「発達障害です」と言われたい?尽きぬ悩みに原因求める女性たち
『「発達障害」と言いたがる人たち』(SBクリエイティブ)の著者であり、精神科医の香山リカさんに、現代の生きづらさの原因を「発達障害」に求める人たちの心理と時代背景について聞いてみた。
「片づけられない私」「空気が読めない私」
ここ7、8年ほど、診察室に時折こう訴える人たちがやって来るようになった。
多くは女性だ。
「私、発達障害なんじゃないでしょうか。たぶん注意欠陥障害(ADD)か注意欠陥多動性障害(ADHD)だと思います。あ、コミュニケーションも苦手だから、アスペルガー症候群の可能性もあるかもしれません」
最初の頃は私も、「子どものうちには見逃され、おとなになってからはっきりする発達障害も多いらしい。この人もその可能性が高いのではないか」と考えて、問診を進めていた。
診察を始めるとすぐに、彼女たちにははっきりした受診のきっかけがあることがわかる。
彼女たちの多くは米国のカウンセラーであり自らもADHDだというサリ・ソルデンが書いた『片づけられない女たち』(WAVE出版〈2000年〉)というベストセラー本を読んでいた。
「整理整頓が苦手な人はADDやADHDの可能性があるというこの本を読んだり、その内容を紹介するテレビ番組を見たりして「私もそうかも」と来院した、というのだ。
では、その「片づけられない」というのがどの程度なのかと尋ねても、「もう春なのにまだ冬物のコートが出しっぱなし」「家族で食事をした食器を翌日まで洗わない」など、さほど深刻ではないことがわかる。
「書類をすぐに提出できずに溜まってしまう」といった仕事上の支障について語る人もいるが、それでも会社勤めを続けていたり、中には役職に就いていたりするところを見ると、「どちらかといえば苦手」という程度なのではないか。
診察の範囲では、この人たちにはADD、ADHD、アスルペルガー症候群などと診断されるような発達の障害は感じられず、むしろ何ごとも完璧にしないと気がすまない、理想の自分でないと許せない、という完璧主義的な性格が問題であるように思われた。
「障害がない」と言われて失望する女性たち
ところが、問題はその先だ。
「私は発達障害についての専門的知識は乏しいので、絶対に正しい診断とは言えませんが」と断ったうえで、「あなたには何らかの発達上の問題があるとは思えません」と告げると、これまで経験した限りではすべての女性は失望の表情を見せたのだ。
「えっ、そうなんですか。私、ADDじゃないんですか。アスペルガーでもない? そうか……」
最初はその失望の意味がよくわからなかった。「障害の可能性は低い」と言われて、なぜがっかりするのだろうと思っていた。
しかし、何人かに話を聴くうちに、そのわけがわかった。
やや厳しい言い方をすれば、彼女たちは自分が思うどおりに整理整頓や書類の提出ができないのは、「自分のやる気や性格のせいではなくて、障害のせい」と思いたがっているようなのだ。
「じゃ先生。私が“片づけられない”のは何のせいなんですか? 病気や障害じゃないとしたら、やっぱり私がだらしないからだとおっしゃりたいのですか?」と怒り出す人もいた。
私は彼女たちに、「あなたのお話を聴いていると、“片づけられない”のもそれほど深刻な問題じゃないじゃないですか。そもそもあなたは働きすぎですよ。それくらい忙しい毎日なら、掃除や整理整頓ができなくてもムリはないです。少しゆっくりしてください。片づけは後回しでもいいじゃないですか」などと、「がんばりすぎ」や完璧主義にこそ問題があることを指摘するようにした。それで納得してくれる人もいれば、それでも中には「セカンドオピニオンを受けたいので、発達障害の専門医を紹介してほしい」と希望する人もいた。
もしかするとこの人たちは、「そうです。あなたは成人型のADHDです。あなたの悩みのすべてはこの障害を持つがゆえです」と告げられるまで、延々とドクターショッピングを続けるのかもしれない。
必ずしもそうではないのに、「あなたは発達障害です」と言ってほしい人たちがいる。「私、発達障害なんだって」と言いたい人たちがいる。
そういう人たちの存在に気づき、私は今回『「発達障害」と言いたがる人たち』を書くことにした。
誰だって世界に二人といない「かけがえのない自分」
「何者かでいたい」という私たちの欲望は、とくにこの現代社会、根深くてキリがない。
もちろん「スターとして注目を集めたい」「作家になって多くの人を感動させたい」といった前向きな夢や願望もあるが、これはなかなかかなうものではない。
そういう人たちの一部がいま、メンタルクリニックを受診し、「私に病名をつけてください」と言っているように思うのだ。
その人たちは社会全体から見るとごく一部だが、そこに集約されているいまの社会の問題は、そう簡単には解決できない気がする。
発達障害の人も、そうでない人も、誰だって世界に二人といない、かけがえのない自分なのだ。
すべての人がそういう手ごたえを持って生きて行ける世の中になることを、心から願っている。
http://news.livedoor.com/lite/topics_detail/15116214/
男でも多いわ
やたら病名欲しがるやつ
>>11
いや、まじで仕方なくね?
