そもそもパーソナリティ障害とは何か。
パーソナリティ障害とは「著しく偏った」性格傾向。
偏り方は、さまざまで、一見正反対のように見えることも。
根本的な問題は「幼い心の状態」である。
「部分対象関係」
「妄想分裂ポジション」
「躁的防衛」
「境界性人格構造」
「自己愛固着」
キーワードはこれら。
見てるぞ頑張れ
物事を白か黒か全か無かで、両極端に考える。これを部分対象関係という。
気に入らないところもあるけど全体としてはまあまあかな〜、というような発想がしにくい。
ある一部分だけを見て、最高!と評価したり最悪!と評価してしまう傾向。
「妄想・分裂ポジション」は、良いと思っていた対象(例えば恋人)がほんの少し気に入らない行動をすると、攻撃されたとか酷い裏切りだ、と受け取ってしまう傾向のこと。
根っこのところで味方であるはずの恋人、友人、家族etcをささいなことで敵だ、と認識してしまう。
これはあまりに傷つきやすく、味方を敵だと思い込みやすい。部分対象関係とほぼ同義?かな
当然、人間関係は安定しない。
「躁的防衛」
自己否定感をふりきるために、強気に振舞う、自分を正当化する傾向のこと。
一見、自信満々のようであっても、それは強い劣等感への代償である。
要するに強がり。
「境界性人格構造」
自と他の境目が曖昧にしか自覚できない傾向。
自分が相手を嫌っているのに、相手が自分を嫌っていると誤認するとか。同一視、投影、心理的な混同ともいう。
「自己愛固着」
本来、自分を大切にするのが自己愛だけど、ゆがんだ自己愛(過少であったり過剰であったり)が形成されている状態。
その結果、自分を粗末に扱ったり、他人からはくだらなく思えるような意地のために損したりする。
全部当てはまる
インナーチャイルドを癒したり育て直しを自分でやると改善されると聞いた事があるけど本当に治るの?
>>10
今より少しは改善されても健常者のレベルまで治すのは無理かな
>>11 人によるんじゃない?どのくらい持続して訓練できるかとか運とか、あるんじゃない?
(´・ω・`)ショボーン
回避性パーソナリティ障害の診断基準は7つ
(1)批判、非難、または拒絶に対する恐怖のために、重要な対人接触のある職業的活動を避ける。
(2)好かれていると確信できなければ、人と関係を持ちたがらない。
(3)恥をかかされる、または嘲笑されることを恐れるために、親密な関係の中でも遠慮を示す。
(4)社会的な状況では、批判される、または拒絶されることに心がとらわれている。
(5)不全感のために、新しい対人関係状況で抑制が起こる。
(6)自分は社会的に不適切である、人間として長所がない、または他の人より劣っていると思っている。
(7)恥ずかしいことになるかもしれないという理由で、個人的な危険をおかすこと、または何か新しい活動にとりかかることに、異常なほど引っ込み思案である。
パーソナリティ障害は数あれど、回避性パーソナリティ障害に興味をもったので(なぜなら自分がこれにあてはまるかと思ったから)もうちょっと詳しく書く。
人付き合いが億劫で、社交的/社会的な場に身をおくのにものすごいエネルギーを必要とする者は、人から遠ざかって人間嫌いになる「回避型」と、人に執着しすぎて見捨てられ不安にとらわれる「不安型」とがあるが・・・
回避性パーソナリティの場合は両方が同時に存在しているというのだ!
自分はこれだ、これ。
人が恐怖の対象であり、億劫な存在であり、自分を脅かすものだと認識しているのにも関わらず、
それとはまったく逆の、人に認められ愛されたい、楽しい時間を一緒に過ごしたい、高め合ったり尊重しあいたいという欲求がせめぎ合う。
単に人を恐れて「回避」するだけでなく、人から愛されているか気にする「不安」、相反する傾向のせめぎあいこそが、回避性パーソナリティの人のジレンマである。
ジレンマあるよね〜、っていう。ほんとこれ。
不安の回避の仕方が攻撃的だと自己愛性人格障害になるのか
>>19
どうだろう、境界型のひとも攻撃的だろうからその点だけで判別はできないんじゃない?
自己愛型のひとは「世界は自分のために存在している」っていう価値観が基礎にあるらしいよ。
少しでも批判されると怒り狂うのも特徴だと。
ずっと自己愛に関連したHPを読んだりしてるけど未だに上手く理解できない
パーソナリティを調べる上で参考にしたものって何かありますか?
