《 7話:望み 》
彡(゚)(゚)「ほな原ちゃん、これから改めて生きる意味を考えるやで!」←記憶を取り戻した
(´・ω・`)「よろしくお願いします!」
彡(゚)(゚)「その前に少し復習や」
(´・ω・`)「はい」
彡(゚)(゚)「ワイらが使っとる箸には価値がある」
彡(゚)(゚)「それは、『食べる』って目的の為に人が作り出したからや」
彡(゚)(゚)「これを人に置き換えると、創造論的価値観があると言える」
(´・ω・`)「ふむふむ」
彡(゚)(゚)「まだまだ創造論を信じてる人は多い」
彡(゚)(゚)「そして、それを否定することもできへん」
彡(゚)(゚)「だが、科学が進歩した現代では創造論を信じられなくなった人も多くおる」
(´・ω・`)「うん、僕もその1人です」
彡(゚)(゚)「そこで普及してきたのが唯物論的な価値観や」
彡(゚)(゚)「唯物論的価値観で言うと、この箸はただの棒切れ二本にすぎん」
彡(゚)(゚)「たまたま棒切れが二本あって、物を食べるのに便利やから『箸』って意味を後付けをしたって感じやな」
彡(゚)(゚)「ものっそい大雑把な説明やけど、ここまではええか?」
(´・ω・`)「あ、はい!(既に曖昧)」
彡(゚)(゚)「問題はここから先や」
彡(゚)(゚)「ほな原ちゃん、例えばこの箸が一本折れてしもうたらどうする?」
(´・ω・`;)「え……。折れたなら捨てますね、たぶん」
彡(゚)(゚)「ふむ、まぁそれが普通やろな」
彡(゚)(゚)「せやけど、それはコレが『箸』っていう事に囚われ過ぎてへんか?」
(´・ω・`)「…?どういう事でしょう」
彡(゚)(゚)「例えば、残ったもう一本の箸に鶏肉を刺して、焼き鳥用の串にしてもええわけやろ?」
(´・ω・`;)「まぁ、自分で食べる分にはできなくないですね」
彡(^)(^)「な?他にも××の穴にぶち込んで快感を得たりもできるで!」
(´・ω・`;)(それはヤメろ)
彡(゚)(゚)「極端な話、『箸』って概念に囚われなければ、この棒切れの価値は無限大なんや」
彡(゚)(゚)「自分次第でな!」
彡(゚)(゚)「これがいわゆる、『強さのニヒリズム』的考えや(やきう民意訳)」
(´・ω・`)「なるほど、何となく分かった気がします」
(´・ω・`)「本来は意味がないから、人が自由に意味付けできるという事ですね」
彡(゚)(゚)「せやね」
彡(゚)(゚)「もともと意味を与えられているからこそ、それが足枷になる場合もあるんやで」
(´・ω・`)「足枷に…?」
彡(゚)(゚)「例えば、医者の家に生まれた子供が、小さい頃から医者になるべく厳しく勉強させられたりなんかもそうやな」
彡(゚)(゚)「当人としては野球選手にチャレンジしてみたいのに、親は断固としてそれを許さない」
彡(゚)(゚)「本当は野球をやりたいのに、興味もない医学を学ばされる」
彡(゚)(゚)「この子は最初から『医者の息子』という『意味』を与えられとるからこそ悩むんや」
(´・ω・`)「なるほど、確かにそうかもしれませんね」
彡(゚)(゚)「原ちゃん、初めの方に『意味』の意味について調べたの覚えとるか?」
(´・ω・`)「あ、はい。人が生きる意味は『その人が生きる事がどれだけ役に立っているか』でしたよね」
彡(゚)(゚)「せやな。ほな、役に立つって誰の役に立てばええんやろ?」
(´・ω・`;)「え?それは…家族とか、友人とか。あとは、会社……ですかね?」
彡(゚)(゚)「ふむ。それは間違いやないで。せやけど、まず最初に役に立たなアカン奴がおるやろ?」