普通にいきるのが難しいんだから
IQ低い糞馬鹿のほうが生きるの楽しそうだし
精神科医の香山リカさん
終了
>香山リカ
>>1
スレタイに香山リカと入れるべきだった
できない原因を自分ではなく病気に押し付けたいんか
女だったらまあしょうがねぇなあってなるけど
男だったら最悪www
共感と感情の産物みたいな女がか
>>17
女でも発達にはそれは当てはまらない
強い人間がこうと言ったら媚びまくって、間違った事でも言い訳つけて従うのは健常女
発達はそこで意を唱えて嫌われる
女のアスペは一人だけ出会ったことがあるが、あれは喋り方が独特だった
オレがこいつは女脳なのか男脳か試してやろうと思って「君、彼氏はいるの?」って尋ねたら
「そのような人間関係の人は今までいません」って答えやがったw100%女脳なら「昔は誰かと~」みたいな
「今はいないけどかつてはいた」というニュアンスを含ませる発言を100%するが、その女だけは議会答弁みたいな話し方をしていたわ
>>97
女のアスペは意外に判りにくいよ。
そんな堅苦しい言い方をしない場合も多い。
色々質問をすると普通の女と考え方がずれているからアスペだと判る。
後、運動音痴でテニス・バドミントン等ラケットを使うのが苦手だよ。
協調運動が苦手だから同時に出来ない。
もういい加減ただ毒親に育てられて性格歪んだだけの生きづらい自分を発達障害と言うのやめて欲しいわ。
仕事柄発達の人何人も見てきたけど、本人もまわりも地獄だぞ。
>>52
其は【 愛着障害 】と言う、別の障害。
そもそも発達障害が大人になるまで分からないとかあるのかね
大抵低学年のうちに特殊学級行きだろ
なんでもかんでも病名付けてるだけじゃねえの
>>54
低学年で特殊クラス行する奴は施設レベルの重度障碍者
施設まで行かないけど、ちょっと変わった奴が軽度障害
その手のは普通に大学行ったり就職したりする
厳しい仕事場で、障害のマイナスがはっきり露呈して苦戦する
>>54
日本では今30歳くらいの人が子供の頃までは発達障害が知られてなかったもん
単に問題児や少し変わった子だと捉えられていた
病名が出来て病気が増えた
早期治療が出来なかったから二次障害も多くて悲惨だわな
>>80
グス親の擁護する隠れ蓑になってるしな
>>54
ネオ麦茶の事件の頃から、ASDが精神科の医者でやっと問題になり始めたばかりだわ。
>>54
知的障害がないと分からないよ
高学歴なのに仕事ができない人は大抵怪しい
三歳で幼稚園に入るまで喋れなかったガチ発達障害のオレが来ました
保健所の検査のときに三歳にもなって会話ができないのは発達障害の可能性がありますよって言われたのに、
屑親にバッチリ放置されて今さらになってそれ系の薬はもうもらえないから抗鬱剤で誤魔化しながら仕事してるよ
>>120
3歳児検診の時に引っ掛かったのか?
児童相談センターに定期的に通って様子を見せに行く位かな。
ASDなら薬は無いよ。
親の治療教育に掛かってる。
>>124
誰が見てもわかるくらいおかしかったからな
当時の録音テープ聞いたら会話どころか言語すら発していなかった
>>120
まだいるかな。
大人の発達障害専門に見てるところなら今は薬も貰えるし診断も降りる可能性が高いよ。
私も二歳半まで発言なしの発達障害だけど、IQは高いのでそれでカバーして成人までただの勉強できるけど引っ込み思案で変わってる人で済まされてた。
30過ぎてから診断受けて、薬もらったり本読んだりしてなんとかってるよ。
セカンドオピニオン探してみたら?