>>46
自分の場合は、専門家がうようよいる特異な生育環境に育ったので、専門書を熟読したことはないけど耳学問的に詳しくなったっていうのが。
このところ、屈託のない笑顔で親しみやすさを演出しながら仕事したり社交の場に出るのに疲れ切ってしまって、パーソナリティ障害あるかもなって思ってググッたら自分にあてはまっていて。
幾つかのサイトと元々ある知識とを織り交ぜて書いたけど、逆にわかりにくい表現になっちゃったかも。
愛着障害 子ども時代を引きずる人々という本の紹介文に
《外向的とも内向的とも言いがたい、矛盾した振る舞いをみせる人たちがいます。人づきあいがうまく、気を回すのが得意で、初対面の人とも親しげに振る舞える。それなのに、人への恐怖や根深い不信感を秘めている人たちです。》
という一文があって、これはまさに自分なので買ってみようかなと思ってるとこ。読んでないから完成度は知らない。
光文社 (2011-09-16)
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>>49
ありがとう、読んでみるよ
俺は人は好きだな
>>24
パーソナリティ障害のうち、対人関係を避け孤独を好み、社会的な関心が乏しく、名誉欲や金銭欲もなく、世捨て人的な様相があるのは、シゾイド型だそうなんだけど
それ以外のパーソナリティ障害のひとは、人を避けたり怖がったりしつつも、根底には人の気をひきたくてしょうがない=不器用ながらも人が好き、ということだと思う
>>29
そうなのね
>>36
なんの躊躇もなく「人が好き!」と純粋に思えるならパーソナリティ障害の可能性は低い気はするね!
120%依存性
どうにかしたい
>>26 依存型パーソナリティだと自覚するのはどういうところ?例えばこういうことがあったとかある?
>>30
無力感とか不安とかで怖くなって依存してしまうし一切自分で決定するのができない
あと自分と他人が曖昧だから認めたくないが境界もあるかもしれない
>>32
依存っていうことは、人に身を委ねることができる=人を信頼することができるっていうことでもあるのかなー。見習いたいような・・・
パーソナリティ障害は幾つもに区分されてるけど、重なってることも多いらしいよね
境界だと思いたくないっていうのは、境界性のひとは迷惑者っぽいイメージがあるんかな
回避性だと思って精神科に行ったら自閉症スペクトラムとうつだったわ
>>35
自閉症/発達障害と回避性パーソナリティは似てるらしいよね。うつはすべてのパーソナリティ障害と多くの自閉症に合併していると思う。
回避性パーソナリティの話をもう少し付け足すと
原因の60%以上が遺伝的な要因に基づいているという研究があるそうで。
60%という具体的な数値はどうやって算出するねんというツッコミは入れたくなるが、遺伝子の関与が少なくない、というところまでは信じてよさそうかな、と。
感受性を担う遺伝子に不具合がある(過剰である?)ことは、繊細すぎるパーソナリティである。
《それはたしかに逆境にいちばん弱くはあるが、そのいっぽうで、幸福につながるようなポジティブな環境に置かれれば、そこからいちばん大きな利益を受けることが多いのだ》
らしい。
全部当てはまるんだけど
頭では何が正しいか どうするのが上手くやっていくコツかは理解できるんだけど
どうにも御しがたい感情があって
>>41
うむ、わかる。
葛藤の少なさそうな、生きるのがスムーズそうな知人の真似をするのがいいのかもしれない。
あるなあ
すごく仲良くなった相手といきなり距離置いちゃうのもそうなのかな
なんかこれ以上付き合ってボロが出て嫌われる前にセーブしておきたい感覚というか
もちろんそれ以降こっちから距離置いちゃうからセーブの意味何も無いんだけど
>>59
自分とかなり近いタイプだと思う
ある一定までは親しくなるのが得意なくらいだけど、それ以上になるのは怖い。
相手から踏み込まれると恐怖を感じる。嬉しいけど、怖いという。
恐怖の内容を考えると、深く知られたら幻滅されるかも、相手が残念な表情になるかも、退屈させちゃうかも、相手が仲良しのつもりになったとしてそこまで思ってあげられないかも、など。
自分の価値観と他者の価値観とのすり合わせの仕方がわからないのではないかと思う
自我で他人の心を決め付けるのも、他人の意見を聞いて腹を立てるのも
結局はすり合わせが下手故な気がする
>>50
だね!
