来て・何が難しくて・何が頑張っても出来なくて・何が訓練重ねたら出来そうかとか…
自分自身にも混沌として分からない苦しみというものがあるのではないかと想像しています。
認知されて必要な療育が受けられなかったが故に。

グレーゾーンだからこその、本人しか分からない苦しみ、また親には違った苦しみがあります。

我が子は、何か違うけれど何がどう違うのか分からず助けを求めた学校や担任には
「やれば出来る子。」と目を背けられる。

理解が広まることを願います

こういうリアルな話を道徳の時間にするべき。
「多様性を認める」とか以前に「違いのメカニズムを知ること」が大事よね。

引用元
はざまのコドモ 息子は知的ボーダーで発達障害児
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