20150723094928436

244: 名無しさん@発達中 投稿日:2015/08/25(火) 22:15:42.00 ID:Y+f1/LWO.ne
図書館いってもアスペは天才みたいな本ばかりですごいね

255: 名無しさん@発達中 投稿日:2015/08/26(水) 00:07:48.55 ID:0fOkDneX.ne
アスペは天才、みたいな言説について一番納得したのがこれ

http://togetter.com/li/850450

理解と支援を勝ち取るためにポジティブにデザインされた「表」の情報がまずあって、
そこで「あなたも理解と支援があれば幸せになれる」みたいなメッセージを介して発達障害診断を受けようとした患者が
診断を受けたあと個別性が高くて試行錯誤ベースの「裏」に馴染めず路頭に迷うみたいな


発達障害という世界の「表」と「裏」(togetter)
発達障害に関わる仕事をしていると、この障害について、プライベートな相談を受けることがあります。
自分の子どもが、あるいは親戚が、配偶者が、発達障害の症状にピッタリ当てはまる。ついては、どう対処したらよいか教えてほしい、という相談です。
自分と親しい関係にある人が発達障害ではないかと気付いた人からの相談に応えることには、このケース特有の難しさがあります。
というのは、こうした方が障害に気付いたきっかけが、テレビや雑誌、あるいはニュースサイトといったマスメディアの情報であることが多く、その手の情報には、発達障害の特徴について大まかな説明はあっても、日々の関わり方に生かせるほど具体的な情報は含まれていないことがほとんどだからです。
そこで発達障害の支援を生業としている私のような人間に、具体的な接し方について相談が来るわけです。
しかし、それに対し私たち専門家は

「ははあ、ADHDですか、ではこうしたら良いでしょう」

とか

「ふむふむ、それはASDのこだわりの症状ですね。ここに書いたとおりにやってごらんなさい」

といった風なわかりやすい「処方箋」を提示することができません。
当人固有の状況に応じた対応を見出すので、当人の状況を把握するためのヒアリングを抜きにして障害名だけ言われても、日々の対応に生かせるほどの具体案は導き出せないのです。
このため、わかりやすい回答を求める相談者と状況を把握したい専門家の間で、ディスコミュニケーションが起こりやすくなります。
専門家側としては、

「(相談者からみて)当人のどういう部分が発達障害なのか」

「当人はそのことをどう思っているか」

「相談者は当人にどうあってほしいとおもっているのか」

といったあたりをじっくり聞いていきたいですし、それを聞かないと上記の質問にも答えられないのです。
この行き違いが解消されないまま相談を進めると、
相談者の中には

「具体的な回答を求めて専門家に相談したのに逆に質問されてばかりで答えが得られない」

という不満が募りますし、専門家の側は知識のない相談者から性急な回答な求められイラつくことになり、有意義な相談になりません。
私はこうした行き違いを防ぐために、相談に先立ち相談者に

「発達障害の世界には『表』と『裏』がある」

という話をします。
「表」の世界というのは、

社会全体の理解と支援を勝ち取るためにわかりやすくポジティブにデザインされた世界
で、
「発達障害は周囲の適切な理解と支援によって当人は充実した人生を送ることができる」

というメッセージが基調にあります。
他方、「裏」の世界というのは

個別具体的な困難を解決するためにデザインされた世界
で、
「発達障害と一口に言っても個別性が極めて高く、それをどう理解し支援するかについては、一人一人異なる形を、その都度考え実践していく中で確立していくしかない」

というメッセージが基調です。

私は相談者にこの「表」と「裏」二種類の理解を伝えた上で、次のように持ちかけます。

「今あなたは発達障害の『表』の世界を通じて私と繋がりましたが、ここからは『裏』の世界に踏み込む段階です。→
『裏』の世界では、問題解決に向けたわかりやすい処方箋はありません。
自分の頭で考えて実践しながら、独自のやり方を見出す段階です。
私はあなたがた『裏』の世界を歩むお手伝いができます。

手始めに、相手の方について詳しく聞かせていただけますか」
相談の始めにこうした話をいれることで、行き違いが起きることなく、有意義な相談をすることができます。
社会全般、不特定多数を対象とした一般論を宰領する「表」の世界と、
それぞれ異なる個別具体的なケースを宰領する「裏」の世界。

この二つの世界にはそれぞれの役割があって、どちらも必要なものです。

しかし、発達障害者支援を生業としている人であってすら、そのことを理解できておらず、片方の世界を良しとして、もう片方の世界を低く見て、自ら視野を狭めている人が少なくありません。
たとえば、「表」の住人が発するわかりやすくてポジティブなメッセージは万人の理解と賛同を得やすい一方、個々の問題を解決するだけの具体性に欠けている場合が多く、そこが個別具体的な問題解決を旨とする「裏」の住人からすると「大衆に媚びへつらうばかりで実効性がない」と見えてしまいがちです。
他方、「裏」の世界の住人については、一人ひとりのケースについて自身の役割を実感できていても、個別具体性の高さゆえ自分たちの仕事を一般化して広く世に訴えることができないため、「表」の世界の住人から「科学的でない」「方法として確立できていない」といった批判を受けがちです。
本当は同じ発達障害という分野で、一般論と個別具体論という異なる領域を扱っているだけなのに、さも片一方が正しくて片一方が間違っているかのような言説がしばしば聞かれるのは残念なことです。
『アナログゲーム療育のススメ』

http://www.logsoku.com/r/2ch.sc/utu/1439853191/

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