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「うつヌケ」(角川書店)は、鬱の暗いトンネルを抜けた人たちの体験を描いたノンフィクション漫画。
著者の田中圭一さん自身が10年ものあいだ絶望的な鬱に悩まされ、ある日ふとしたきっかけで快方へ向かう様子などが紹介されています。



今現在鬱に悩まされている人はもちろん、周囲に鬱の人や鬱になりそうな人がいる…という方にも、ぜひ読んでもらいたい一冊です。

田中さん自身を含め17人の体験談(と精神科医の意見)は、プログラマーやゲーム開発者、教師やロック歌手など様々です。各話とも長編漫画に出来そうなドラマチックな人生を、要点を整理して次々に手際よく読ませてくれます。

鬱ではない人が読むと、絵の説得力で理解が深まることは間違いありません。風景すべてが色を無くし、真っ黒いドロドロした正体不明のナニモノかが襲ってくる様子は、
言葉で「つらい、苦しい。起きられない」と言われるよりも何倍も、どん底の精神状態を伝えてきます。

登場する人々は、それぞれに違う原因やきっかけで鬱になりますが、並べて見ることで共通点が浮き彫りにされます。

例えば、田中さんと同じように「向いていない仕事を心にフタをして無理にやりつづけた」結果、自分も他人も追い込んでしまった小説家の宮内悠介さん。

プログラマーとして働きながら深夜まで小説を書く日々を送っていましたが、みんなの職場環境をよくしたいと管理者を自ら買って出たのが鬱になるきっかけでした。
実は宮内さんの性格はマネージャーに全く向いていなかったのです。そこに外的な要因も加わってどんどん追い込まれ、とうとう原因不明の「体がまったく動かない!」という状態に。

宮内さんを追い込んだのは、プログラマーと小説書きの過重労働ではありません。自分にとって過剰なストレスのかかる仕事を無理に頑張り、結局うまくいかず自信を喪失するという悪循環でした。

田中さんは、自分の経験からも「自分をキライになることが一番いけない」と強調しています。

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2: 名無しさん 2017/03/03(金) 11:45:02.05 ID:CAP_USER

一方で、鬱を抜けるために必要なプロセスも、共通項として見えてきます。

「健全な自己愛を取り戻す」ということです。

登場する多くの人が、その人が抱える根元的な理由に向き合うことで、トンネルを抜けていました。それは、若くて仕事も実績も何もないという人にも当てはまると思います。

ただ、方法やきっかけは人それぞれ。

田中さんは誠実に、医者ではないから断言はできないとして、自分の方法が絶対とは言いません。これを読めば直ちに治るというものでもないのです。

自身は薬に頼らない身体コントロール法で快癒していくのですが、医者が処方する薬を信じてほしいという話も真剣に聞き、読者にもそれを諭します。

それぞれが自分に合う方法を見つけ、たった一人でも鬱を抜ける助けになりたいという思いで本書を書き上げた、田中さんらしい姿勢です。


3: 名無しさん 2017/03/03(金) 11:51:53.36 ID:2rCHlmgS

おもしろいし、批判しちゃいけない雰囲気もあるかもだけど、
ある登場人物の回は友人知人連中からフルボッコだったな


4: 名無しさん 2017/03/03(金) 11:55:20.99 ID:ijb2kn+1

眠れないとすべての機能が低下するからな

回復後は意識的にサボって心身を休ませることにした


5: 名無しさん 2017/03/03(金) 11:56:49.81 ID:I5Q9T5yG

うつは甘え

サバンナにほうり込め


6: 名無しさん 2017/03/03(金) 12:00:04.41 ID:rPooMKL8

>>5
無人の荒野にシャットアウトしてあげるのは最高の甘やかしじゃない?


9: 名無しさん 2017/03/03(金) 12:02:15.02 ID:L/u53GwJ

>>6
なるほど


7: 名無しさん 2017/03/03(金) 12:01:28.12 ID:LOOleEmM

ドクター秩父山の頃は、まさか将来ガチで病気に立ち向かう作品を描く作家になるとは思わかなった


12: 名無しさん 2017/03/03(金) 12:05:27.35 ID:LOOleEmM

うつは心のかぜ→そんなんで休むとか甘えだ出てきて仕事しろや
うつは心のがん→大変だすぐに入院しろいのち大事にな

後者が正しい、そうな


14: 名無しさん 2017/03/03(金) 12:18:28.17 ID:OCwQcNuZ

>>12
克服はしても完治はない、エネルギーがあるほど重くなる、みたいな所?
風邪のように誰でもかかる疾患だからためらわずに医療機関へという意味で言われ始めたんだろうな
状態的には後者が正しくても、患者だったとしたらその言葉の重さにますます病状悪化しそうだよ


24: 名無しさん 2017/03/03(金) 14:04:42.33 ID:Qkg59ZVC

>みんなの職場環境をよくしたいと管理者を自ら買って出たのが鬱になるきっかけでした。

職場があまりにも飲み会しないから新入社員の歓迎会の幹事とかしてたら職場から疎まれて休職しました。


29: 名無しさん 2017/03/03(金) 17:20:29.58 ID:uZubhPQK

店頭に積んでるのは見た
まだあの絵柄なんだな


20: 名無しさん 2017/03/03(金) 12:59:57.46 ID:S8fVSSXP

感想読んだら

復帰できた人達は仕事を続けられてるし
元々能力が高い人達だからそうでない人達はどうすればと書かれていた

でも健常者が鬱を理解するのには良い感じの本らしい


25: 名無しさん 2017/03/03(金) 14:08:57.91 ID:ParhCklC

うつ病というより、躁うつ病というか双極性っぽいような気がする
たぶん典型的なうつ病の人には向かない本
「君にしかできない仕事なんだ」で復職したら、
典型的うつ病ならかなりの確率で再発する


26: 名無しさん 2017/03/03(金) 14:23:37.74 ID:LOOleEmM

> 田中さん自身を含め17人の体験談(と精神科医の意見)

> 登場する人々は、それぞれに違う原因やきっかけで鬱になりますが

> 方法やきっかけは人それぞれ。田中さんは誠実に、医者ではないから断言はできないとして、
> 自分の方法が絶対とは言いません。これを読めば直ちに治るというものでもないのです。

> それぞれが自分に合う方法を見つけ、たった一人でも鬱を抜ける助けになりたいという思い


28: 名無しさん 2017/03/03(金) 16:42:53.96 ID:S8fVSSXP

確かにこの場合本読んで1人でも
抜け出せたら凄い事だよなぁ


うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち
田中 圭一
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