※以下は『アスペルガーライフBLOG』様より引用。
『自閉症者の聞こえ方疑似体験動画を作ってみた』(アスペルガーライフBLOG)音を拾えるのに聞こえにくいという自閉症者の聞こえ方を定型さんにも疑似体験していただけたらというのは前々から思ってはいたのだが、やっと方法が思いついたというわけ。ショッピングモールによくあるフードコートで人の声を聞くという想定で作製。約20秒ずつの3パートに分かれている。
『自閉症スペクトラム(ASD)児者の聞こえ方を疑似体験してみる』
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もちろん自閉症児者が聞く時と定型発達者が聞く時では感じが異なるわけで、そこを補正して作ってあるのだが、それぞれ場合で想定される感じは次の通り。
自閉症スペクトラム児者の聞こえ方
- 音声A=普段のフードコートでの聞こえ方 (それなりに聞き取りがしんどい)
- 音声B=人の声が多少聞きやすい(かな?)
- 音声C=最悪の体調でヘロヘロの時の聞こえ方or反響音や空調音の大きい席での聞こ え方(狸穴猫は脱出したくなる)。
定型発達者の聞こえ方
- 音声A= 普段のフードコートでの聞こえ方(それなりに人の声も聞こえる)
- 音声B=印象はあまり変わらない
- 音声C=人の声の聞き取りがそれなりにしんどくなる
自閉症児者であっても人によってかなり聞き取れ方は異なるし、体調によっても差違がでてくるものなので、とりあえず「違い」がかなり出るものだという例ということで。デジタル耳せん使うとリアルのフードコートは?デジタル耳せんをお伴につれてこないだ行ってきましたが、かなり楽ですね。そこそこ耐えられる範囲になります。※詳細は→『アスペルガーライフBLOG』
【ネットの反応】
とても興味深い。そして自分は生音声のAのほうが、聴覚過敏者の聞こえかたに似せたというCよりも聞き取りにくかった。ナゼだ。
— Enrico (@er15i) 2014, 9月 20
スゴイ!私の耳には定型に近い感覚で聞こえてる気がする。それは騒音に打ち勝つ耳鳴りが鳴ってるからなんだけど。でも小脳変性症で言語障害と発声に抑制できない私の弟の言葉が私には英語の犬みたいに聞こえ(バウワウ、バウワウ)ているけど、彼には私の言葉がどう聞こえているのか解らなかった(彼は知能にも障害がある)。
デジタル耳栓あり・なしで何度か聴き比べてみました。
こういう雑多な音声環境ではあらゆる音が同じような分量で一斉に入ってきて不快感が急激に押し寄せてくるように思います。
実況中継すると「あーうるさい、あれもこれもそれも聞こえる、どれ聞けばいいかわからん、わたしゃ聖徳太子じゃないんだよ、やばい、ヤバイ、空き容量がなくなる、ギョエー限界!!(思考停止し逃走)」という感じ。 デジタル耳栓があることで一つ一つの音の分量が控えめになり、「押し寄せ感」が格段に減りますね。さすがにBみたいに整理整頓された音になるわけではなく、まだまだ雑然とはしてますが、必要な音がどれか選ぶ余裕は確実に生まれます。
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コメント一覧 (3)
できるなら買うんだけどなあ