職場にもいるわ
なんかあると「私、何かの病気かも」とか言って頻繁に病院行く奴
真顔で「ガンかもしれない」とか笑わせんなよ
事実だろ
軽度から様々いんだから
自責で 苦しんでるやついるのにな
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こういう話になるとやたら「自己愛」の問題にしたがる傾向あるよね… 人間、いうほど感情で動いてないと思いますよ(単純に困ってるだけでは?) |
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1533486740/
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コメント一覧 (57)
振る舞いがわからないってことだものな
勉強できないけど人付き合いや仕事は難なくこなす健常者
どっちが幸せかというと圧倒的に後者だな
でも、専門医じゃない医者が無責任に診断めいたもの下しちゃダメだろ
香山リカ氏が自分の所見しゃべるくらいは自由かもしれんがすぐ専門機関紹介してあげろよ
こいつをまともだ、ってやってる精神科医も当然キチゲエ。
キチゲエが病人を造り出してる典型だ。
即刻消去すべし。
やった仕事全てクビになったとかそのレベルなら病気なんだろうけど
結局は本人の困り感の問題とはいえ、定義が安易に拡散されていくとせっかく見いだされた発達障害という分類の意味がなくなってしまう
まあ世の中が完璧を求める(しかも無償で)になってきてるから
何かのせいにしたいという気持ちになるのはわかるな
コイツは政治信条的に気に入らない相手を素人の性格診断みたいなノリで
精神疾患扱いするような奴だからな
左の高須克弥みたいなもんだと思ってる
ただのわがままキチガ●とは違う
でも十年くらい前だと本当に診断は出にくかった
銀行印なくすとか飛行機に乗り遅れる級の不注意や先延ばしがあっても
就職や結婚ができて一般的な生活が遅れているように見えれば「性格の問題」で片付けられていたもんな
おそらく、スレで語られているような人の中で努力と工夫で改善しろと言ってもどうにもならない人は多いと思う。
これで社会は発達障害をもっと理解しろみたいな本書いてたらむしろそっちのほうが叩かれそう
バブル崩壊後、労働者が高いスペックを求められるようになった。それで、無駄に知能はまともだが行動がおかしくて無能な発達障害者が淘汰されるようになった。だから、無能で働くのがしんどい人がそう言われたいんだよ
どう見ても真逆やろ
「発達障害かもしれない」というのも心気症である場合はないのかね?
更にこれを言うとややこしくなるけど心気症は発達障害の人が発症しやすいとも聞く。
自分はADHDだと思い込むことでADHD的行動を誘発する可能性はある
診断が欲しかったら子供のころのエピソードが大事
ぶっちゃけ全体的にIQが低いか高いかじゃなくて各分野間にどれだけ凹凸があるかによると思う
自分で言うとアレだが言語IQ140で動作IQ118で世間的には高学歴のADDだけど毎日しんどいぞ
言語が突っ走るから動作が追いつかずエラーを起こしまくって心身ともに疲れる
せめてもう少し言語と動作の凹凸の幅が狭ければなんとかなるものをといつも思ってる
この記事の例に対しても
「それは発達障害じゃありません。単なるだらしない性格です」
って診断しか出さなそう
専門外だったら黙ってれば良いのにこのおばちゃん
http://hattatu-matome.ldblog.jp/archives/53938431.html
本当に支援する立場の人間なの、って思っちゃう。
たぶんだけど抑うつが強くなって認知が下がってしまい
発達障害に似たような症状が出てしまうんじゃなかろうか
香山氏の医者としての経歴は知らないんだが
年齢的には若いころ精神分析にどっぷりつかっていた世代なのかな
「認知の歪み」のようなものに対しては妙な嗅覚が働いてしまう感がある
香山自体、「認知が歪んでる」扱いされる事が多いからな。
結局のところ日本は発達障害の認知度がまだまだ低いからな。手帳あってこっちから提示しても周りの理解が得られるとこ探さないと意味ないしオープンにする場所考えないと自分で自分の首絞める行為と何ら変わらないよ。
困ってるというよりは、アイデンティティーとして『発達障害』って言われたい人ってことやろ。
Twitterとかで嬉々として名乗ってるのけっこうあるで。
