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子どもを持たない人の中には

「自分みたいな人間が子どもを持つことなど許されない」

と感じてる人が多いんじゃないラジかね。
marxindo 自分の遺伝子を残してはいけない、と思っています。
marxindo 子供に恨まれるリスクを考えれば当然でしょう。
これはあるなあ。自分の血を継いだら不幸になるとしか思えない
「自分みたいな人間が子供を持つことなど許されない」

と各個体に思わせることができるようなヒトの進化は、
多くの生物学者や進化心理学者も指摘するようにかなり興味深いものだ。

この異常なまでの繁殖責任感、繁殖罪悪感はいったいどのようにして備わったのだろう?

その進化的背景はかなりエグそうだ。
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「子ども」を「恋人」に置き換えても成立しますね
結婚をしない人の中には「自分みたいな人間が配偶者を持つことなど許されない」と感じてる人が多い・・・ うっ・・・
「自分みたいな人間には子どもを持つどころか、恋愛に関わろうとすること自体が許されない」

…などと思いこんでしまう心理が非モテ男性に散見されるけど、

これは一夫多妻型の哺乳類において性競争に敗れたオスが性欲を失ってしまう「敗従本能」の名残りだと思う。

ようするに脳のバグですね。
両親もしくはその何れかがおかしくても思っちゃうよ。
このような劣等遺伝子とその体験を持った人間はすべからく淘汰されるべき。と思う。
99mina_jeju その一方で勝利した牡が多数の仔を残しているわけでもないので、このままだとヒト種は絶滅コースだな
99mina_jeju そりゃそうだろ?

遺伝子的にカスだから選ばれないだけの話だろ?

オスとしての魅力も無い人間の子供を産みたいと思うか?

女は強い遺伝子を本能的に求めるようになってる
stakurow 動物生態学の知見によれば、
もしヒトがゴリラのような一夫多妻型 or チンパンジーのような乱婚型の動物だった場合、
モテる女性は出産経験の多い高齢女性(これがサルにとってのメスの魅力)になるわけですが、

さて人間社会ではサルのようにアラフォーの経産婦が20代前半の出産未経験者よりモテますか?
僕もそうだけど、勝ち目のない戦いに参加しないだけでは。

どれだけ努力しても、もっと上玉がかっさらっていく失敗経験しかしていないからね。

あと、東大や慶應にままいる、異様に屈託のない器用な秀才を見ていると、どう努力しても、ああ育てて世の中から歓迎されるように育児する自信は生まれない。
“敗従本能” は生物個体が生殖よりも生存(遺伝子保持)を一時的に優先するための機能だとして、
うつ病の適応説(Prince et al.1994)と同じように語れるだろう。

でもそうであれば、
恋愛恐怖症のようなものを発現させるべきだと思うのだけど、
「許されない」という心理プロセスはどこからきたのだろうか。
「許されない」──

こういった心理が形成された要因について
C.Boehmは社会淘汰による抑圧を、
E.O.Wilsonはマルチレベル選択による個とグループの葛藤をあげる。

いずれにせよ、

“(人として)許されない” のボランティア精神をヒトが進化的に備えた背景には、集団や他者による個の制圧の過去があったはず。
selfcomestomine 種全体で見たら割と妥当で自然な進化ではないですかね
死にまくるなら生みまくるというイクラと対極にある人の子。
tuneken 種全体でみたら妥当に思えますが、
進化は全体的な「種」の保存を目指したものではなく、
遺伝子単位で駆動するものなので違うでしょうね。

それとは別にヒトには社会集団同士で争ってきた過去があるので
人工的なもの(これも自然に含まれますが)としての社会淘汰というプロセスはあります
selfcomestomine 単純に情報社会のおかげで人間の数がめちゃくちゃ多いって分かってる状況だと残す気にもならないって説ないですか?
selfcomestomine デカい個体、競争に勝った個体だけが子孫を残すというのはわりと色んな動物で見られるので、その応用みたいな感じですかねえ?
nfdrtcknl7sl3ut ただ競争に敗れて、生殖よりも生存を優先させて去っていく野生動物のオスの心理には
「繁殖に対する罪悪感」などというものは起こっていないはずなので、
それとはまた別のプロセスでしょうね。
子供に恨まれる恐怖とか・・・?
実際発達障害あると、許されないとか以前に、

同じような性質の子が出てきて虐待や育児放棄やノイローゼにならない自信がない、
周囲の被害や製造者責任を考えたらとてもじゃないけど子供なんか作れねえよ、


と感じる人の話も聞きます。
selfcomestomine 分かりやすい例をあげると、
醜い人が子供を残すと子供も醜くなり、
一生いらん苦労をする可能性がおおきく高まります
KindaichiIchiro そういう合理的な思考はたいてい、
本能的なプロセスの後から意識による “言い訳” として後付けされて
ヒトの脳みそに浮かぶ説明なので、あまりあてにならないと思われます
むしろ、子供を残したいという欲求そのものが本当に本能に由来しているのか怪しいところだと思います
Trivers (1971)の
『罪悪感は裏切り者に償いをさせる為のもの』
という理論を応用するのがいいかもしれない:

「許されない」という心理は
「許してもらう」ために備わった、と。

“自分のような者が異性を得るのは社会的に許されない”と知っていれば
→許される為に社会的な調整をするなどの努力ができる。
もちろんそれなら前提条件は「個人の繁殖を勝手に許さない」社会の風潮は必須であり、人類の過去における“噂と嫉妬まみれの血塗られた集団共産主義”の想定は欠かせない。
こういう人は子どもを作るべきではない,
そういう人の子どもがかわいそう,
あんな人が子どもを産むなんて無責任,

みたいなことばかり言っていたら
子どもが減るのは当たり前ラジよね。
引用元
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