svg

「脳は体を支配している」という考え方は長い間支配的でしたが、近年になって胃腸が「第2の脳」と呼ばれるなど、人間の体は脳だけによって動かされているのではないことがわかってきています。

脳神経科学者のアントニオ・ダマシオ氏も「脳は体を支配するのではなく、調整している」という考えを持っている一人であり、
「脳の偉大さ」を誇張する風潮とは異なる考えを示しています。

ダマシオ氏は「情動」の研究者として世界で名をはせている人物。
現代では、「脳は体においてコンピューターのように作用し、支配的な位置で体の他の部分に指令を送っている」という考え方、
すなわち「脳中心」の考え方を持っている人も少なくありません。
しかし、ダマシオ氏は「体が脳や心に影響を与えるのと同じように、脳は体に影響を与える」として、脳と体が相互作用している分離不可能なものであること、そして脳と体による有機体は「環境」と強く相互作用していることを主張しています。

そんなダマシオ氏の新刊「The Strange Order of Things: Life, Feeling, and the Making of Cultures」は「感情」そして「生物的進化はどうして人間を種として繁栄させたのか」ということに焦点を当てたもの。
なぜ人が科学に拍車をかけ、薬や宗教、芸術を作り出せたのかに迫っています。

科学者のフランシス・クリックは「人間の考えや感情精神などは全てニューロンに他ならない」という考え方を持っていましたが、クリックと友人であったダマシオ氏は「人間の行動や精神はニューロンだけでは成立しない」という全く反対の考え方を持っています。
神経系は体のそのほかの部分と絶えず協力し相互作用を行うことで機能しており、これは神経系が組織体のアシストを第一に行っていることからも明らかであるとのこと。

進化の過程で有機体は内分泌系・免疫系を手に入れ、代謝を行うようになりました。
すると、このような活動を同時に行えるよう調整する役割が必要になり、神経系がその役割を担ったのです。
このことから、脳は体を「支配」しているのではなく、全体の流れがスムーズになるよう「調整」しているのだというのがダマシオ氏の考え方。

そして何百万年もの間でプロセスが発達していき、神経系は体内の調整だけでなく、「外側の世界」と「内側の世界」の調整を行うようになります。
「これが『大脳皮質』という名の神経系が行うことです」とダマシオ氏は語っており、人間が認識・記憶・推理・操作・翻訳などさまざまなことが可能になったわけです。

ダマシオ氏は「The Strange Order of Things」全編を通してホメオスタシスの重要さを説いています。
ホメオスタシスは「恒常性」とも呼ばれ、「均衡」と同じものとして考えられることもありますが、
ダマシオ氏によれば、これは誤りとのこと。なぜなら、「死」もまた均衡の取れた状態であるからです。
ホメオスタシスは未来へと続こうとするポジティブなエネルギーバランスであるとダマシオ氏は説明。
人間の体の中で行われる「調整」も、外側の世界と内側の世界の「調整」も、生命を維持し続けようとするホメオスタシスによるものだというわけです。

また、「頭の中にある物理的な組織がどのようにして実態のない感覚を生み出しているのか?」という問いには、ダマシオ氏は「脳だけなく、有機体全体で考える必要があります。
そして、進化という条件の中で考える必要もあります」と説明。
意識は主観的なものであり、スピーチを聞いている最中であっても、
人はスピーチの言葉だけでなく周囲で何が起こっているかについてや、自分自身の存在、「観測者」としての自分を認識し続けています。
そして「外の世界の認識」と「内なる世界で生まれる感情」を重ねることで「意識」が作り出されるとのこと。

https://gigazine.net/news/20180123-evolution-of-pleasure-and-pain/



5: 名無しさん 2018/01/24(水) 20:13:08.38 ID:K2+xSxiw

どっちかというと生殖器の付属物なのが脳だからね


11: 名無しさん 2018/01/24(水) 20:44:47.89 ID:3y4xHeqb

当たり前だろ
記憶も 手足を 使かって覚えるし


9: 名無しさん 2018/01/24(水) 20:18:57.06 ID:1Qlo8uFZ

人間は管。その管を裏返せば根っこが張り巡らされてる。それぞれのオーガンは元々
エンブリオで差異はないんじゃね。ただしデスティナイされた後は必然性から頻繁な
新陳代謝と代謝のない臓器に分かれる。そういった意味では臓器移植で記憶が移管さ
れることもあると思うね。人間の顔なんて元々はエラだから。


