ディスレクシアの人の文字の見え方


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これは、村上春樹の小説の中の一節です。
例えば、こういう文章を見たとき、僕には、文字が一気にワーッて、目に入ってくる感じで、けっこう刺激が強いんです。
もちろん、見えてるものは同じなんですけど、僕には実際にこう見えて、こんな感じに近いようなものがあります。
それから、こんなふうに文字が空間の中をいろんなところに飛んでいってしまうんですね。


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空間認知が自在というのでしょうか。

基本的には目に困難のない方と同じような見え方をしていると思うのですが、ただ感じ方という点で違いがあると考えています。


・水色のフィルターをかけるとよく読める?


こうすると文字がある程度落ち着いて見えるようになります。
この方法は僕にとてもしっくりきて、読むスピードがなんと3倍になりました。

感覚的にしか言えないんですが、フィルターがないと文章がとても痛く感じますでもフィルターをかけるとそれが柔らかくなって、文字が容易に入ってくるようになります。

僕にはたまたま水色がしっくりきたのですけど、これは個人差があるので、いろいろ試してみるといいと思います。それから、インターネットとか文章を読むとき、そのままでは読みにくいので、読みたい部分を選択してハイライトにすると読みやすくなります。この方法は、けっこう役に立っています。


引用元:『内側からみた自閉症』「ディスレクシアでもこわくない」






【管理人日誌】




『空間認知が自在』というのはなかなか興味深いね。
たしか自閉症の作家の東田直樹氏も時間や空間の捉え方について
『僕には線ではなく,面の中に散らばった点に見える』といった趣旨の発言をしていたような…。


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参考:『自閉症の作家,東田直樹氏のドキュメンタリー』



健常者が時間や空間を『直線』として認識しいてるとするなら、このタイプの人間は世界を『平面』として認識しているので、かんがえかたの奥行きがなかったり、時間や空間を「今・ここ」の刹那的な現象としてしか把握できなかったりして、そういったところからいろいろとズレてきてしまうのかもしれないなぁっておもいました。


ディスレクシアでも、大丈夫!―読み書きの困難とステキな可能性