「幼い心の状態」ゆえ、他人と自分が違うことがいまいちわからないし、ほどほどのところで折り合えないから味方以外は敵っていう極端な考えになる。
すり合わせるということができるのは成熟した大人だけなんだろうねー
>>53
>他人と自分が違うことがいまいちわからない
むしろ自分と同じ人なんて居ないと思うんだよね
同じ方向を向いていたとしても、どういう手段を選択してゴールに到達するかはやはり千差万別だと思う
肝心要なのは、「自分の価値観」と「相手の価値観」は共存することは無いと理解できているかじゃないかな
助け合ったりすることは出来ても、やはりその「助け合う最中」で起きる軋轢はあるよ
そのときに「合わない」と思ったらおしまいだと思う
>>55
自分と同じ人なんていないという事実は、パーソナリティ障害の人のほとんどが理屈としてはわかってると思うよ。
実感がついてこないっていうことだね。
なぜ実感ができないかというと、遺伝的なものと発症を促すような生育歴が関わっているとされているよ。
生まれた時は自分というものを認識してない。
が、母と自分を同一視している時期を経て、そのうち母と自分が異なる存在というこを知る。
さらに母以外にも自分ではないものが存在することを知って・・・という順番。
生育に問題があると同一視からうまく脱却できないんだってさ
>>57
なるほど
決定的な原因は解明されることはないんだろうけど、目星をつけることは出来ている…と言う感じだね
人の数だけ環境と人生があるから難しい問題だね
何が理解できていて、何を理解できないかという問題も、正直千差万別だと思う
正しく理解できても裏をかいて悪事を働く者もいるし、詳しい理屈は判っていなくとも正しく生きようとする者もいる
本当に同じ人間は居ないのだなと痛感します
>>58
多少の軋轢はだれにでもあるけれど、成熟した大人は、そうすべて完璧にはいかないよなあって受け入れられるもんね
ちょっとした軋轢にこれでもかというほど傷ついたり、大げさにとらえたり、正しさを追求し続けた結果さらに軋轢を発展させたり・・・などがパーソナリティ障害の人の周りでは巻き起こっちゃう
俗に言うオトナの対応というのが苦手なんだね!自分も困ってるけどなかなか変われない。
ちなみに自分の場合は他人の表情や声質、気配だけでなく、光・音・臭い・気候などにも異様に敏感。
感受性強すぎ遺伝子と安心感の少ない生活のためにあらゆる刺激に対して敏感なのだと勝手に思っている。
自己愛性パーソナリティ障害です。
両親ともにまず否定から入るタイプなので、承認欲求をほとんど満たされない幼少期だったのかな?
と思ってます。
>>63 それって診断を受けているの?自己判断?
自己判断ですね。
5chの専門板とか行くとどのスレでも1人くらいは、こいつ自己愛じゃね?って人いますよね。
>>65
どうなんだろう。
ネットには自己中心的な物言いをする人がたくさんいるけど、知的に低くてネット弁慶なだけなのか、障害っぽいのか全然わからないや
自己愛性パーソナリティ障害
誇大な万能感や人を人とも思わぬ尊大さは、強い劣等感をはね除けようとして身につけたもの。
自分のことを特別だと考えていて、自分の利益のためなら、他人を利用し犠牲にすることにも心が痛まない。
幼い頃に溺愛され甘やかされた人に多いが、同時に卑屈な思いや劣等感を味わう状況が併存している。
誰もが自己愛を持っているのは当然だと思うんですよね
問題はその発露の仕方というか、優先順位というか
>>67
ご指摘の通り、自己愛は誰でも持っていて、なくてはならない要素。
ただ、その自己愛の統制が取れない、バランスが悪い状態を自己愛に障害がある、と表現する。
自分を肯定的に捉えられず、自分を大切にできないとか、逆に自己を愛しすぎて他人をないがしろにしてしまったり、とか。
個人的に思うのだけど…
例えば自分を「車」だと置き換えた時、「アクセルを踏んでも走らない」という問題に直面したとする
その故障の原因は様々で、対処も様々なら、持っている知識も工具も様々
「アクセルを踏んでも走らない」と診断することはアリだとしても、その原因を一様にまとめてしまうのは危険な気がしてならない
同じ仕組みの車が一台もないのだとしたら、「現象」は確定できても「原因」は特定できないのではないかな?