(´・ω・`;)「えっと……それは」
(´・ω・`)「もしかして……自分自身、でしょうか?」
彡(^)(^)「せや!」
彡(゚)(゚)「『マズローの欲求の階層』というのがあるんやが」
彡(゚)(゚)「これはマズローって心理学者が人間の欲求について研究したものなんや」
彡(゚)(゚)「それによると、人は誰しも社会に貢献して認められたい欲求を持っとる」
(´・ω・`)「いわゆる、承認欲求ってやつですか?」
彡(゚)(゚)「せや。だけど、それは自分自身の欲求を最低限満たした上で成り立つ物なんや」
彡(゚)(゚)「人はまず、『自分自身』を救わないアカンのやで」
(´・ω・`)「自分自身を救う…か」
※参考
『マズローの欲求の階層』
低次の欲求が満たされていく中で、徐々に上位の欲求へ移行していくイメージ。
ただ、勘違いされやすいが、低次の欲求が満たされないと上位の欲求が出現しないわけではない。
彡(゚)(゚)「人は誰しも『望み』があるものや」
彡(゚)(゚)「せやけどな、自分自身の望みを無視した時、人は『自分』という1番役に立たなアカン相手から逃げた事になる」
彡(゚)(゚)「原ちゃん、ワイはな。その時こそ、人は本当の意味で『無意味』になると思うんや」
(´・ω・`:)「……」
彡(゚)(゚)「なぁ、原ちゃんの『望み』ってなんなんや?」
(´・ω・`)「望み……ですか?」
(´・ω・`;)「それは…正直、自分でも良く分からないです」
彡(゚)(゚)「最初は具体的な事やなくてもええんやで?」
彡(゚)(゚)「楽しく生活したい!とか、のんびり生きたいとか」
(´・ω・`;)……
彡(゚)(゚)「少なくとも……」
彡(゚)(゚)「『死ぬ事』が原ちゃんの『本当の望み』やないやろ」
彡(゚)(゚)「ちゃうか?」
(´・ω・`)
(´-ω-`)
(´・ω・`)「……はい」
(´・ω・`;)「でも、どう考えればいいのか検討がつきません」
彡(゚)(゚)「こればかりは、原ちゃん自身が自分の力で見つけなアカン」
彡(゚)(゚)「ただの『社会常識』や『他人から押し付けられた理想』やと意味ないんや」
彡(゚)(゚)「せやけど、実は『自分の望み』と『他者に刷り込まれた価値観』を見分けるのは難しいんや。見つけ方にはコツがある」
(´・ω・`)「コツ?」
彡(゚)(゚)「思い浮かんだ望みに、決して『自分には無理』とか『現実的じゃない』とか考えん事や」
彡(゚)(゚)「自分が思うたまま、素直な気持ちを認めるんやで」
(´・ω・`)「素直な気持ち…」
彡(゚)(゚)「せや。自分の心の声に耳を傾けるんや」
(´-ω-`)(心の声に耳を傾ける…)
(´-ω-`)…
(´-ω-`)……
(´・ω・`)
(´・ω・`)「僕は……」
(´・ω・`)「幸せになりたい」
彡(^)(^)
彡(^)(^)「ええやん、原ちゃん」
彡(^)(^)「『死にたい』って望みより、その方がよっぽど自分に正直やと思うで?」
彡(^)(^)「ほんなら後は、それをゆっくり煮詰めるだけやな」
彡(^)(^)「原ちゃんがどうすれば幸せになれるかを、少しずつ考えていけばええ」
(´・ω・`)コクン
彡(^)(^)「大まかでも目指すべき道が見えたなら後は少しや!」
彡(^)(^)「ここまで来れば、もう答えが見えたも同然やで」
彡(^)(^)「後は…」
トントン
大将「あの、話が盛り上がってるところ、すみません」
彡(゚)(゚)「ん、何や店長?」
大将「やきうさん、もうすぐ終電の時間ですよ」
彡;(゚)(゚)「なんやって!?もうそんな時間やったんか!?!」