実生活で詰むレベルじゃないから障害っていわれても問題ないねん。完璧主義の言い訳かかまってちゃんかやで。
自分が何をすべきかがわからないと、いずれ自分の存在意義に疑問を持つ
自分の何かに存在意義を見出せなければ、他の何かの役に立つしかない
その点、愛国心は実に気楽だ。自分なりの生活をするだけで貢献になる
決まってんじゃん
そもそもコミュ力あったり仕事きちんとできる人間に対して「勉強ができない」なんて付け加えるのが捻くれてる
むしろ絶対に勉強しないといけない環境に置くと、便利だけはできたと思ってる無能なんてあっさり追い抜いていきそう
伝統的な価値観だとそっちの方がはるかに重要だったからね、仕方ないね。
後、仕事出来る人間は潜在的学力も有するって根拠も無いわな。
と言うか現代社会そのものが、「絶対に勉強しなきゃいけない環境」に近いだろw
高卒と大卒の生涯収入の差なんてバブル以前から広く認識されてる。
あ~後、個人的には仕事しかできない無能より古典に精通して幅広い教養を有する人間の方が「有能」だと思ってますw
本当に診断済みの発達障害者がどれだけ幼少期から生きづらくて、他人から舐められてきたか。そして発達障害かだけじゃなくてIQも大事だよ。私はギリ健だから高IQで勉強出来る系発達の人とは話し合わないや。
医療人類学で検索
まあ、こんな風に追い詰める社会が悪いし、さらに「発達障害」は増えるだろうけど
ただ、診断は他のコメにもあるとおり、幼少期の症状が肝になる。香山リカがそれも承知の上なのかわからんが。
原因が分かったと思っただけだ。
てか、一冊本書くほどそういう層が多いとは思えない。当事者として界隈に居て目に付くレベルではない。ソースはここや掲示板のレス等だけだけどね。
それらしく誘導して、発達障害と診断するバカ医者が本性を現しただけのこと。
むしろ高IQで学歴も高い発達障害がいるせいで低IQの発達障害の肩身が余計狭くなるというw
人によって能力バラバラなんだからそういうのもいるっつーの
女のアスペだけど悪意なく悪口言ったり理詰めして喋っちゃうせいで同世代にはなんでそんなこと言うのって泣れたし、大人には思いやりがないとか散々怒られてたわ
アスペが男性脳っぽい病気だから同調意識強い女同士だと地獄だよ
「そういうのは会社の上司が『お前おかしい。病院行って来い』っていうレベル」
とかボロクソ言われたババアが通るよ
病名が欲しいわけじゃない
薬で少しでも症状がよくなれば、と思って藁をも掴む気持ちで言ったのにさ…
実際、病名が認知されたのは良いけどそれの影響で診断すらまだの「自称発達障害」が増えてるんだよな
単なる自己の拠り所としてしか発達障害を利用しない人たちって本当の発達障害の方々からしたらどういう風に見えてるのかしら?
医者も色んな人いるけど
相手が無知だと思って適当なこと言い散らかす公害医者っているよね
専門外だから詳しくないんですって正直に言ってくれる人のほうが信用できる
「本当の発達障害」ってのがあぶり出すのがむずかしいんだよね
まず「スペクトラム」というのが基本的な考え方にあって個人差が大きいことと
周囲の環境によって問題行動が増悪することもあればほとんど出ないこともある
診断出すのには幼少期のエピソードが大事なんだけど
ものすごく理解のある良い環境で過ごしていたとか
親が必死でフォローしてたら致命的なミスや問題行動は抑えられる
幼少期からの成育歴や現在の生活の様子を丁寧に聞き取るのはかなりの重労働で
一回や二回の診察でそのあたりはっきりさせるのはかなり難しいよ
で香山さんはすべての患者さんに対してそういう手続きを踏んだうえでの上梓なのかな?
本人はラインから欠けた事が許せないだけ
その、ラインは、ただのマイルールで、欠けたとは、肉体の不快感
そして、その不快感がラインになるという、曖昧な、しかし、本人はそれを認知出来ない、支離滅裂な、潔癖性
全ては脳のハードスペック
時間のバッファが作れないから、極限の整合性に閉じ込められる
男性ホルモン分泌が高けりゃアスペ脳でも問題は顕在化しない
アナログの擦り合わせは、現世との橋(関門)が勝手に辻褄合わせてくれる
周りから見て、壊滅的に上の空で、コミュ障の、自己愛となるのは、男性ホルモン分泌が少ないアスペ脳
ただの平凡から脱却したいだけで
犯罪者とかそれ以下に下がりたいってわけじゃないだろ
サヨクデモの前の香山リカの精神医学の記事は好きでよく読んでた。ネタだから…