>>66
は書き方が不十分だったかも、ごめん。
自己愛性も遺伝的要因の関与が強くあると言われているよ。生育環境と遺伝両方ね。
統計学的に、幼少期に親から溺愛されていた者、甘やかされていた者に多く見られるってことだと思う。
>>71
うん、色々研究が進んでいたりしていることは多少だけど知ってるよ
俺が言いたいのは
「同じ環境で生きた人間がいないのだから、原因もかききれる程度のものではないだろう」
ということと
「どの研究結果も決定打に欠ける上、他の可能性があることを示唆しているのだから現段階でわかっていることを確定情報のように書き込まないほうがいいだろう」
ということ
>>72
科学はつねに現段階でわかっていることを確定情報として世に発信していると思うけどなー
ひとつひとつ語尾に、「ま、わかんないけどね」とつけてたらキリがないっしょ
まあここに書いてあることは少なくとも心理学や精神医学で明らかにされ分類さたれっきとした症状でそんなに間違いはないと思うよ
まぁ、原因は1つだけでなく、色々な要素が合わさった結果でしょうね。
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http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1535882671/
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暫く上記ルールで運用します(適宜改訂の可能性あり)
悪質な場合は予告なしで規制の対象とさせて頂きます
ルールを守ってお使いくださいませ
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コメント一覧 (20)
さっぱりわかんね
自分はシールドライガー好きかな
そう考えると人に少しは優しくなれる気がする
5割ほど軽快したものもあれば2割くらいしか良くなってないものも
何もやらないよりはマシかな
相互に関係がありそうなことを記述しているように見える
境界性は問題となってる範囲が広すぎて何が核なのかさえわからない
境界性とそれ以外では扱いが明らかに違うように見える
境界性以外の殆どのパーソナリティ障害は表現を変えて
似たようなことを繰り返し記述しているような印象を受けるが境界性はそうではない
根底はASDとかが関わってると思うが..?
俺の場合
ASD、顔面BS、異常なくせ毛、ワキガとかネガティブな要素が重なったらそりゃ回避性にもなるわなって思うんだけどな
好き
あ違う
ちゅき
コンプレックスあるから人に接しないじゃなくてその前に相手叩いて陥れて追い込んで保身して自分の精神保とうとするからみんな逃げてくだろ
他人からはそう見える
お人形遊びしている幼児は、自分だけは特別って意識はしていないが、周りからはそう見えるだろ?
世界の全てがお人形遊びのつもりの、特権的な視点の幼児
お人形を虫と置き換えてみると、遊びが思い通りにいかない虫は叩き潰すか逃げ出す
その独りよがりで一方的な世界の認知が人格障害の根本
つまりは発達障害の二次障害
片方は分かりやすい発達障害の特徴を持っていて
もう片方は本人に発達障害の傾向はないが血縁にはそれらしい人がいる
二人とも命令通りに動く「協力者」を持っているがその人達にもやはり発達障害の特徴がある
受動型のアスペルガーや不注意優性のADHDなどが自己愛に目を付けられやすい
自己愛性パーソナリティ障害の成育歴のなかで
例えば母親や祖母が子供の下僕のように言いなりになっていた時期がなかっただろうか?
あるいは親は厳格で冷たいが預けられた先や子供同士の人間関係では横暴に振舞うことを許されていなかっただろうか?
悪い考えや習慣に染まりそうになる時身近な大人がただ見守るだけで積極的に介入することがなかったのではないだろうか?
つまり子供の問題行動にそもそも気に留めていなかったり
気づかなかったり気づいても関わり方が分からずスルーを続けていたり
ただ受け身に子供の要求に反応したり
養育者にも発達障害の傾向はあるように思う
同意だわ
病気だと勘違いしてる奴までいるし
違うと思う。
自分は素人ながらも鉄板な人格障害の友人がいたが、こいつは性格が悪いわけではなかった。
自他の区別が本当についていなくて、しかも過去の記憶が簡単に書き換わっていた。
これでは「絶対に非をみとめない」「訳の分かんない理屈で発狂する」「基地外」
のレッテルを張られても仕方ないとおもった。
人格障害は脳の「器質的な」障害だとおもう。 生育の過程で脳を成熟させることに失敗したのだ。
子供の脳ってそうだろ、自他の区別が曖昧で記憶が簡単に塗り替わる。