生ビール
獺祭
ホットウーロンハイ
煮こごり
つぶ貝の酒蒸し
きうりの浅漬け
ええやん
けどそろそろガッツリしたもの食いたいやね
>>151
た、たぶん合間にチキン南蛮とか食べてるから(白目)
彡;(゚)(゚)「せやけど、これからまだ原ちゃんと…」
彡;(-)(-)「ア~ッ!かと言って、明日は朝イチでアポあるから帰らな(アカン)」
彡;(-)(-)「どうすればええんや!!」
(´・ω・`;)(やきうさん、僕のことであんなに…)
(´・ω・`)……
(´・ω・`)「やきうさん」
(´・ω・`)「僕、もう大丈夫です」
彡;(゚)(゚)「へ?」
彡;(゚)(゚)「せやけど」
(´^ω^`)ニコッ
(´^ω^`)「僕はもう十分教えてもらいましたから」
彡(゚)(゚)「原ちゃん……」
(´・ω・`)「やきうさんも言ってましたよね。『自分の望み』は自分で見つけなきゃいけないって」
(´・ω・`)「やきうさんと話して、それが実感できた気がするんです」
(´・ω・`)「まだ生きる意味がハッキリ分かったわけじゃないけど」
(´^ω^`)「でも、後は自分の力で時間をかけて見つけて見せます」
彡(゚)(゚)…
彡(゚)(゚)「ほんまにもうええんか?」
(´・ω・`)「はい」
(´・ω・`)「やきうさん。今日は本当にありがとうございました」
彡(^)(^)「ええんやで」
(´・ω・`)「初めて会った僕にこんなに親身になってもらって。なんていうか…感謝してます」
彡(゚)(゚)「原ちゃん…」
『先生!先生!!』
『お、やきうくん久しぶりだね』
『あんな!先生が言うてたみたいにな、落ち着いてちゃんと腹割って思ってること相談したらな、野球サークルの奴らもみんな仲ようしてるれるようになったんや!』
『それは良かったよ!』
『あんな、先生』
『ん?』
『ワイな、決めたんや!ワイ、先生みたいなカウンセラーになんねん!そんでな、ワイと同じやうに悩んでる人らの力になんねん!それがワイの夢なんや!!』
『やきうくん』
『ま、先生みたくなれるかはちょっと不安もあるけどな』
『ーー大丈夫さ、やきうくん。君なら僕よりもずっと素敵なカウンセラーになれるよ』
彡(゚)(゚)
彡(^)(^)「ええんやで、原ちゃん」
彡(゚)(゚)「ワイこそ何か大切な事を思い出した気がするわ」
彡(^)(^)「ワイこそありがとな」
(´・ω・`)「あの……もし、また迷う事があったら」
(´・ω・`)「また、この店に来てもいいでしょうか?」
彡(^)(^)「当たり前やろ!何言うてんねん」
大将「迷った時と言わず、いつでもいらして下さい」
大将「私はここで、美味い酒と料理を作って待っていますから」
(´^ω^`)「やった」ニコッ
大将「ところでやきうさん、そろそろ本気で終電危ないんじゃ…」
彡;(゚)(゚)「あっ!ほんまや!!」
彡;(゚)(゚)「このままじゃ(アカン)」
彡;(゚)(゚)「ほな、またな!!!」
(´・ω・`)「あ、はい!ありがとうございました!!」
大将「お気をつけて!」
ガラガラッ
(´・ω・`;)「……あっ!そう言えばやきうさんのお勘定は!?」
大将「大丈夫ですよ、原住民さんの分と一緒にやきうさんにツケときますから」ニコッ
~~5分後~~
【駅改札前】
彡;(゚)(゚)「な、なんやって!!!もう一度言うてみろや!!!」
駅員「ですから、成田行きの終電はたった今出たところでして…」
彡;(゚)(゚)「グッ、く!く!クク!!」
彡;(>)(<)クソおおおおおおおおおおおお!!!
