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安倍首相、発達障害児の支援拡充検討を要請

政府は4日、第3次安倍改造内閣発足後初めてとなる教育再生実行会議を開き、安倍首相は、発達障害児や不登校児らへの支援の拡充を検討するよう要請した。  

安倍首相はあいさつで、「不登校や発達障害など、子どもたち1人1人の状況にきめ細かく対応した教育についてさらに議論を深めることが必要だ」と述べ、発達障害児や不登校児らへの支援を拡充するよう訴えた。  

これに対し、会議に参加したメンバーからは、

「発達障害児はできるだけ早期に発見し、状況に応じた支援が必要で、早期発見のためには専任の指導者を置く必要がある」

という意見や、

「脳科学の専門家や、現場の先生の意見も反映させて議論を進めるべき」

といった意見がでた。  

会議は今後、こうした子どもへの学習支援のあり方や関係団体との連携の方法などについて検討し、来年春をめどに提言をまとめることになっている。

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【この記事への反応】


「脳科学の専門家を…」っていう辺りにそこはかとなく「トンチンカンな事はしないでくれよ」という老婆心が働いてしまう。

これ、親学を持ち出すんじゃないか?安倍は「日本の伝統的な家庭でのしつけで、発達障害は予防できる」と主張するクソカルト「親学」の議員連盟会長だからな。最大の警戒が必要。

早期発見・早期治療言説は、いつになったらなくなるのだろうか。すべての子どもの生きられる、生きやすい社会は遠い。
教職員を削減しようとする財務省の方針には、何とかストップをかけてほしい。

喜ぶべきニュース……のはずなんだが。何卒よろしくお願い申し上げます。

大人の発達障害支援とカサンドラ症候群支援も拡充してほしいですね( ^ω^ )

私はすごいことだと思う。 いままでこういう点に注目してくれた総理っていないと思った。

一人の国会議員や委員会ではなく、“総理が要請した”というところが非常に重要で大きな事です。安倍総理、ありがとうございます!

「脳科学の専門家」?

安倍さんはこの分野だと強い心配せざるを得ないが、とりあえずこれは良し。内容次第ではある。

一億総活躍なんて言っちゃう安倍政権が、インクルーシブな教育を理解して進められるのかきわめて不安。

「一億総活躍」「異才発掘プロジェクト“ROCKET"」という背景を踏まえると、素直に喜んでいいのかどうか。子どもだけというのもなぁ。

発達障害児の支援を拡充する前に、ひとり親世帯への現金給付など、子どもの貧困を緩和する政策が必要。児童手当、子ども手当、ひとり親給付、給付型奨学金など。安倍がやっていることって逆だよね?

でも大人は救われないと

一見、いいニュースなのだが、総理も入っていた(いる?)「親学」議連はどうなったのか。現職中「親の育て方」などを理由とするかのような会の在り方が問題となり、各方面多くの方からご批判があった。

財務省と真逆の方向に向かいそうな訳だが、さてどうなる?

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