15: 名無しさん 2018/01/24(水) 21:49:58.31 ID:C9f1sD5H




僕、社長だけど、これよくわかる。

なる前は、社長=脳だから、何でも決めて、支配しないと意気込んでたけど、

ほんと今では調整役

考えてみれば、自分の臓器は全く自分の意思では動かせないし、

筋肉ですら、意のままに動く筋肉はほんの一部だし、心臓とか重要な筋肉は全くダメ

意のままに動く筋肉だけ可愛がるボディービルダーは、馬鹿に感じる。



16: 名無しさん 2018/01/24(水) 21:52:04.73 ID:vnqTJ4HA

>意識は主観的なものであり、スピーチを聞いている最中であっても、
>人はスピーチの言葉だけでなく周囲で何が起こっているかについてや、自分自身の存在、「観測者」としての自分を認識し続けています。
>そして「外の世界の認識」と「内なる世界で生まれる感情」を重ねることで「意識」が作り出されるとのこと。

ハイデッガーみたいな考えかたやな
つか、「存在と時間」をパクっただけやろ


27: 名無しさん 2018/01/25(木) 01:06:03.39 ID:Ra5F/RXa

西洋医学がやっとそこまで来ただけ


25: 名無しさん 2018/01/24(水) 23:54:49.23 ID:uw4Q/o3c

東洋医学では昔から臓器と人間の感情が関係しあっているという考え方をしている
例えば、胃が弱い人は憂鬱な気分になりやすいとか、肝臓の働きが悪い人はイライラ
しやすいと判断する
逆に、憂鬱な気分が続くと胃が悪くなるとか、イライラした状態が続くと肝臓の働き
が悪くなると考える


28: 名無しさん 2018/01/25(木) 01:37:55.68 ID:QejghjaH

感情が内分泌系に支配されてるもんな


32: 名無しさん 2018/01/25(木) 12:48:07.72 ID:eluXKyHk

脳みそって心臓や肝臓より立場が上か下かと立場を気にして臓器人生を送ってるの?


33: 名無しさん 2018/01/25(木) 14:02:29.12 ID:QnNYsKOF

昨年9月から始まったNHKスペシャルシリーズ「人体 ~神秘の巨大ネットワーク~」でも似たような研究成果等を使って色々説明していますよね。


37: 名無しさん 2018/01/26(金) 09:26:08.53 ID:rGmlzCjE

>>33
あの番組は
ホルモンなどの液性伝達因子を
新発見みたいに言い換えてるだけで
違和感あるわ


38: 名無しさん 2018/01/27(土) 19:33:15.71 ID:mn2zYbhZ

各臓器からいろんなホルモンが送られてくる訳で、全ての衝動は脳発信じゃないっていうね


34: 名無しさん 2018/01/25(木) 15:10:19.03 ID:ujbubOuA

オレのチ○コが独立した意識を持っているかもしれないということ?


36: 名無しさん 2018/01/25(木) 23:24:24.43 ID:zj9XBjLj

アホくさ
言い方変えただけで脳が支配してんのに変わりねぇじゃんw


39: 名無しさん 2018/01/27(土) 21:02:21.87 ID:5BmOg4Xc

吉本隆明さんが高く評価していた三木成夫さんの思想を思わせるなあ。


35: 名無しさん 2018/01/25(木) 16:11:57.51 ID:4jJUrQr5

唯脳論は論外だが、人体そのものも外界と連結したオープンシステムなのではないか?


脳を鍛えるには運動しかない!  最新科学でわかった脳細胞の増やし方
ジョン J. レイティ エリック ヘイガーマン
NHK出版
売り上げランキング: 1,175

http://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1516791341/