結局、漫喫に泊まるやきう民であった。
《 7話: 望み(終)》
【今日のまとめ】
・人はまず、自分自身の役に立つ必要があるようだ。
・自分自身の役に立つには、自分の『本当の望み』が何なのかをもう一度考えてみよう。
・遅くまで飲む時は終電の時間に注意しよう。
おもしろい
《 8話:生きる意味 》
【ジュピター商事 総務部 経理課】
(●△●)「あのね、原住民くん、いい加減にしてくれよ」
(●△●)「この書類、どういうこと?」
(´・ω・`;)「…すみません」
(●△●)「『すみません』じゃないよ」
(●△●)「このミス初めてじゃないよね?」
(´・ω・`;)「…はい」
(●△●)「何度同じ事を言わせれば気が済むんだい?」
(´・ω・`;)「今度から確認表を作成して、同じミスが起こら無いようにします」
(●△●)「…次はもうないからね?」
(´・ω・`;)「は、はい!」
(●△●)「まったく」
(´・ω・`;)……
(´・ω・`;)(また課長に怒られてしまった…)
(´・ω・`;)(もう繰り返さないように気をつけないと)
電車に飛び込もうとしたところを、やきうさんに助けられてからもう1週間になる。
正直言って、あれから僕の生活は大して変わってない。
上司には怒られ、先輩からはパシリ扱いされる日々。
やきうさんにはカッコつけて『自分で生きる意味を見つける』なんて言ったけど、
正直まだまだ見つけられる気配はない。
お局社員「原住民くん、お疲れ様」
(´・ω・`)「あ、お疲れ様です」
お局社員「相変わらずねネガシマ課長も」
(´・ω・`;)「ハハ…、正直キツイですよ」
お局社員「だよねー。前の大松主任も、課長にツメられるのが嫌で辞めたし」
(´・ω・`;)「そ、そうだったんですね」
お局社員「でもさ、それって課長が見込んでるって事なのよ」
(´・ω・`;)「え?」
お局社員「だってさ、課長ってあんまり私とかに怒らないでしょ?」
(´・ω・`)「確かに」
(´・ω・`)「でもそれは、そもそも先輩がミスしないからですよね?」
お局社員「違う違う」
お局社員「大松主任が辞めてから、経理課で男はアナタだけになっちゃったでしょ?」
お局社員「私を含めて、女子社員は管理職なんて面倒でやりたがらないし」
お局社員「だからね、その分だけ課長は原住民くんに期待してるみたいよ?」
(´・ω・`;)「そ、そうなんですか…?」
お局社員「ネガシマ課長は早くアナタに実力つけさせて、主任に上がって欲しいのよ」
お局社員「ま、プレッシャーかも知れないけど頑張んなさい!」
(´・ω・`;)「は、はい!」
お局社員「後これ、いつもパシッてるお礼の缶コーヒー」ヒョイ
(´・ω・`;)「あ、ありがとうございます!」パシッ
おっ原住民に進展が
それでも……。
何かがハッキリと掴めたわけではないけれど。
あれから少しだけ、前向きになれた気がするんです。
先輩女子「あ、いたいた!原住民くーん!!」
(´・ω・`;)「あ、はい!」
先輩女子「こないだの送別会の件なんだけどさ」
先輩女子「新人のフェリスちゃんにも教えてあげてもらっていい?」
(´・ω・`;)「え…?」
先輩女子「4月の新歓はフェリスちゃんの代にやってもらわないといけないからね」
(´・ω・`;)「分かりました!」
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「原住民先輩、よろしくお願いします」
(´・ω・`;)「よ、よろしく」
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「原住民先輩!送別会の準備って何からやればいいですか?」
(´・ω・`)「えっと、じゃあ送別会の出欠確認表から作って貰おうかな」
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「わかりました!手書きですか??」
(´・ω・`)「いや、去年エクセルで作ったデータがあるんだけど、それ使って」
(´・ω・`)「人員が微妙に変わってるから、今年の課の名簿と見比べて、違うとこだけ直せばいいよ」
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「わかりましたー!」
(´・ω・`)「エクセルデータはフェリスさんのPCにメールで送るね」
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「はーい!」
(´・ω・`;)……
(´・ω・`;)(フェリスちゃん、入社した時から気になってたんだよな)
(´・ω・`)(相変わらず可愛いなぁ)
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ
(´・ω・`;)(い、意識しすぎて緊張する)
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ …ン
(´・ω・`;)(だけど、こうして一緒に働けるのは嬉しいな)
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「原住民さん!」
(´・ω・`;)「あ、ごめん!もしかしてさっきから呼んでた?」
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「はい、エクセルで出欠確認表作りました!」
(´・ω・`)「もう出来たんだ」
(´・ω・`)「どれどれ。…うん、大丈夫。これでバッチリだよ」
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「やった!」
(´^ω^`)「フェリスさんは仕事が早いね」ニコ
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「えへへ。ありがとうございます!」
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「……あの」
(´・ω・`)「ん…?どうしたの」
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「前から思ってたんですけど、原住民先輩って凄く優しい方ですね」
(´・ω・`)「え、そ、そうかな?」
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「はい!私、原住民先輩には色々聞きやすいんです」
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「入社したての時、色々分からなくて他の先輩は怒っても、原住民先輩はいつも丁寧に教えてくれましたから」
(´・ω・`;)「はは…僕は怒れるような立場じゃないしね。フェリスちゃんの方がしっかりしてるよ」
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「そんなことないですよ」
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「それに、原住民先輩は教え方が凄く上手で、分かりやすいです!」
(´・ω・`)「そう言ってもらえて嬉しいよ。僕なんかでよければ、これからも何でも聞いてよ」
(´・ω・`;)「僕も分からないかもしれないけどね」
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「はい!」
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ「こらからも先輩のこと、頼りにしますね?」
(´・ω・`)
(´・ω・`)
((´・ω・`))))プルプルプル
(´・ω・`*)ポッ
あれから、まだまだ辛い事は沢山あるけれど。
なんだか少しだけ、日々の生活が楽しくなってきて……。
こんな毎日が続くなら、それはきっとーー。
ーーだから。
ありがとう、やきうさん。
彡(>)(<)ヘックシッ!
彡(゚)(-)「…なんやろ、急にクシャミが」
彡(`)(´)「さては、花粉がもう出始めとるな!」
彡(゚)(゚)「…そろそろ医者で薬貰っとくか」
そして、日々は続いて行く。
《 8話: 生きる意味(終)》
【今日のまとめ】
・どうやらこれが最終回だったようだ。
乙
おもしろかったで
乙
面白かったで!
この文すき
終わってたか乙
ありがとう!
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1517480051/
以下のコメントは削除対象となります
・障害/人種/特定の属性に対する悪意ある中傷/差別的発言
・特定の性別に対する悪意ある中傷/差別的発言
・記事内>>1に対する著しい中傷/差別的発言
・記事内容に目を通さず曲解した見解を述べ著しくサイト内の治安を悪化させる行為
・記事内容と無関係に特定の思想/イデオロギーを複数回に渡り書き込み著しくサイト内の治安を悪化させる行為
・上記に該当しない個性的な書き込みに対する著しい中傷/嫌悪の表明
暫く上記ルールで運用します(適宜改訂の可能性あり)
悪質な場合は予告なしで規制の対象とさせて頂きます
ルールを守ってお使いくださいませ
コメント一覧
コメント一覧 (21)
生き物として死の恐怖があるから思い留まってるだけのような気もするけどな。
その恐怖が無くなった時、果たしてその生きる意味の理論で思い留まる事ができるのかな。辛い事があるたびに楽になる人が多そうだけど。
それは人間が他者とつながることで、生きていくように進化してきたからだ。
そして自分に絶望する必要はない。
何故なら自分自身が持つ罪は、新しい他者からの承認で簡単に消えてしまうからだ。
(´・ω・`)「素直な気持ち…」
彡(゚)(゚)「せや。自分の心の声に耳を傾けるんや」
(´-ω-`)(心の声に耳を傾ける…)
(´・ω・`)「僕は……」
(`・ω・´)キリ「… 小児性愛…ロリや! 」
*「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」1999年5月に制定
*14年6月「児童ポルノ処罰法」が改正され、単純所持が処罰対象となるなど規制が強化
*擬似ロリAV規制…成人女性に子供の格好をさせるのも禁止
(´・ω・`)(どうせ生きる意味がないなら、もういっそ……)
冗談のように書いてるけど、このssに欠けている点だよな
この原住民は身近に自分の幸福があったし、十分手が届きそうなものだけど、ロリとチョメチョメ的な実現が難しい欲求が自分にあった場合どうするか
その場合は欲求は欲求として追求し明らかにした上で、実現可能なことを仕分けていく必要が出てくる
ロリ好きならloの作家になるとか、同人書くとか
そうすると今度はそれを実現するにはどうするか、という計画が必要になってきて、それを実現するための行動が必要になる
こうなったら後はそれをやるだけで人生は充実してどんどん過ぎていく
自殺する暇なんてない
と思うのは俺がいろいろ拗らせまくってるからなんだろうな・・・
現実は意識変えたくらいで都合よくリアルの方が合わしてくれないから
原住民が仕事やめて、俺たちのたたかいはここからだエンドの方がまだよかったと思う
既存の思想の説明がとてもわかりやすかった。私にとっては再確認だったけど、定期的に知りなおしたい内容だから助かる。箸のたとえが素晴らしい。
最後は他の人もコメントしてるようにイマイチでした。自分でも気づいてない長所があるかもしれないから、それも含めて自分をよく知ることが最初の一歩である。そういうことですよね。確かにそうだと思います。そこができてない人もいるから指摘してあげるのは大事です。
でも世の中にはまったく長所や取り柄がない人もいる。とんでもない無能で人間性もクズ、とか。残念ながら現実は厳しい。ここの住民にはそういうやつも多いでしょうしね。
そこまでくるとニヒリズムより創造論のほうが向いている層かもしれない。宗教が盛んな国に生まれたほうが幸せだったかもしれない。……しかし日本人として生きていくしかないだろうし、結局は自力で強いニヒリズムを試みるしかないってことか。
たとえば歴史に名を残したい人。でかいことやって派手に散りたい。名もないモブとして平凡な幸せを手に入れても嬉しくない。
あるいは自分を犠牲にして他人を救いたい人。だれかの代わりに自分が拷問されて殺されてもいい。責任を負わされてリストラされても会社を救えるなら満足。だれかの罪をかぶって刑務所に入って自分の人生が台無しになっても構わない、とか。キリストがこれだよな、すげえわ。
自分が幸福になると居心地悪い人もいる。DV男と別れない女とか。虐待やネグレクトで精神が歪んでしまったのが原因の場合もあるだろうし、根っからのドMもいるだろう。
こうやって考えてみたら、幸せを望まないのも結構ありうることなのか。
>>5のような世間に認められない特殊性癖の人は、個人的に幸福な生活を送ることがより上位の望みだと思う。ロリとヤれたら刑務所暮らしになっても満足!一度もヤれずに終わるよりマシ!というほどガチな人は多くない。だったら合法の範囲内でその性癖を満足させる方法を探して>>8のように生きればいい。
好きな人に振られて一番ヤりたい相手とはヤれずに人生が終わったやつなんてたくさんいる。それを同じってことだ。
やきうも言ってるけど、自分の本当の望みを知るのって難しいんだよな。無意識領域では違うことを求めていることがよくある。夢をすべてかなえたのになぜだか幸福を感じない人はこれ。努力の方向を間違えて時間と労力を無駄にするのは笑えない。
リトマス試験紙のようにいろんな体験をして自分がそのときどう感じるのか実際に検証してみるのが確実なのかな。ただ考えるだけだと間違いやすいかも。
7話までは現実味があったのに8話でいきなりありきたりな綺麗事エンドになっちゃったかなって
でも総合的にはためになったし読んでよかったとは思う